ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

安否確認?

2024-02-07 07:55:51 | 自助会

 AA(アル症の自助グループ)のミーティングに通っている人たちは皆、
肝硬変やら糖尿病やら、・・・身体に何か持病を抱えています。
長年に渡る大酒飲みで身体を痛めつけてきたわけですから当然と言えば
当然です。

 そんなわけですから、持病を悪化させ体調を崩したとかでミーティングを
しばらく休む人も出てきます。
後で聞いてみると、手術を受けて入院していたなどと話してくれたりします。

 さて、私より5歳年上のY さん、AA歴28年の大ヴェテランです。
少なくとも月に1度はミーティングに顔を出す人なのに、昨年の11月末以来
ぱったりと姿を見せなくなりました。

 多くのAA仲間同様、Y さんは独り暮らしです。
3年前に大腸がんが見つかって内視鏡手術を受けており、それだけに何か異変
が起きたのではと心配になりました。

 本名を名乗らないのが原則のAA。が、AA歴の長い仲間同士は結構、連絡先
を交換しているようです。

 だからこそ、こんなときに頼りになるのがAA歴の長い仲間たちです。
試しに傍にいたヴェテランのK さんに聞いてみると、やはりY さんの携帯電
話番号を知っていました。

 早速、Y さんに電話をかけてもらいましたが、そのときは残念ながら応答ナシでした。

 その日の夜、PCでメールをチェックしてみたら、Y さんからこんな連絡が入っ
ていました。

「K さんからお聞きしました。
 安否確認? 大丈夫 まだ生きています。
 十二月に入院して ちょっと大きな手術をしました。・・・」

私がしていた心配は大当たり! やはりY さん、一大事になっていたのです。

 高齢の仲間がミーティングに姿を見せなくなったら、必ずや何か異変があったということ。即、安否確認をすべく、心しておこうと思いました。

 

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私って、今なお現役のアル中か?(下)

2023-12-13 08:01:27 | 自助会

 急遽依頼された、AAのミーティングの司会でしたが、
さて実際、その司会に取り掛かってみたらトンデモナイ事件が二つ、立て続けに
起きました。

 第一幕は先ず、テーマを白板に書いてみてビックリ、字がヨレヨレに与太って
踊っていました。明らかに手が振えていたのです。

 このことで余程ショックを受けたのか、次は何と “嫉妬” という言葉が
すっかり頭から消えていました。“ネタム”という言葉はすんなり出て来るのに、
肝腎要の言葉 “嫉妬” を度忘れしてどうしても思い出せません。これが第二幕。

 これには内心大いに狼狽えましたが、何とか土壇場で思い出せたので事なきを
得ました。が、・・・。

 もちろん、酒を飲んでいたわけではないですし、司会も既に100回近くこなして
きたので、緊張して手が振えるなんて今さらないハズなのですが・・・
一体、どうしたわけでしょう?

 よーく考えてみた結果、どうやらその原因は、冒頭に述べた通りコロナ禍で続い
た “三蜜回避” による無口な時間が根っこにあったようです。

 “三蜜” を避けるため、人前で話す機会が長い間なかったことから
話し方のコツをほぼ忘れてしまっているのではという不安があり、
その上心の準備が整わないうちに司会を引き受けたことも加勢して、
緊張がいや増した結果、手が振えた。これが第一幕の内情。

 ヨレヨレに踊った字を人に見られたのがショックで、肝心な言葉 “嫉妬” を
度忘れした。これが第二幕の内情です。

ざっと、こんな二段重ねの要因が件の事件を起こしたのではないかと考えて
います。

 このミーティングで経験した手の振えは、いい警告となりました。
これをいい経験にして、人前で話す機会を今以上に多くしようと心に固く決めた
次第。
以上、シッカリ、ガンバッテミマス。

 

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私って、今なお現役のアル中か?(上)

2023-12-06 09:36:26 | 自助会

 3年続いたコロナ禍が残した負の遺産って何?

