ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

ウォーキング、たった4日間ほどサボったら・・・

2024-04-10 07:48:02 | 老化現象

 花粉症なのか鼻かぜなのか、このところ体調がイマイチだったので、
それを言い訳に先週は4日間ほどウォーキング(“歩き”)を一切せずにいたら、
そのマイナス効果が覿面に現れました。

 先週の木曜日、久しぶりの歯医者の帰り道、桜のトンネルで名所になっている
“さくら通り” の並木道に寄ってみました。が、残念ながら花はまだ1~3分咲き。
丁度見頃を迎えるのは2、3日後のようでした。少しガッカリしました。

 そんな道草をした後、帰宅して改めて歩数を計算してみたのですが、
久々に8000歩強。普段なら大した歩数でもないのに、その翌日は筋肉痛なのか
変に身体が硬くなっていました。

 同じような変化は、日課にしている腕立て伏せでもありました。
朝の筋トレの一環として、30回の腕立て伏せを日課としていますが、
何と30回ぎりぎりで根を上げてしまいました。
いつもなら3~5回余分にできて当たり前だったのに、・・・です。

 たった4日ほど日課をサボっただけなのに、このありさま。
ほとほと情けなくなりました。これも “老化” なのでしょう。

 “継続は力なり!” 

 日課としていた “歩き” を、少しの間中断しただけでこのザマです。
上の言葉の意味するところ、改めて痛感しています。

 

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“地震・雷・火事・親父” 怖いもの四役そろい踏み

2024-01-24 10:01:29 | 老化現象

 能登半島地震、羽田での日航機と海保機の衝突事故、小倉北区での飲食店街の
大火災。今年の正月三が日は、まるで地震・雷・火事の三役のそろった災害・
事故のオンパレードでショックを受けました。

 これだけでは終わりそうにない、まだ何かあるぞと誰しも暗澹たる気持ちで
おられたことでしょうが、やはり松の内に、私個人にもショッキングな出来事
がありました。

 なに、遊びに来た孫と話していて、しょっちゅう言葉を度忘れしておしゃべりが
途切れただけの話ですが、・・・。その出来事とは? 

 話題がなぜ、そんなふうになったのかは脇に置いといて、
度忘れした言葉という
のは例えば、

 ● “谷村新司” という名前が出てこなくて、
   『昴』の作詩・作曲者で『アリス』のリーダーは(?)とか、
 ● 安全保障理事会の “常任理事国” という言葉が出てこなくて、
   国連が戦争和平の仲介に無力なのは拒否権を持つ(?)を置いるからとか
 ● あと、“織田信長” や “ヨ〇バシカ〇ラ” が出てこないことも。

 おしゃべりというのは、話題がアッチに飛んだりコッチに戻ったりするから
おもしろいのに、肝心要の言葉がちょくちょく途切れたりしたら話が盛り上が
るはずがありません。

 私にとっては、笑うに笑えぬ実にショッキングな出来事で、楽しいおしゃべりは
もう金輪際できなくなったのでは(?)と実感させられました。

「な~んだ、怖いものの代名詞、“地震・雷・火事・親父” の4番目オヤジが追
 加されて四役そろっただけの話じゃないか?
 これでどうやら、もう怖いものナシ?!」

と、独り納得してショックを紛らわせようとしていた今年の松の内でした。

 

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介護予防のレッスンに遅れてきたおばさん

2024-01-10 06:44:57 | 老化現象

 今受けている介護予防のグループレッスン、受講には予約を入れることが必須。
予約の受付は前日からで、1回の定員は20名までです。

 会場に着いたら先ず名前の確認があり、レッスン用マットも予約した人数分
敷いてあります。

 レッスン自体は、上半身のストレッチから始めます。先ずは手首、それから首、
肩、肩甲骨の順に進み、その後下半身です。

 ある日のこと。一人のおばさんが遅れてやってきました。
まだ手首のストレッチの最中だったので、レッスンが始まって5分も経っていない
頃だったと思います。

 そのおばさん、13:30のレッスンを予約していたと言い張っているようですが、
インストラクターが確認してみたところ14:30からの予約らしい。
これじゃ、ゴタゴタはしばらく続きそうだと思いました。

