ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

“逆紹介” って開業医救済策?

2021-02-26 06:47:04 | 雑感

 私の糖尿病歴は20年。初めて糖尿病と診断されて以来、通院はずっと県立病院一筋でした。

「いい状態で安定しています。この状態ならご近所のクリニックでも大丈夫です。一度、ご近所のクリニックへ転院を考えてもらえませんか? この病院は、もっとひどい状態の患者さん向けなので、・・・。」

 20年も通院を続けていたのに去年の10月、主治医の上の一言で近所の内科医院へ転院となりました。病院側からすれば、これを “逆紹介” と言うそうですが、私は目出度く “終診” となったわけです。

 主治医からは転院先への紹介状が託され、それには私の病歴や、使用中の薬剤と使用方法(用法・用量)など詳細が書かれてあったはずです。その紹介状を持って、私は転院先の O 内科医院へ初診で行きました。

 さて、その転院先の O 内科医院へは、初診を含めこれまで4回受診しています。

 私の病状は安定していますから、県立病院での通院は、3ヵ月毎に検査用採血と診察それぞれ1回ずつで済んでいました。が、診療所で処方できる薬剤は最大でも30日分なので、O 内科医院には最低でも月に1回の通院が必要となります。

 O 内科医院での初診時、血液検査と診察は県立病院と同じ手順でお願いしたいと、私の希望を伝えました。つまり、予め血液検査を受け、その結果に基づいて診察を受けるという当たり前の手順です。

 その希望通りに O 内科医院でも、検査用採血だけの日と、処方箋を受取る通常再診の日をそれぞれ別に設けてもらいました。

 その結果、県立病院とは随分違う医療費の請求を受けています。

 それぞれの領収書から、県立病院での年間医療費の実績と O 医院での年間医療費の予測を以下にまとめてみました。

【県立病院での年間医療費】  

  血液検査だけの日(年4回)・・・・・・1510円×4回=6040円

  通常再診の日(年4回)・・・・・・・・・・・440円×4回=1760円

  年間医療費計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7800円

【O 医院での年間医療費予測】

  血液検査だけの日(年4回)・・・・・・・2560円×4回=10240円

  通常再診の日(年12回)・・・・・・・・・1480円×12回=17760円

  年間医療費予測計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28000円

 何と O 医院では、県立病院よりも年間20000円余も高くつくのです。O 医院の領収書を見ると、検査用採血だけの日と通常再診の日は共に、医学管理料を含む再診料(基本手数料)が1062円共通して請求されていました。

 恐らくは、この基本手数料が県立病院との大きな違いなのです。今回の表題は、こんな事情を揶揄してみた次第です。

 基本手数料と言ったら、薬局でも毎回発生します。院外処方の場合、調剤技術料と薬剤管理料という基本手数料がそれですが、ここではこれ以上敢えて触れません。

 以上のように問題は、採血だけでも請求される基本手数料にあります。

 せめて、検査用採血の日だけでも基本手数料を免除するよう交渉するつもりですが、さてどうなることやら。

 あるいは折り合い策として、再診日に採血も診察も同時にというのもありそうです。検査結果は翌月の再診日まで持ち越しとなりますが、安定している私の病状なら問題なさそうです。

 ところで、“逆紹介” で転院先とトラブルになった場合、元の病院にすんなり戻れるとは限らないそうです。

 元の病院に再診扱いを希望しても、紹介状ナシの初診料5000円を請求され、挙げ句に改めて転院先を紹介されるのがオチだとか。“終診” にはそんな意味もあるそうです、ご用心!!!

 

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“自動行動” にもボケは来る?