 私にとっては、“三蜜回避” のせいでもたらされた無口な時間でしょうか。
具体的には、人とのおしゃべりの機会や人前で話す機会がほぼなくなったことで、
コロナ禍前週2回通っていたAAのミーティングへの参加を中止したのも同じ
“三蜜回避” が理由でした。(AA:アルコール依存症者の自助グループ)

 そんなわけで、しばらく離れざるを得なかったAAのミーティングですが、
今年五月から週1回の頻度で再び出席するようになり、司会もちょくちょく
引き受けるようになりました。

 先週も急遽、司会を依頼されて引き受けることになったのですが、
そのときコロナ禍の負の遺産を強く実感させられた出来事がありました。

 司会者の役目というのは先ず、分かち合いのテーマを設定することから始め、
次にテーマに沿った経験談を自ら例示することが主な役目で、
その後は、発言者を順次指名していくだけでお役目御免となります。

 突然の依頼ではありましたが私は、テーマを「なぜ酒に頼ったのか? 」とし、
例示すべき体験談をワンマン社長が君臨していた会社勤め時代の話と決めました。

 当時勤めていた会社は、社員が皆、唯々社長の思し召しを気にしてばかりいて、
もしもご機嫌を損ないでもしたら左遷・脱落を覚悟するというのが鉄則の、
今なら、ブラック企業のレッテルを貼られてもおかしくない会社でした。

 そんないじましい環境にあっても、たった3歳年上ながら運よく実績を積んで
トントン拍子に出世していった先輩社員もいました。

 他方、当時の私はといえば、上昇志向が強いくせになかなか実績を上げられず、
唯々焦って悶々とした毎日を送っていましたし、それだけに出世の速かった先輩
社員を見て “嫉妬” に駆られ、鬱屈した気持ちを深酒で紛らわせてもいました。
その先は推して知るべし、です。

 司会者として例示するつもりだったのはそんな話でした。
                    
(長くなりますので続きは次回)

 

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子連れで参加できるAA ミーティング

2023-05-10 07:47:33 | 自助会

 先週は、西宮北口のAA ミーティングが休会だったので急遽、初めての会場・夙川東のミーティングに出ることにしました。

 ミーティング会場は公民館の2階突き当たりの会議室、左隣に調理実習室がありました。

 まったく初めての会場で、往路歩きの時間配分を多めにみたものですから、随分早めに着いてしまいました。

 やむなく会場の会議室前で1時間ほど待っていたのですが、14時少し前になって突然、子どもの甲高い声がしました。見ると、やって来たのは子連れの女性でした。

 声の主は年の頃5歳ぐらいの女の子。最初、隣の調理実習室の方に用がある親子だろうと思っていました。

 が、閉まっていたミーティング会場の扉を、その女の子が開けようとしたのでAA参加者だとわかった次第。私自身、子連れの参加者を見たのは初めてです。

 その女の子、世話役が現われ会場を開けると、いかにも場馴れしているかのように即室内へ。お菓子を貰ったり、坐席を決めたりとハチャハチャ動き回っていました。

 ところが、それも開会前の一時だけ。参加者が順次坐席を占め、司会者が開会の言葉を発すると、その後は塗り絵などをしてお利口さんにしていました。

 いざミーティングが始まったらそれも当然、発言者の声以外はしんと静まり返るので、幼い身ながら身の処し方を十分にわきまえているようでした。

 つい先週、西宮北口で断酒13年のバースディのお祝いがあったのですが、祝福を受けた女性も最初の頃は5歳の娘を連れてミーティングに参加していたと語っていました。

 そんな話を聞いたばかりだったので、子連れ参加には多少の違和感はあったものの、結構すんなり受け入れることができました。

 この日の参加者は16名。内女性は7名で、まったくのAA 初参加の男性もいました。

 子連れの女性を含め多数の女性参加者を見たAA 初参加の方は、AAが誰でも気楽に参加できる会と理解したのではないでしょうか。

 なお、AAは会員の寄付金で賄われていますが、その寄付金も無理強いされることはありません。ちなみに、この日のテーマは “無理をしない行動” でした。

 

