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東鳩会の開催概況

長寿を徳とする・・・仙台七福神巡り

2022年01月07日 11時41分40秒 | 寺社仏閣
  令和4年1月6日(木)晴れ。
 5日の寒入りで朝の冷えが一段と身に堪えます。そんな中、早朝車のスリップに細心の注意を払い、出掛けます。
           
 福や徳をもたらすとして信仰されている‘七福神’とご縁を結び、より充実した一年になるよう「奥州仙台七福神巡り」へ参加します。
 このバスに福と徳を一杯詰めて帰り、七福神のご利益を皆さんへお裾分けしたいと思います。
 最初に、医王山鉤取寺(こうしゅじ)の山門を潜ります。
   
 長い頭とひげが特徴的な福禄壽(ふくろくじゅ)へご真言を唱え祈願します。福運や財産を呼び寄せ、長寿になると言われています。
 次に、南谷山福聚院(ふくじゅいん)の山門を潜ります。
 笑顔と大きな腹の布袋尊(ほていそん)がお出迎えします。手に持った大きな袋には宝物が詰めてあり、頭から足の先まで優しく撫でることにより福を呼び込み願いを叶えると言われております。
 3番目は、金光山満福寺を訪れます。
 子育て、家内安全にご利益があると言われる毘沙門天(びしゃもんてん)にお参りします。ビニールで囲まれた庵の中です。神様もコロナに感染するのかな(?)と訝ります。
 4番目は、天総山林香院の山門を潜ります。
 七福神唯一の女神弁財天(べんざいてん)が祀られています。学問や芸能の神として信仰され、合格祈願や学業成就のため多くの人が訪れるそうです。
 午前の部を終わり、伊達の牛タンで昼食をいただきます。
 箸をつけて間もなく、ドカンと牛タン焼きが食卓に乗り、眼で満腹になります。
 5番目の恵比寿天(えびすてん)は異なことに百貨店藤崎の屋上に鎮座します。藤崎は1819年の創業当時呉服店‘得可主屋(えびすや)’を営み、商業の神である恵比寿様を以来祀っているそうです。
 藤崎の催し会場では仙台の七福神が一堂に会したご開帳が催されています。


 
 6番目は、喜福山玄光庵の山門を潜ります。
 不老長寿、無病息災のご利益があるとされる壽老人(じゅろうじん)です。玄光庵では大日如来のご神体内に400年以上祀ってきたために、崇めて壽老尊と呼んでるそうです。
 おしまいは、喜傳山秀林寺を伺いますが、豪華な山門のお迎えに驚きます。
 正面が大黒天、左側が毘沙門天、右側が弁才天の姿をしている三柱の神が一体となっております。五穀豊穣、開運招福等のご利益がありますが、庄内地方の大黒様のお歳夜として、二股大根とハタハタ田楽を供える風習が知られます。 
 これが私の修了証書です。雪のない仙台を羨ましく思いながら、招福を願いました。コロナウイルスが感染始めてから2年、健康で可もなく不可もない日常が何よりも得がたいものと思います。


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