 ところが、さすがに年寄りの扱いに慣れた介護予防スタッフです。
思い込みの強い年寄り相手に意地の張り合いをしても埒が開かないと判断した
のでしょう。定員にはまだ余裕があったのも幸いし、すぐにレッスン用マットを
追加して、レッスンに参加できるようにしていました。

 “年寄りは思い込みが強くなるもの”

 彼らスタッフは皆、そんな年寄りの取り扱いをよく弁えており、
だからこそあんなにも素早い対応ができたのでしょう。

 さて、おばさんはその後、さも何事もなかったかのように何食わぬ顔で
レッスンに励んでいました。

 この話を相方にしたら、思い込みの強いボケた年寄りはよくいるとのこと。
思い込みの強さでは人に引けを取らない私ですが、ボケの方はさてどうでしょうか?

 

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行動してみなければ何も始まらない?

2023-11-29 09:16:05 | 老化現象

 散歩に出かけようと玄関に向かって何歩か歩いたら、ふっと忘れ物に気づいた。
こんなことってありませんか?

 あるときはボールペンだったり、あるときはメモ用紙だったりする忘れ物。
ケイタイや万歩計を持っていない私には、どちらも歩測を記録するのに欠かせない必需品なのですが、歳を取ったらこのザマです。

 いくつか言葉を書き出してみて初めて、自分が何を書こうとしていたのか
ハッキリする。これもブログ原稿を書いていてよく経験することです。

 ところで、ウチの相方は73歳の今でも現役のサラリー(ウー)マン。
朝の出勤時はよく忘れ物があるらしく一旦、玄関ドアを開けて外に出てみたものの、すぐに戻ったり出たりのバタンバタンをよく繰り返しています。

 以上は、いずれも行動してみて初めて、記憶が鮮やかに蘇ったという話ですが、
手動で少し動かさないとエンジンが掛からない、大昔の発動機を彷彿させます。

 “行動してみなければ何も始まらない”

 この言葉には字面通りの意味ばかりでなく、脳を刺激して想起力を高める意味合いも含めてのことかもしれません。

 しかし、こんなケースもありますからご用心!
お店に買物に行って、レジで清算しようとして初めてサイフを忘れたことに気づき、仕方なく家に戻って出直すというケースです。

 ですから、行動しさえすれば忘れ物を防げるというわけでは必ずしもありません。以上、老婆心ながら念のため!

 

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“キョウイクとキョウヨウ” 先を増やす

2023-11-08 07:56:03 | 老化現象

 歳を取ってつくづく感じることは、毎日が単に同じことの繰り返しという感覚。
気持ちが内に籠もりがちで、ついついよからぬことを考えてしまいます。

 しかもこのところ、病院通いも月に1~2回と少なくて済むようになり、
週1~2回の通院が当たり前だった頃に比べ自由な時間が格段に増えました。
と言うか、何もすることのない苦手な “空白の時間” に陥りそうなので
どうしたものかと戸惑う毎日です。

 要は、“キョウイクとキョウヨウ” 先(今日、用があって行くところがあること)
事欠いているわけです。

 加えて厄介なことに、食道がんがリンパ節に転移しているかもしないと知って
からは益々、気持ちが内に籠もろうとする傾向が強くなったようなのです。

 これではいけない、同じことを繰り返す日々から少しでも脱しようと、
“キョウイクとキョウヨウ” 先を一ヵ所増やすことに決めました。

 市が介護予防のため、高齢者向けに無料でやっているグル-プレッスンという
のがそれで実のところ、先に受講していた相方の強い勧めがあってのことでした。

 すでに4回受講してみたレッスン、中身は正味45分のストレッチが主体で、
身体の硬い私には打って付けだと思われました。
今後は、週2回の頻度で受講を続けることになりそうです。