2021-02-23 06:44:53 | 老化現象
 初めに、表題の “自動行動” は私の造語です。先ずはこの点、お断りしておきます。
 
 日々のルーティン例えば、歯磨き、布団の上げ下ろし、トイレ、入浴、寝る前の着替え、等々、一旦すると決めたら後は、一々手順を考えなくても自動的に動作が進みます。
 
 習慣に忠実に従い、このように行動が機械的に進むことを、私は勝手に “自動行動” と呼んでいます。日常生活の9割方は、この “自動行動” が占めているのではないかとさえ、私は考えています。
 
 この “自動行動” ですが、どうやら買物時のカード精算も含まれるようです。
 
 最近は、ポイントカードも電子マネー化が進み、予めカードにお金をチャージしてさえいれば、カードを翳して精算機に触れるだけ。カード翳しも含めて全てが “自動行動” で済みます。
 
 私は、系列スーパー共通の○オンカードをよく使いますが、最近、こんなドジをしでかしました。
 
 その日、歩行リハビリの途中で立寄った2軒目のスーパーでのこと。買物した後、いざ精算しようとしたのですが、何と、いつもサイフに入れているはずの○オンカードがないのです。
 
 その場は現金で済ませましたが、さあ大変、すっかり慌ててしまいました。一体どこでなくしたのか、懸命に記憶を辿りました。
 
 出て来た答は簡単、先に立寄った1軒目、同系列のスーパーでした。そのスーパーまでは片道1500歩余、急いで引き返しました。
 
 さて、1軒目のスーパーに戻って、問い合わせた先はサービスカウンター。遺失物にないことを確認した係の店員は、その後レジへと向かってくれたのですが、なかなか戻って来ませんでした。
 
 しばらくして、焦れた私も後を追ってみました。精算したときのレジを見たところ、カードがありました。何と、精算機の読み取り画面上に放置されたままだったのです。
 
 レジが休止中だったことが幸いでした。どうやら、休止直前の最後の客が私だったようなのです。 
 
 なぜ、こんなうっかりミスが? 何か別のことに気を取られてボーッとしてたのか、それとも “自動行動” にもボケが来ていたのか、そんな理由しか考えられません。
 
 前者とすれば、恐らくそれは歩測のこと。歩数が飛んで計算と合わなかった所があったのです。
 
 もう一方の後者とすれば、行動すべてにおいて何でもアリなのがボケ、そうとしか考えられません。
 
 今のところ、歩行リハビリは順調に進んでいます。
 
 その日の歩行リハビリは結局、総歩数が9100歩余。予定では6000歩程度に抑えるつもりだったのですが、3000歩ほどオーバーしました。余計に、二つのスーパーを往復したのですから “是非もナシ” です。
 
 が、こんな調子では、体力の方は回復したとしても、ボケの方も順調に(?)進むかもしれません。
 
 それでつい、こんなことを想像してみました。見た目は元気な老人が、なぜか歩数が合わないとブツブツ呟きながら徘徊している姿です。
 
 唯々無心で徘徊している本人に罪はないのですが、こんなボケ老人、想像するだけでゾ~ッとしますよネ?!
 
 
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e-tax で申告済みを確認するには?

2021-02-19 06:23:06 | 雑感
 今年も確定申告の季節になりました。ブログでもe-tax で確定申告したという記事が散見されます。一月末の土曜日に、私も PCでe-tax申告しました。

 個人でe-tax をするには、ID・パスワード方式とマイナンバーカード方式がありますが、カードリーダーを持っていない私はID・パスワード方式でやりました。

 去年に続き2年連続となりますが、細かいところまでは覚えていません。で、今年も去年と同じ轍にまんまと嵌まってしまいました。

 申告直前の最終画面までは、去年と同様、割とスムーズにいきました。が、その最終画面を “ダウンロードして印刷” と指示された段階で “???”。

 普通ならダウンロードすべきフォルダーを選択できるはずなのに、その表示が出て来ないのです。全く去年と同じところで立ち往生となりました。

 それでも、エイヤッでダウンロードをクリックした後、腑に落ちないまま “申告” をクリック。これでは果たしてうまくいったのか、日を追う毎に不安に駆られてしまいました。

