ヤンキースのフィリップスをリストUP（2日）

　阪神タイガースが、ニューヨーク・ヤンキースのアンディー・フィリップス内野手（29）の獲得を狙っているらしい。『デイリースポーツ』の先行情報だから、信憑性は薄いと思うが、もし獲得できたら、強力な≪戦力≫になる。「アンディー」が二人になる。
　今シーズン前半は「主砲」ジェイソン・ジアンビーがDH（指名打者）に回るときはファースト（一塁手）のスタメンで起用され、活躍していたが、シーズン終盤になると、同じポジションに（ピッツバーグ・パイレーツから）クレイグ・ウィルソンが加わり、出場機会は「激減」。本人は「不満」に思っているだろう。しかしウィルソンは退団したので、来シーズンは再び起用される可能性はあるし、放出するなら、見返りのあるメジャーリーグ内のトレードになるだろう。タイガース（日本）に来る可能性は「低い」と見るがどうだろう……？　

トラ新助っ人はヤンキースの大砲 （デイリースポーツ）

井川、メジャー移籍を直訴！（31日）

　井川慶は「認めてくれると信じています」と言うが、ポスティング・システム（入札制度）というのは、選手の権利でも何でもないのだから、言葉足らずだな、と思う。（選手の権利である）FA（フリーエージェント）とは違うのだから。この言葉足らずの部分が、ファンから不信を買っているのだろうし、実際、言葉を継ぎ足す用意もないのだろう。
　そういう若い井川の足りない部分を代理人と称する弁護士が補ってやれればいいのだが、弁護士（橋岡宏成）も揃って「若い」のだろう。MLB（メジャーリーグ）へ移籍となれば、本格的な代理人（エージェント）が必要になるから、そうなれば井川のサポート体制も変わってくるだろう。今のままでMLBに突入したら、絶望的だ。

　井川のポスティング容認に関しては、全ては黒田博樹（広島東洋カープ）次第。新聞辞令では「阪神入り濃厚」と伝えられているが、本人の最終決断は遅れているようだ。黒田の「結論」が出ない限り、井川のポスティングも前に進まないだろう。タイガースは「エース」を失うのだから、その代わりに（ポスティングで）現金を受け取っても、戦力にはならない。やはり「人材」＝「エース」が欲しい。

信じてます…井川メジャー移籍直訴 （デイリースポーツ）