 実際に始める前は「この歳で今更、グル-プレッスンに取り組むなんて・・・」と、
あまり乗り気じゃなかったのですが、“老人うつ” になるよりよっぽどマシと
考えを変えました。

 これで、週1回のAAミーティングと合わせ、“キョウイクとキョウヨウ” 先
に週3回は確実に行けることになりました。

 “できるだけ無為に過ごすことは避け、今できることをこなしてゆこう”

この精神で、残り僅かな余生を精一杯生きてみようと考えています。

 

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身体はウソをつかない

2023-09-20 09:13:46 | 老化現象

 日々、私が課している朝のルーティンには、
15分間の筋トレと、最短でも20分間以上の散歩があります。
散歩に課す歩数は、最低でも2000歩以上としていますし、
割り当てている時間は、朝食後から朝の連ドラの始まるまでの間と決めています。

 締めの時刻が決まっているので開始時刻が遅れれば、
スライドしてそれだけ散歩への割り当て時間が短くなるのは必定。
散歩用の時間が20分間に足りないようだったら中止にします。
それらの大前提として、起床は午前5時頃という条件でやっています。

 さて、大暑に入って直ぐの七月下旬から以降、
就寝中もクーラーを点けたまま過ごすようにしました。

 以来、起床時刻が少しずつ遅くなり始め、
遂には、散歩へ割り当てていた時間にもそのしわ寄せが行くようになりました。
なぜ、起床時刻がかくも遅くなったのか、私にはわかりません。

 お盆休みまでは、どうにか午前6時前後の起床を守れていたのですが、
お盆休みが明けた途端、その箍も外れて午前7時前後にまで遅くなり、
どう時間をやりくりしてみても、散歩は週1回のゴミ拾いを兼ねるときだけ
になりました。

 そんな状態のまま1ヵ月が過ぎた現在、結果は歴然です。
“身体はウソをつかない” は本当だったのです。

 ウォーキングでも洒落てみようと散歩に出かけたのはいいのですが、
疲れが直ぐに足や腰に来て、身体が即悲鳴を上げてしまいます。

 先ずは足ですが、700歩ほどで足首に重り着けたかのように重く感じ始めます。
次に腰ですが、たった1000歩ほどでも重苦しく痛み始めることがあります。
ヒクヒクした痛みも混じっているので、少し神経に障っているのかもしれません。

 ちなみに、老人の筋肉痛というのは、翌々日に出て来るのが普通ですが、
太腿や脹ら脛などの筋肉痛は、たとえ当日でも休憩後に早くも出たりもします。
筋肉は、たったの1ヶ月使わずにいただけで想像以上に衰えが進むようです。

 このまま散歩を怠けていたら、いずれ老化が進んでロコモになるのも必然。
かくも弱った足腰を、これからどう立て直せばいいのでしょうか?

 再び午前5時台の早起きを励行して、散歩への割り当て時間を地道に取り戻す。
これしか手はないでしょう、ねぇ皆さん?!
ちなみに、夜のクーラーは九月第2週以降切って寝ています。

 

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足に重りをつけたよう・・・

2023-08-23 10:35:44 | 老化現象

 現在、私が通っているAAのミーティング会場は1ヵ所だけ。
そこの参加者の最年長は Y 氏です。
私より5歳上だから今年77歳になるハズです。

 先日、ミーティング会場に向かう道の途中で Y 氏に出会いました。
正確に言うと、先を行く Y 氏の足がゆっくりなため、
はるか後ろを歩いていた私が自然に追い付けたという次第。

 コロナ前から耳が遠かったY 氏ですが最近は、
難聴に加えて足もとも覚束なくなってヨタヨタし、
歩き方が随分遅くなっているのです。

「Y さん! 足、重そうですねぇ!?
“歳を取ったら、足に重しを付けて歩くようなもの” と、
昔、NHKの番組で言ってましたが、
実は私も、まさしくその通りになりましてネ」と、
私の方から話しかけると、・・・