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久々のAAミーティング

2023-04-26 07:53:18 | 自助会

 前回予告した通り、AA(アルコール依存症者自助グループ)のミーティングに行ってきました。会場は、西宮北口にある市民交流センターの2階会議室です。

 扉の開いていた会場から、聞き覚えのある楽しげな話し声が聞こえてきました。

 中を覗くと、そこにはマスク越しながら、懐かしくも多少老けた面々の顔々が・・・。

 ほぼ3年のブランクがあって、ニックネームも忘れかけていましたが、
Paさん、Keさん、Haさん、Miさん、Yuさんといった面々の名前を
即思い出すことが出来ました。

 それら旧知の仲間が口々に、
「ちゃんと脚、付いてるか?」
「おぉ、脚、動いてるやん!」
「ヒゲジイさんは歳だからてっきり、コロナで逝ったのかと思うてた」
等々、憎まれ口をききながら私を笑顔で迎えてくれました。

 さて、その日のテーマ “受け入れる” で、ミーティングが始まりました。

 いつものように、導入話が司会者の語りで始まったのですが残念ながら、ご無沙汰続きで慣れてない私の頭の中を素通りするばかり、ちっとも内容を覚えていません。

 それでも発言を求められた私は、“受け入れる” の反意語 “否認” の経験について話しました。まとまりのない話になったのですが、久々の発言機会だったので気持ちがスッキリしました。

 やはり、AAのルール “言いっぱなし 聞きっぱなし” は、心が落ち着けて素晴しい。まだぎごちないながらも、とても気持ちの和んだ一時を過ごせました。

 これで、懸案の “キョウイクとキョウヨウ” 先が一つ確定しました。メデタシ、メデタシ?

 

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この不調ってメンタル面での季節性変化?

2023-04-19 07:17:54 | 自助会

 これもメンタル面での季節性変化でしょうか?
年に何回かブログの原稿書きが不調になることがあります。

 大抵は三月、七月、十一~十二月の3回なのですが、
今年は三月に始まった不調が長引いています。

 先ず、書く気がなかなか起きてこないのです。何かを書こうとしても
今一 “面倒くさい” が先に立ってしまいます。
ですから、気の利いた文章を書くなどトンデモナイといった状態です。

 どうやらアンテナの感度が鈍くなっているらしく、
心に響いてこないとか、
たとえ心に響いてきたことでも
適切な言葉が浮かばず表現できないとか、

以前ならモチーフなりそうなことでも
みすみす見逃しているようなのです。

 体調の方は相変わらず良好で、
歯科も含め病院通いはめっきり減りました。
食欲と睡眠にも問題ありません。
これなら “老人性うつ” なんて否定的でしょう。

 考えるに、やはり “キョウイクとキョウヨウ” 先の不足が原因では?

 外出といっても精々、小一時間の散歩ぐらい。
これでは引き籠もりとほぼ同じです。
しかも、散歩コースがルーティン化してしまって
ちっとも刺激になってくれません。

 そこで、思い立ったのはAAのミーティング。
新型コロナの第8波もほぼ収束状態になって、
ミーティング会場を開き続けてくれているグループもあるので、
ミーティング通いを再開するにはもってこいの状況です。

 かれこれ3年ぶりのAAのミーティング。
さてさて、どんな再会が待っているのでしょうか、ワクワクします。

 

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AA での与太話が懐かしい ―年寄りたちの年齢談義―

2021-06-15 15:44:24 | 自助会

 ネタが尽きたので、今回はこんな話でお茶を濁します。

 新型コロナのせいで休会続きの自助グループAAのミーティング。以下は、かつてミーティング前によくあった雑談の一コマです。

「オギさん、肝硬変の上に糖尿病の持病がある割には
 若く見えるんだけど、いくつになった?」

「オレ、こう見えて67歳。
 髪が黒くてたっぷりあるからね、それが秘かな自慢(笑」
「え、オギさん67(歳)?! オレより年上なの?」

「そう言うケンさんはいくつ?」
「オレは64(歳)。高齢者の仲間入りにはまだまだ・・・」
「ウッソだろう、オギさんより老けて見えるし?!
 そうか、リュウマチに糖尿病も持っているからかなぁ?」

「じゃ、ヒゲさんは? 髪はスダレだし、オマケに白い髭。
 ・・・どう見ても後期高齢者。80(歳)近くだろう?」
「そうそう、この白い髭のせいでどうしても
 80(歳)そこそこに見られてしまうんだよね。
 これでもまだ69(歳)。糖尿病はあるけど軽いし、
 他に悪いところなんて別にないのにねぇ。」

