575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

若葉風都大路をすれちがう騎女(むなのりおんな)みなうつくしく

2018年05月25日 | Weblog

写真は、颯爽と馬で都大路をゆく騎女(むなのりおんな)。
5月15日の京都・葵祭の一齣です。
この祭の見どころは路頭の儀と呼ばれる大行列。
勅使をはじめ検非違使、内蔵使、牛車など500人が
平安時代そのままの姿で、京都御所を出発、
下鴨神社へ、さらに上賀茂神社へ向かいます。

行列の中心は斎王。平安の昔は内親王が務めました。
現代では代理ですから、斎王代が務めます。
騎女(むなのりおんな)は、斎王付きの巫女。
騎馬でお供をすることから、その名が。6騎の女丈夫です。

葵祭は、古くは賀茂祭と呼ばれ、源氏物語にも登場。
葵上と六条の御息所の牛車が場所をめぐって争う場面が有名です。
祭は、応仁の乱以降、途絶えていましたが、江戸時代に再興されました。
この時から、葵の葉で飾るようになり、葵祭と呼ばれるようになったそうです。

                            遅足

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1 コメント

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葵祭 (麗子)
2018-05-26 06:19:01
京都の大学生たちがアルバイトでお祭りに参加しています。伝統を受け継ぐ若者たち。いいですねー。私もやればよかった。これまた後悔!

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