「おや、ヒゲジイさんもそうなったか?
わたしなんか、少しの段差でも怖くなって、
ほれこの通り、段差を避けて車椅子用のスロープを歩いている有様サ!」と Y 氏。
たとえ僅かな段差でも、それを避けるためなら多少距離が長くなっても、
敢えて、歩いて上り下りする方を選ぶのだそうです。

 実は私もこのところ、歩き始めて700歩もすると足が重たくなってきます。
休憩を取ったりすると、却ってその重たさがハッキリします。
まるで別途、足に重しをつけたような感覚ですが、痛むわけではありません。

そんな足のズッシリした重たさも、アキレス腱付近を左右30回ほどよく揉むと、
温かい血の巡りが足に戻って、重たい感覚からメデタク解放されます。

 そう言えば、5~6年前まではAAの仲間にこんな変人がいました。
足腰の老化を防ぐための鍛錬とか言って、ワザと両足首に1~2 kgの重りを付け、
これ見よがしに下駄履きで街中を闊歩してました。私より1つ年上の T 氏です。

 そんな T 氏も寄る年波には勝てず、コロナ禍直前の69歳の頃には
さすがにシンドくなったのか、足から重りを外して歩いていました。

 他のミーティング会場では今でも、T 氏が姿を見せているそうですが、
コロナ禍に入ってから以降、私は彼に会っていません。

 ところで、足の弱った Y 氏も、60代まで(?)は健脚だったそうです。
かくも足の老化は、否応なしに誰にでも忍び寄るもののようです。

 

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無理を承知でやったら、そのツケが・・・?

2023-07-12 07:52:04 | 老化現象

“老いた身体に無理は禁物、希望的観測でやったらツケが回ってくる”
このこと、嫌と言うほど思い知らされました。

 今回も、食道がんの定期検診を受けに県立病院へ行ったときの話です。
思いの外、会計が早く済んで、散髪するのに丁度いい時間ができたので、
行きつけの床屋 N さんに予約を入れてみました。

「来られるのは何時ぐらいになりますか?」と N さん。
「多分、20分ぐらいで行けると思うんだけど・・・」と、軽い調子で応えた私。
実はこれ、ほとんど希望的観測だったのです。

 行きつけの床屋とは言ってもお店は最近引っ越したばかり、
新しいお店には一度しか行ったことがありません。

 軽い調子で20分と言ったのですが、その根拠と言ったら、・・・
病院から引っ越し前のお店までは1300余歩の距離。
その引っ越し前のお店から新しいお店までが1600余歩。
三角形の長辺にあたる、病院から新しいお店までは、
直感的に(?)直線距離なら2000歩ぐらいと目算したまでで、
普段の歩く速さ(100歩/分)なら20分もあれば大丈夫という、
いい加減な計算だったのです。

 さて、その結果ですが、
引っ越し先の新しいお店まで歩いた距離は歩数で2600余歩。
普段の歩き方なら26分かかるところを4分も速い22分で着きました。

 目的地、目指す床屋の赤白青3色のサインポールが見えた頃には、
足が縺れにもつれ、今にも転びそうなほどヨレヨレでした。
只々約束を違えてはいけないと、それだけを胸に必死で急いだ床屋行でした。

 結局、その日の総歩数は計11000歩強。
1日10000歩越えの歩きはそう珍しくはなく、結構慣れてはいるのですが、
それからの数日間は、疲れが取れないまま元気の出ない日々を過ごすハメに。

 一番心当たりのことは何かと言ったら、
やはり速歩で懸命に急いだ床屋行しか思いつきません。

 病院から床屋までの2600余歩は、総歩数からすればたったの1 / 4ですが、
そんな歩数でも慣れない速歩で強行した22分間が相当効いたようなのです。

 元気の出なかった数日間は、やる気に悉く水を差されるというのか、
もう少し頑張ろうとする気が一向に湧いてこないというのか、
まるで精根尽き果てた抜け殻のようなフヌケ状態でしたし、
これまでになく老化が一気に加速したように感じられました。

 これってやはり、無理を承知でやったツケが回ってきたのでしょうか?
これは無理だと思うことは、やはりやらない方がいいですネ。悔しいですが、・・・。

 

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部分入れ歯が “割れた”!

