記憶を遡ると、40年以上の昔以来の川崎大師を訪ねました。
「初詣」は川崎大師から始まったという新聞のコラムを読んだからです。
表参道の途中、左手に馬頭観音堂がありました。
馬頭観音はヒンズー教が起源で、神が馬に化けて人間の煩悩を食べ尽くしてくれるのだそうです。
煩悩ばかりの凡人は、頭がからっぽになりそうです。
余分なことを考えながら、仲見世の通りに入りました。
年度末の平日、参詣者も少なく、ゆっくりと見物出来ました。
子供の頃、土産に喜んだ定番の久寿餅の店です。
その頃は、川崎大師と言えば久寿餅でした。
大山門が修復工事中なので、工事現場の囲いの中を抜けて、境内に入りました。
正面が昭和39年(1964)落慶の川崎大師大本堂です。