 実は去年も、不安になった挙げ句に所轄の税務署まで確認に出向いたのですが、今年は電話で問い合わせることに。

 結果、「e-tax の “メッセージボックス” で確認できますよ」と、ご丁寧に決まり文句のご指導を戴いたのですが、・・・。

 いざ、“メッセージボックス” にアクセスしようとしても “事前準備セットアップ” が必要という画面で再び立ち往生。已む無く、再び税務署に電話して申告済みを確認してもらった次第。

 e-tax は便利で簡単ではありますが、それはPC操作に慣れた人にだけ通用すること。私のようにPC歴20年余といっても、今だにPC音痴の人もいるのです。

 申告を受理した旨の確認メールは経費の関係からむずかしいかもしれませんが、せめて申告が完了したら “申告完了” と画面に表示するぐらいの気遣いが欲しいところ。どうにかなりませんかねぇ?!

 実は、去年も同様の記事を書いていました。年金生活者は確定申告するとお得なようですヨ。
 こちらです。


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腰の手術を受けるなら初冬がお勧め

2021-02-16 06:37:51 | 雑感

 春の訪れを告げる “三寒四温”、寒暖差が激しいので体調管理に気を使います。

 ここ阪神間の最高気温も、先週初めは10 ℃そこそこだったものが先週末から18 ℃まで上昇、三月下旬並み(?)の暖かい日々が続きました。

 このところの陽気のせいで、否応なしに気づかされたのがここ2ヵ月半腰に巻き着けているコルセット。その優れた保温効果が、ここに来て俄然邪魔くさくなりつつあります。

 さて、術後3週から本格的に始めた歩行リハビリ、相も変わらず続けています。

 当然ながら、コルセットを着けたままやっていますが、最近は2000歩ぐらい歩くと汗ばみ始め、しばらくそのまま続けているうちに下着がしっとり濡れてきます。帰宅するや直ぐに着替えないとカゼを引きそうです。

 そんなとき、ふと思い出されたのがコルセット制作業者の言葉。腰の手術を受ける直前、コルセットの採寸を受けたときに言われました。

「夏じゃなくてよかったですね。暑い季節に3ヵ月間もコルセットを
 巻き着けていた日にゃ、そりゃ汗疹(あせも)だらけで大変ですよ!」

「あぁ、そりゃそうですね」と、ぼんやり相槌を打っていた私です。

 終日コルセットを巻き着けていたらどんな不都合が起こるのか? コルセット初体験の私ですから、腰の保護以外について想像できる心のゆとりなどなかったのです。

 腰の手術を受けた後はコルセット装着が必須。私の場合は幸い、十一月末に手術を受け、一年で最も寒い時期をコルセットと共に過ごしました。今になって思えば、コルセット装着に最もよい季節でもあったのです。

 そんな訳で腰の手術を受けるなら、できる限り初冬の時期がお勧めです。

 今シーズンの冬、何度か襲ってきた寒波の際は、コルセットの保温効果が腹巻き代わりとなり、ホカホカして厳しい寒さもヘッチャラでした。6万円もする “高価な腹巻き” でしたが、大変重宝しました。

 ところが、暖かくなればなったで人の心も変わるもの。人の心って奴は、いつもながら実に勝手なものですネ。



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ブーメラン? ― 夫婦は似たもの同士

2021-02-12 05:05:37 | 雑感
 いつぞやのこと、国会での審議をTVがニュースで流していました。

 ある野党議員が、首相相手に感情を逆撫でするような質問をしていました。質問内容は、相も変わらずちぐはぐで後手々々に回る政府の新型コロナ対策(?)についてだったように思います。

「毎度の如く気位ばっかり高くて、人をこき下ろしてばかり。
 責任ある国会議員のくせして建設的な対案が何もない。
 人をくさす以外、他に能がないのかねぇ?」と私。

 これに対して、こう突っ込みを入れてきた相方。
「勉強ができる人って、皆、こうなんじゃないの? 
 頭ごなしに言うところなんて、まるで誰かさんみたいよねぇ?!」

「えっ、それってオレのこと?」

「図星! 他に誰がいるの?」

「そうかねぇ? そんなつもりじゃないけど・・・」

「アナタねぇ、自分では知っていながら、私によく訊くでしょう?
 あれって嫌味よ、まったくぅ~。
 こっちが答えて上げても “ありがとう” の一つもない。
 こっちが知らないと言えば小バカにする。
 それがわかっているから、ワザと応えないようにしてるのヨ!」

