日本経済新聞のウェブサイト「NIKKEI NET」が10周年を迎えるということで、クロスメディア広告についてのセミナーが開かれました。
一応、クライアントである弊社もご招待をいただいたので、お勉強のため参加。
ネットの広告というのは、手法はもちろんのこと、計測方法などもやはりアメリカが先端を走っているため、セミナーではウォールストリート・ジャーナルをかかえるダウ・ジョーンズ社のお偉いさんや、ネット広告の測定を得意とするダイナミック・ロジック社のCEOが登場しプレゼンをしました。
シスコやGEの事例を見て、これ予算いくらなんだろう、と思ったり、睡魔に負けて眠りに落ちた人のいびきがうるさかったり・・・。なかなか面白かったです。
で、ダイナミック・ロジック社のCEO曰く、バナー広告にはいくつか気をつける点があるそうです。
1)言いたいことは少なめに
スペースも限られているので、あれも、これも、とメッセージを混在させず、的を絞る。
2)大きいバナーの方が効果的
The bigger, the better.
3)ロゴをおろそかにしない
沢山の事を詰め込むあまり、自社や製品のロゴを小さくしすぎると逆効果。
4)フリークエンシー重視
期間を長くして、たまにしか露出されないより、ある程度フリークエンシーを上げて出稿すべき。
5)人の顔って目立つよね
文字だけでなく、人間の顔が登場するバナーのほうが目を引くってこと。
あくまでも彼がトレンドを見るために似通った17社の事例を抽出して見た限りなので、全てのケースに当てはまりませんが・・・
個人的には5)が経験上「そう!そう!」と思いつつ聞いてました。特にニュースサイトやポータルなんかは、文字ばっかりなので、そこに人間の顔が(しかも、可愛い女性だったりすると、なおベター)登場するとクリックレートが良かったりするんですよねぇ。
まだ発展途上なだけに、いろいろな展開を試してみたいネット広告。来年度は、どんなことをしようかなーと考え中です・・・。