2023-06-28 08:43:29 | 老化現象

 言霊って、やはりあるのでしょうか?

 前々回の記事で、入れ歯の不便さに散々文句を垂れたばかりですが、
さすがそれに腹を立てたのか、口の中で前歯の部分入れ歯が、
突然バキッと真っ二つに割れてしまいました。

 以前、誰かがブログ記事で「部分入れ歯って突然割れることがある・・・」と、
書いていたことがありました。
まさか、それが現実に、自分の部分入れ歯で起こるなんて思いもしませんでした。

 さぁ、一大事です。ナンダカンダ文句を垂れてるヒマさえなくなりました。

 翌朝一番に、二つに割れた部分入れ歯をティッシュに包んで手に持ち、
押っ取り刀で歯医者に駆け込みました。

 歯医者の方はと言うと手慣れたもの。スベスベの割れた断面を確認すると、
プラスチック専用の接着剤で貼り合わせでもしたのでしょうか。
暫くすると元通り前歯に装着してくれました。

 後からよ~く思い返してみると、やはり原因らしきものがありました。
どうやら無意識の内にカチカチと、前歯の “空噛み” を繰り返していた
ようなのです。

 噛むときの顎の力は相当なもので、その力がテコの原理で前歯に強くかかり、
それが一点集中的に入れ歯と歯茎との僅かな隙間に働いて、
その結果、プラスチック製の横長の土台を左右真っ二つに破壊した
と言ったところでしょうか。
 
(“歯噛み” は悔しがるの意です。ですから、口に食べ物がなくても
 前歯をカチカチさせていることを勝手に “空噛み” と名付けました。)

 歯医者に聞いてみたところ、部分入れ歯のプラスチック割れはよくあることで、
固定用金具(クラスプ / バネ)部分が壊れない限り修復は可能とのこと。
最初の型取りから、改めて始めなくてもよいそうなのです。

「どうだ、“入れ歯” って、なくてはならないモノだろう?!」と、
如何にも勝ち誇った “入れ歯” の声が聞こえたように思いました。

 

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静かに進行する老人ボケ

2023-06-21 07:50:35 | 老化現象

 このところ、自分でもビックリすることを、平気でやらかす場面が次第に多くなっています。

 先日、電車に乗ろうと駅の自動改札機を通ったときのこと。
何と、切符を機械から取り忘れ、そのまま改札を通り過ぎようとしていました。

「お客さん、切符!」と即、待機していた駅員が大声で呼び止めてくれ、
後に続いていたお客さんが切符を手渡してくれたので事なきを得ました。
私としては、何の違和感もナシで平然とやらかした行動でした。

 さてさて、そんな危うい昨今の私ですが、
スーパーのセルフレジ機でのお釣りの取り忘れは相変わらず。
むしろ、今やそれが定番みたいになっています。

 その都度、幸いなことに周りの人たちに助けられ、
今のところ実害を被らずにどうにか済んではいます。

 それに意を強くしてか(?)最近は、いくら用心しようと心に決めても
“暖簾に腕押し”、“糠に釘” の有様。困ったことです。

 かくも、物忘れがあまりにしょっちゅうなので、今や冷や汗もかかなくなり、
唯々、苦笑いで済ましてばかりいます。

 老人ボケというのは、こんなふうに物忘れが次第にひどくなってゆき、
静かにしずかに進行するもののようです。 

 

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