ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

心に籠った重いものを手放すには

2024-01-31 08:16:57 | 食道がん

 食道がんの経過観察として、3か月に1回診察を受けています。
先週のこと、診察室に入るとCT検査画像を見ていたK 先生がおもむろに
こう告げてきました。

「今回、右肺に転移が1か所見られます。原発巣近くで肥大していたリンパ節も
反回神経麻痺を起こすぐらい大きくなっています。
まぁ大体、余命6か月ってところですネ」と。

 覚悟はしていたけれど、いざ実際にそのように言われてみると、
「こんなピンピンしているのにウソだろう!」とか、
「このところ声が少しかすれたり、喉元に少し違和感があったり
よくむせたりするのはやはりそのせいか?! 」とか、
告知を素直に受け入れられない気持ちと、ありのままに現実を受け入れようとする
気持ちがごっちゃの奇妙な心境になりました。

 心に重苦しいものを持っていて、それを胸の内に抱え込んだままでいると益々、
重苦しさが大きくなるばかり。そんなときには声に出して誰かにしゃべるしか他に
方法はありません。

 そう考えた私は、余命宣告されたことを思い切って、AAのミーティングで告白
することにしました。(AA:アルコール依存症者の自助グループ)

 その結果は上々でした。勇気を褒めたたえ励ましてくれた仲間もいました。

 そのミーティングの場で強く思ったことは、

  “心に籠った重いものを手放すには、
    やはり声に出して誰かにしゃべること。
     そして、それを黙って聞いてもらうこと。”

お陰様で、心が大分軽くなりました。

 

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“地震・雷・火事・親父” 怖いもの四役そろい踏み

2024-01-24 10:01:29 | 老化現象

 能登半島地震、羽田での日航機と海保機の衝突事故、小倉北区での飲食店街の
大火災。今年の正月三が日は、まるで地震・雷・火事の三役のそろった災害・
事故のオンパレードでショックを受けました。

 これだけでは終わりそうにない、まだ何かあるぞと誰しも暗澹たる気持ちで
おられたことでしょうが、やはり松の内に、私個人にもショッキングな出来事
がありました。

 なに、遊びに来た孫と話していて、しょっちゅう言葉を度忘れしておしゃべりが
途切れただけの話ですが、・・・。その出来事とは? 

 話題がなぜ、そんなふうになったのかは脇に置いといて、
度忘れした言葉という
のは例えば、

 ● “谷村新司” という名前が出てこなくて、
   『昴』の作詩・作曲者で『アリス』のリーダーは(?)とか、
 ● 安全保障理事会の “常任理事国” という言葉が出てこなくて、
   国連が戦争和平の仲介に無力なのは拒否権を持つ(?)を置いるからとか
 ● あと、“織田信長” や “ヨ〇バシカ〇ラ” が出てこないことも。

 おしゃべりというのは、話題がアッチに飛んだりコッチに戻ったりするから
おもしろいのに、肝心要の言葉がちょくちょく途切れたりしたら話が盛り上が
るはずがありません。

 私にとっては、笑うに笑えぬ実にショッキングな出来事で、楽しいおしゃべりは
もう金輪際できなくなったのでは(?)と実感させられました。

「な~んだ、怖いものの代名詞、“地震・雷・火事・親父” の4番目オヤジが追
 加されて四役そろっただけの話じゃないか?
 これでどうやら、もう怖いものナシ?!」

と、独り納得してショックを紛らわせようとしていた今年の松の内でした。

 

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阪神淡路大震災から29年に思う

2024-01-17 07:44:41 | 雑感

 今日一月17日は、私自身も被災した阪神淡路大震災のあった日です。
あれから29年が経ちました。

 そして今、あのときと同じ地震災害が能登半島で進行中です。

 1階がペシャンコに潰れた木造家屋や横倒しになったビル、亀裂が走って
段差・陥没のできた道路、土砂崩れ、通電(?)火災、・・・。

 自然の猛威に対して人は無力です。あのときと同様、交通網が寸断し、ライフ
ラインも断たれています。

 残念なことに、避難所のお粗末さも相変わらずで何ら改善されていない
ようです。

 命からがら避難してきても、いまだに体育館の冷たい床の上で雑魚寝状態。
それに加えて水の出ないトイレというのでは不潔で排泄もままなりません。
こんな状態では、体調を崩して死亡する人(災害関連死)が続出するのでは?

 そういえば確か、段ボール製の簡易ベッド(段ボールベッド)ができたと
聞いていますが、一体その整備・普及はどこまで進んでいるのでしょうか?

