鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

明治中期の鵠沼の道を辿る⑧海へ

2012-11-29 | 藤沢


浜道沿いの静かな住宅街が続きます。
駅までの距離も近く、海辺も近く住み易い街です。


左手に赤レンガ造りの壁に囲まれた家があります。
珍しいのでつい被写体として眺めてしまいますが、民家なので由来は不明です。


農地を開発して造られた新しい住宅街です。
この辺りの農地の向うに富士が見える昭和30年頃の写真を鵠沼郷土資料展示室で見ました。


ついに古道、肥上げ道に突き当りました。
肥上道は辻堂の農民が片瀬や江の島の下肥汲み取りの権利を取得して、辻堂までこの道を運んだのが由来です。
鵠沼村が村内通過に反対したので、村有地と海岸の境界線を運んだようです。


肥上道の海側の家並みの裏手は引地川です。
右手稲荷橋の向うに大山が見えました。


引地川を左手に進むと、すぐ河口に出て、湘南海岸公園の向うに江の島が見えました。
今回はここが終点です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