 “ブーメラン“ とは、こんな場合も言うのでしょうか。これ幸いと矛先が、いつの間にか私に向かっていました。

 かく言う相方も思考回路は私と同じ。人を小バカにした冷たい物言いも似ています。どうやら、似なくてもいいところも似てきたようなのです。 “夫婦は似たもの同士” とはよく言ったものです。

  そんなときは私の方も心得たもの。苦笑いして後は迷わず “だんまりを決め込む” 。いつからか、これが私の定番となっています。



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脊柱管狭窄症の術後に “ぶら下がり” は・・・?

2021-02-09 05:58:30 | 雑感
 腰の手術から2ヵ月強(現在11週目)経ちました。1日500歩から始めた歩行リハビリも順調で、現在6000~8000歩まで歩数を伸ばしています。

 先週、術後3回目の診察を受けました。X線検査の結果は上々で、三月にはCTを撮って経過を確認した後、コルセットを外せることになりそうです。

 私の方から主治医に尋ねたのは唯1点、リハビリの一環としてやっているストレッチ運動、“ぶら下がり” の是非でした。

 少しでも腰の負担を軽くするのではと思い、歩行リハビリを進める途中から再開してみたのが “ぶら下がり”。股関節ストレッチとほぼ同時期に始めました。

 ところがこの “ぶら下がり”、これをやった直後は背筋が伸びて気持ちいいのですが、しばらくすると腰に違和感が出て来るようになったのです。

 言葉では表現しにくいのですが、肩凝りならぬ腰凝りとでも言うのでしょうか。長いこと中腰でいたときに来る腰の凝り、筋肉が疲れたときの鈍い重苦しさのことです。

 これに対する主治医の回答は、一言こうでした。

「それはダメです。やめて下さい」。
「金輪際? ずーっとですか?」という私の問いに対し、
「いや、そういうわけじゃないけど、当分の間ダメです」と、主治医。

 私の受けた腰部脊柱管狭窄症の手術は、腰椎間にチップ状のものを差し入れて椎骨同士の間隔を保ち、さらにその状態を外側から支柱(?)で固定するという手術でした。

 “ぶら下がり” はその状態に影響しかねず、しっかり固定されるまでは避けるべきということのようです。

 健康維持によいとされる “ぶら下がり” ですが、“時と場合によりけり” のようですね。素人判断はアブナイ、アブナイ!!!

 なお、スクワットや股関節ストレッチはお勧めだそうです。以上、同病の方にお役に立てれば幸いです。



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マイナンバーカードの更新とパスワード

2021-02-05 06:33:30 | 雑感
 唐突ですが、マイナンバーカードは二段階認証になっていることをご存じでしょうか。つまり、暗証番号 / パスワードが2種類必要だということです。