「ええっ、69(歳)?
 人の歳と頭の中ってわからないもんだねぇ!」

 以上の面子を見る人が見れば、三人が三人とも皆70代と見えたことでしょう。今となっては懐かしい場面です。

 登場人物は皆、人生で最も生産的であるべき時期を酒に明け暮れたのが仇となり、その報いで人生を棒に振ったという過去の持ち主ばかりです。

 ミーティング中は、深刻な体験談の場となるAAですが、ミーティング前には、たわいもない話でこんなのんびりしたひとときも過ごせます。どうぞ、ご参考にしてください。

 

 

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生活習慣の中でも一番の曲者、食習慣

2020-10-16 05:57:20 | 自助会
 生活習慣、中でも食の習慣はなかなか変えられないもののようです。生活習慣病は食習慣が原因と言いますが、さもありなんと思います。

 先日、7ヵ月ぶりに神戸・三宮のAAミーティングに復帰しました。久々に再会した仲間たち、一見元気そうではありましたが、よくよく見ると随分変わっていました。

 長い外出自粛のせいで運動不足が祟ったのでしょうか、男性陣は、顔が一気に老け込んで見えました。顔全体が萎んで細かいシワばっかり目立ち、もちろん肌に艶などありません。

 皆が皆60歳以上なので、加齢が顔に現われるのは仕方ないのかもしれません。

 一方の女性陣、こちらは元々人数が少ないのですが、見るからに体型が丸々としていました。中でも H 子さん、体重が67 kgとか。一時70 kg超だったそうで、これでも5 kgほど減量できた結果だそうです。

 私の体重は 64 kg 、身長は173 cm ですから標準体重です。H 子さんは、160 cmもない身長ですから明らかに体重オーバーです。 

「夜、お腹が空いたままでは眠れなくて・・・。長い間、ミーティングに来られなかったし、ジャンカラにも行けなかったからストレスが溜りに溜まって・・・」と、H 子さん。

 同じ体型をしたチェアのY 氏が、「そうだそうだ、そりゃ辛いよね!」と、嬉しそうに相槌を打っていました。

 私にも、彼らの気持ちは痛いほどよくわかりました。

 恐らく体重増加は、大酒飲みだった頃の食習慣が戻ったからではないかと思ったからです。夜食はその一部に過ぎません。多分昼間も、口寂しさから間食していたのでしょう。

 ご存じのように、酒飲みの夕食はダラダラ続きます。それが完全に生活リズムの一部になってしまうから厄介なのです。

 この悪しき習慣は、たとえ酒を飲まなくなっても、強いストレスがかかるなどのきっかけさえあれば、たちどころに戻ってしまう曲者です。SLIP(再飲酒)しなかっただけでもまだマシで、よくぞ堪えてくれたと褒めてやりたいぐらいです。

 私が精々お勧めできることは、朝から昼間にかけての活動期にお腹いっぱい食べることです。

 特に、朝食と昼食を目一杯しっかり摂り、昼食と夕食の中間に300 Cal未満の間食なら憚らずに摂って、夕食を一汁一菜ぐらいの軽めに済ますことをお勧めします。

 そして、夜8時前に夕食を終えて10時ぐらいに寝る生活習慣がつけば、空腹で夜眠れないことも太ることもありません。

 ヒトの身体は不思議なもので、どんな環境にもよく順応してくれるからです。



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“キョウイクとキョウヨウ“ が危機に

2020-09-01 06:37:55 | 自助会
 今日、用があって行くところがあるという意味の “キョウイクとキョウヨウ“。私の “キョウイクとキョウヨウ“ 先も、いよいよ行く当てがなくなりそうです。

 いつかは再開できるとタカをくくっていたAA夙川のミーティング。コロナ禍で休止が長引いて、どうやら昼の部の閉鎖が視野に入ってしまいました。

 夙川で長年チェア(世話役)を勤めてきた Y 氏ですが、この12月を限りに辞めると宣言したのです。76歳という高齢もあって、今が潮時と決めたようです。後任は見つかっていません。

