鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

クゲヌマラン再訪

2009-04-30 | 藤沢

花の季節になったので、幻のクゲヌマランをのぞきに行きました。
木陰に時折日がさす状況で、クゲヌマランらしい1枚が撮れました。


これは若いクゲヌマランです。群落が大きくなるには、かなり時間がかかりそうです。
注)盗掘対策もあって、一般公開はされていません。

宮前・六地蔵

2009-04-29 | 藤沢

宮前の柏尾川沿いにある岩窟の六地蔵です。
六地蔵が2組あると言われていますが、数が少し足りないようにも見えました。


左手の延命地蔵は風化が進んで細くなっているので、延命を祈願するにはちょっと心配です。


右手の庚申供養塔は文政10年(1832)の青面金剛像なので、まだ元気です。

村岡家一族の墓

2009-04-27 | 藤沢

兜松をのぞいた後、旗立山の東側を南に進んで、宮前児童公園脇の村岡家一族の墓を訪ねました。
古い墓地ですが、村岡という名前が何処にもありません。ほとんどが林でした。
新しく建てられた石碑の説明を読んで、子孫は現在は林姓になっていることを知りました。


墓地の一角に、旗立山の山裾を切り崩した時に出土した板碑、五輪塔などが保管されていました。
その前に、上代の歌人藤原実方の歌碑がありました。
この辺りは、昔は古館(こだて)と呼ばれた場所で、近くの柏尾川には古館橋が架かっています。

兜松のある道

2009-04-26 | 藤沢

旗立山を下りてくる途中に、「兜松200m」の標識がありました。


標識に従って、宮前御霊神社の裏手の道に出ました。


少し進むと住宅地に入り左手に金網で囲まれた神戸製鋼の敷地がありました。
金網越しに見えた兜松の由来の説明板です。
鎌倉権五郎景政が戦勝を記念して岩の上の松の根元に兜を埋めたのだそうです。


金網越しなので、はっきり確認できませんでしたが、大きな岩が見えました。
側に五輪塔なども見えたので、ここが兜松のようでした。


道の反対側には、「鎌倉古道(上の道)」という石柱が立っていました。

宮前・旗立山

2009-04-25 | 藤沢

御霊神社の女道の突き当たりに、今年の3月に建てられた旗立山の由来の石碑がありました。
内容よりも、建立者が元近衛歩兵で今年102歳の林善作と刻んであったので驚きました。
林善作さんは村岡一族の一人と思われます。


裏山の旗立山の頂上を目差して登ってみました。
最近刈り込んで整備された場所がありましたが、
木立越しになるので周囲を見渡すことは出来ませんでした。

宮前御霊神社

2009-04-24 | 藤沢

村岡地区の鎮守の森にある宮前御霊神社を訪ねました。
入口でタブノキの巨木が迎えてくれました。


傾斜の急な階段を進む男道と、坂道をゆっくり上る女道があります。


天慶3年(940)に村岡五郎平良文が甥の平将門を討つために、
京都の御霊神社から勧進した神社です。
後に鎌倉権五郎景政が祭神の一人に加わりました。


本殿の左手に、新しく建てられた寿老人がありました。
最近整備された村岡七福神1つです。

ホウチャクソウ

2009-04-21 | 藤沢

里山散歩道で面白い花を見ました。そばに名札が付けてあったので、ホウチャクソウと知りました。
お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(宝鐸=ホウチャク)から名が付いたようです。

福原家長屋門

2009-04-19 | 藤沢

新林公園に移築された福原家長屋門が公開されました。


保存家屋として移築された経緯が説明されています。
これで後方の保存民家小池家とセットで日本民家の様式を見ることができます。


門の正面から向こう側が見えます。少し右に進むと小池家に通じています。


裏側から見た新緑にかこまれた長屋門です。

湖畔の道

2009-04-17 | あちらこちら

箱根神社参詣の後、芦ノ湖畔のスギ木立の遊歩道を散策しました。


ブタクサの花粉には長年苦しめられていますが、スギ花粉には比較的強い方でした。
それが、今年はスギにも苦しめられるようになりました。
家に戻ってから、目がかゆくなって大変でした。


スギ木立を抜けると、道沿いに小さな墓石が並んでいました。
由来は不明です。


道が水辺に近い場所では、コメザクラが湖面をのぞいていました。


遊歩道が一時的に湖畔を離れる場所がありました。
民家が湖畔まで所有しているようです。
少し先の道から振り返るとプライベートな桟橋が見えました。

箱根神社

2009-04-16 | あちらこちら

観光船で芦ノ湖の元箱根港に近づくと、
左手の樹林と水面の境に箱根神社の赤い鳥居が見えます。


鳥居の下に小さな船着場のような構造が見えますが、
多分特別な神事に使われる場所だと思われます。


元箱根港で船を降り、湖畔に沿った道をたどり神社に近づきました。
参道には大きなスギが立並んでいました。


手を洗い、口をすすいで、本殿に向いました。


場所柄、参詣者は観光客が中心で、外国人も見かけました。


説明によると、この神社の御神体は本来は神山にあり、そこから湖畔に降りてきたようです。
東海道の要路にある深い歴史のある神社です。