 トイレについても、仮説トイレの搬入・設置に一定の時間がかかるようなら、
携帯トイレを備蓄しておくとか、避難所のトイレの床下(地下)に排泄物貯留槽を
設けて簡易便器をその上に据えさえすれば立派なトイレとなるとか、応急対策と
して
講じておくことはあるはずです。

 ちなみに、私の住んでる市では災害時に備え、公園のトイレの床下に排泄物
貯留槽を設備する政策を進めています。このようにして、被災時の教訓を生かす
ことこそ各自治体の務めではないでしょうか。

 被災経験を生かすべく不肖ながら私めも、携帯トイレを自宅に少々備蓄して
います。

 繰り返しますが、仮設住宅が建つまでのしばらくの間、人々は避難所生活を
余儀なくされます。

 大地震が多発する我が国の避難所には、健康的な睡眠と排泄ができるよう
それなりの設備を整えることが早急に必要なのです。

 それらがちゃんと設備されてこそ、一致団結して復興へ邁進する勢いが付く
というものでしょう。

 

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介護予防のレッスンに遅れてきたおばさん

2024-01-10 06:44:57 | 老化現象

 今受けている介護予防のグループレッスン、受講には予約を入れることが必須。
予約の受付は前日からで、1回の定員は20名までです。

 会場に着いたら先ず名前の確認があり、レッスン用マットも予約した人数分
敷いてあります。

 レッスン自体は、上半身のストレッチから始めます。先ずは手首、それから首、
肩、肩甲骨の順に進み、その後下半身です。

 ある日のこと。一人のおばさんが遅れてやってきました。
まだ手首のストレッチの最中だったので、レッスンが始まって5分も経っていない
頃だったと思います。

 そのおばさん、13:30のレッスンを予約していたと言い張っているようですが、
インストラクターが確認してみたところ14:30からの予約らしい。
これじゃ、ゴタゴタはしばらく続きそうだと思いました。

 ところが、さすがに年寄りの扱いに慣れた介護予防スタッフです。
思い込みの強い年寄り相手に意地の張り合いをしても埒が開かないと判断した
のでしょう。定員にはまだ余裕があったのも幸いし、すぐにレッスン用マットを
追加して、レッスンに参加できるようにしていました。

 “年寄りは思い込みが強くなるもの”

 彼らスタッフは皆、そんな年寄りの取り扱いをよく弁えており、
だからこそあんなにも素早い対応ができたのでしょう。

 さて、おばさんはその後、さも何事もなかったかのように何食わぬ顔で
レッスンに励んでいました。

 この話を相方にしたら、思い込みの強いボケた年寄りはよくいるとのこと。
思い込みの強さでは人に引けを取らない私ですが、ボケの方はさてどうでしょうか?

 

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体感温度(暑さ)に敏感に反応するのは?

2024-01-03 10:04:58 | 雑感

 穏やかで暖かい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 とは言ってみたものの、元日の夕方、能登地方を襲った震度7の強い地震と津波。
私も阪神大震災で被災した経験があるだけに他人事ではありません。

 被害に遭われた方々は寒い中、大丈夫でしょうか? お見舞い申し上げます。
どうか皆さん、ご無事であってほしい。・・・心から案じております。

 さて、3年も続いたコロナ禍が明けた初めての年。
西宮神社へ初詣に向かう人出が、朝の7時台にしてはいつもより多かった
ように思われました。

 が、年末には、こんな困った光景も目につきました。
クリスマス寒波がうまいこと緩んだお陰でしょうか、飲み物の空き缶や
ペットボトルが、私の散歩コースのアチコチにポイ捨てされていたのです。

 距離にして4千歩ばかりの短い散歩コースですが、寒気が去って3日目には6本、
その2日後にも再び6本、それぞれこれ見よがしにポイ捨てされていました。
まったく大人げない無作法な振る舞いです。

 暖かいと言っても、一日の最高気温はせいぜい14、5 ℃にしか上がらないのに、
こんなポイ捨ての横行は夏の暑い盛りの日々以来のことです。

 寒い季節、体感温度(暑さ)に敏感に反応するのは、汗をかくよりも
先ず喉の渇き・・・ 
なのでしょうか?

 

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謹賀新年

2024-01-01 06:29:15 | 雑感

 “今日は、残りの人生の最初の日。
   今日も一日、好(いい)日にします。”

 一年の計は元旦にありといいます。
今の私は過去があっての私です。
とは言っても、
いつも過去に引きずられてばかりの人生に発展はありません。

せめて朝だけでも日々、気持ちを一新して迎えたい。そんな意味合いを込め、
今年は毎朝、このように念じて能動的に宣言し、始動するよう心掛けます。

                         甲辰の年 元旦

 

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