 このことをすっかり忘れていた私は、市役所に “二度足を踏む” ハメになりました。

 ことの発端は、市役所から届いた1通のハガキでした。マイナンバーカードの更新時期が迫っているから手続きをするようにという通知でした。

 念のため、マイナンバーカードの有効期限を確認してみたのですが、有効期限はまだ5年ほど先になっています。不審に思い即、電話で市役所に確かめてみました。

 電話してわかったことは以下の3点でした。

 一点目、今回は、身分証明(書)としてのカード自体は今のままで有効であること。

 二点目、今回の更新は、コンビニで住民票などを発行してもらうとき、あるいは e-tax で確定申告するときに必要であること。

 最後に三点目、パスワードを直接入力してもらえれば手続きは簡単であること。

 ところがその電話では、パスワードには2種類必要という肝腎なことには、まったく言及がなかったのです。

 私には、住民票や印鑑証明をコンビニで何度か発行してもらった経験があります。そのときは、一つのパスワードだけで難なく済みました。

 パスワードは一つだけで十分。以来、私にはそんな “思い込み” が強く残っていて、そのパスワードしかメモに残していませんでした。

 ですから、そのメモだけを持って意気揚々と更新窓口に臨んだのですが、そのとき初めて、もう一つの暗証番号 / パスワードが必要だと知ったわけです。

「更新のときにしか必要ない二段階認証なんて、
 いかにもお役所らしいですね!」と、少し嫌味を言ってみたのですが、担当職員も首を傾げるばかり。

 その担当職員は、
「もう一つの暗証番号も15分ぐらいあれば簡単に再設定できます」とは言ってくれました。が、あくまでも暗証番号という言葉を使い、本人による自己設定で可能という言及もありませんでした。

「自宅にマイナンバーの通知書類が残っているかもしれないし、・・・
 それに、次の予定もあるので・・・」と言い訳して、私はもう一度出直すことにしました。

 担当職員は少し怪訝な表情でしたが、「通知書類には記載がないはず」とは言ってくれませんでした。

 お察しの通り、実はこのとき、私の方にはもう一つの “思い込み” があったのです。

 もう一つの暗証番号は役所指定の出来合いのもので、マイナンバーを最初に受取ったとき、その通知書類に暗証番号も併記されていたはず、という “思い込み” です。

 当然、書類に暗証番号の通知はなく、結局私は、暗証番号の再設定に応じるしかありませんでした。

 以上が、市役所へ “二度足を踏む” 事件の一部始終です。

 今回の事件の原因は、どうやら私自身と市役所職員による三重の “思い込み” にあったようです。

 私の方には、“パスワードは一つで十分”、“もう一つのパスワードは役所指定”、という二重の “思い込み” がありました。

 一方の担当職員側にも、パスワードは本人設定が当たり前、一々説明するまでもないという “思い込み” があったようなのです。

 いつものことですが、“思い込み” というのは実に厄介なもの。今回の出来事でつくづくそう思い知らされました。



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またまた余計なお節介を

2021-02-02 07:34:57 | 雑感
 今回も、前回触れたストレッチ関連の話です。

 私の歩行リハビリコース途中に、背伸ばしベンチ、腹筋ベンチなど、ストレッチ用器具が設置されている小さな公園があります。

 それらの中に、上下3段の横棒を備えた “ぶら下がり” 用器具があり、背筋や肩甲骨を伸ばすのが目的のようです。

 その “ぶら下がり” 用器具で、奇妙なことをしている おばちゃん がいました。彼女は何と、右腕一本だけで、横棒に飛びついては掴まり、掴まっては直ぐに放すを繰り返していたのです。

 彼女が掴まろうとしていたのは上から二番目の横棒。背伸びして手を伸ばしてもちょっと届かない高さでした。

 こんなことをしていたら、ストレッチどころか下手をすれば、右肩脱臼にもなりかねません。私は、思い余って声をかけてみました。

「一番下の棒なら、両手でぶら下がれますよ!
 その方が、もっと運動になるのでは?」

「実はね わたし、左肩が痛くて上がらないの。
 だから、こうして片手でするしかないんです!
 わたし、巻き肩で肩甲骨辺りが硬くなっているから、
 少しでも背中を伸ばして、柔らかくほぐそうと思ってね!」

 そのオバチャン、私が立ち去るときには、しっかり笑顔で見送ってくれました。

 人はそれぞれ、行動にもわけがあるもの。自我の肥大傾向(?)のある私としてはいつものことですが、またまた余計なお節介をしたものです。

 ものごとはすべて、あくまでも経験した範囲内でしか捉えることができません。たとえ見当違いの経験でも、経験は経験です。そうした経験の記憶がある限り、同じ轍を踏むことはありますまい。

 経験と記憶が、すべて残りの人生の糧になるのです。ですから、これもヨシとしましょう。



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