 チェアはグループ運営上、文字通り縁の下の力持ち。献金の上納差配やAAの資料全般の仕入れなど雑務の方が主な仕事です。世話好きな上、雑務を一手に引き受ける覚悟がなければ勤まりません。

 私は世話好きでもないし、そんな覚悟もありません。司会程度のことなら引き受けていますが、チェアの打診にはキッパリお断りしています。

 このことも影響したのでしょうか、昼の部のメンバーに適任者がいないと判断したY 氏は、閉鎖もやむを得ないと覚悟を決めたようです。
「グループの閉鎖なんて、どこでもこんなものだ」と、Y 氏はサバサバしていました。

 AA夙川の昼の部は9月も休止継続ですが、夜の部は試験的に今日から再開します。夜は外出しないことにしているため、私は参加しません。

 三宮を初め、近くにある他のミーティング会場の方も休止続き、まだまだ再開のメドが立ってないようです。

 “キョウイクとキョウヨウ“ はボケ防止のための方程式です。これに加えて “軽めの依存先を複数持つこと” が依存症からの回復の方程式になります。

 今やどこのAAミーティングにも行けなくなって八方塞がり、脆くもこれらの方程式も手詰まりになってしまいました。はてさて、どうしたものでしょう?



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続、スリップの話

2020-08-14 06:13:30 | 自助会
 前々々回から続く話です。
 チェアのY 氏も加わっての “三人ミーティング”。ひょんなことからスリップ(SLIP:再飲酒)が話題となりました。そのときわかったのは、3人揃ってスリップ経験ナシということでした。
 はて、引退世代の3人が3人とも、どんなふうにしてスリップせずに今まで来れたのでしょうか?

 断酒歴4年のM 氏は、アルコール専門病院に入院して初めて、アルコール依存症(アル症)とは何かを学んだそうです。以来、依存中枢?(報酬系回路では?)を刺激する炭酸飲料には一切手を出さなくなったそうなのです。

 一方 、断酒歴19年のY 氏の方は簡単、ただひたすら “今日一日、飲まない生活” を念じていただけと言っていました。

 このY 氏の話に私はすかさず、こうツッコミを入れてみました。

「Yさん、以前、アルコールが脳から抜け切った感覚を経験したと
 話していましたよね? AAのミーティングの帰り道、
 どこかの河原で、電車が灯りを点して通り過ぎるのを
 ボーッと見ていて、フッと正気に戻った気がしたとか?
 そんな経験をしたお陰で、スリップしないで済んだのでは?」

「そうだったかなぁ? 確か、断酒して3年ぐらいのとき、
 そんな経験をしたけど・・・」とY 氏。

「私も断酒して10ヵ月のとき、同じような感覚を経験したので、
 とても印象深かったんですよ。
 正直、私も正気に戻ったと思いました。
 酒への囚われ、つまり断酒しなければという強迫観念や、
 飲酒欲求が全く消えてしまったんです。」

「早くも回復したと思った、違う?」

「ズバリそうなんです。ところが、皮肉なことにその直ぐ後で、
 ドライドランク特有の自信過剰にもなったんですが(笑い)」 

「そうなんだよね。自分はアル症じゃないのでは(?)と
 自信過剰になったりもするわなぁ、それが一番アブナイ!
 勘違いは、いくら断酒歴が長くてもいつまでも続く。
 だからミーティングなんだよねぇ。」

 さすがに断酒歴19年の大ヴェテラン Y 氏。彼なりに、微妙なところを正直に語った言葉でした。

 かく言う私はというと、次の3つが、その後の回復の鍵を握っていたのではと考えています。

 ○ 週2回、ブログへ投稿を続けたこと
 ○ 週2回、AAのミーティングにほぼ欠かさず参加したこと
 ○ ほぼ毎日、道のゴミ拾いをやったこと

 さらに加え、これら3つの実践を通して同時に続けてきたのが “言語化”。これら3つと “言語化” が、苦手な “空白の時間” をうまく逸らしてくれたのだろうと思えてなりません。

 もちろん、毎日の早寝早起きなど健全な生活リズムがそのベースにあって、これら全部のお陰で6年9ヵ月の間スリップせずに過ごせたのだろう、そう私は考えています。


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