「3対2」でファイターズがリード。追いかけるタイガースは【8回裏】、1アウト満塁のチャンスを作り、バッターは5番・関本健太郎。この日スタメン起用されながら、ここまで3打数ノーヒット。是が非でも「結果」が欲しい。初球141㎞の速球を空振り! マウンド上には、ファイターズの守護神・横山道哉。2球目145㎞を見送り、「1-1」。3球目142㎞をファウル。4球目のフォークを見送り、5球目もフォークが来た。これをバットを飛ばして空振り! 三振に倒れた。悔しい関本、無念……
タイガースの先発は、ジェイミー・ブラウンだった。【1回表】1番・石本努に初球141㎞の速球でストライクを取り、2球目のチェンジアップ(131㎞)で、サード・ファウルフライ。2番・坪井智哉には、初球チェンジアップ(130㎞)でストライク。2球目も同じ球でファウルを打たせ、3球目、4球目が外れて、「2-2」。5球目ファウル。6球目にスライダー(133㎞)を落として、空振り三振! 見事なピッチング、だ。切れ味鋭いスライダー、だ。
3番「大物」小笠原道大にも初球チェンジアップ(114㎞)でストライク。2球目にスライダー(136㎞)が曲がりすぎ、3球目、4球目も外れて、「さすがに」小笠原の貫禄に威圧されたか、「1-3」になるが、5球目のスライダー(137㎞)を打たせて、ファウル。まるでタイミングが合っていない。バッティングをさせてもらえない「大物」。6球目も同じ球(137㎞)を打たされて、セカンドゴロ。この1イニングで、ブラウンに対する評価を改めなければ、と感じた。
【2回表】も4番に入っている小田智之を「空振り三振」! 初球、落ちるスライダー(124㎞)で空振りを取り、2球目は速球(141㎞)で空振り。3球目(133㎞)にファウルを打たせ、4球目はスライダー(133㎞)が曲がりすぎ。5球目(130㎞)、6球目(129㎞)、7球目(135㎞)をファウル。8球目「得意の」スライダー(137㎞)を見送られ、ならば、と投げ込んだ、9球目のチェンジアップ(123㎞)で仕留めた。
5番・木元邦之にはセンター前ヒットを許す。初球のチェンジアップ(114㎞)を狙われた。6番・エリック・アルモンテには、初球スライダー(124㎞)でストライク。2球目のチェンジアップ(130㎞)が外れ、3球目もボール「1-2」。4球目のスライダー(129㎞)も落ちすぎて、見送られ、「1-3」。ここで一塁塁審から「ボーク」を宣告される。セットの際、静止していなかったようだ。思わず、塁審に毒づく、ブラウン。クイックモーションを意識する余り、動作が連続してしまったようだ。
動揺するブラウン、5球目にスライダー(128㎞)で給金、「2-2」。6球目のスライダー(132㎞)は見送られ、「2-3」。7球目も「得意の」スライダーで勝負に行ったが、外角に際どく外れて、フォアボール。1アウトで一・二塁にチャンスを拡げられるが、8番・山田勝彦の3球目に、二塁ランナー木元が走って、三塁寸前でアウト! キャッチャー浅井がチャンスの芽を潰して、山田を「得意の」スライダー(130㎞)で見送り三振!
【3回表】は8番・奈良原浩、9番・紺田敏正を連続三振! 奈良原は「2-2」に追い込み、スライダー(131㎞)で空振り。紺田も「2-1」から左バッターの外に逃げるシュート(127㎞)で空振り。1番・石本には3球目のスライダーを打たせて、セカンドゴロ。安定感抜群! このピッチングなら、先発ローテの大きな柱になりそうだ。【3回裏】には「期待の若手」桜井広大に特大の一発が飛び出し、「1対0」で先制。
【4回表】も2番・坪井に「2-3」と粘られるが、シュート(139㎞)を打たせて、レフトフライ。レフト、その桜井が処理して、1アウト。3番・小笠原もスライダー(131㎞)で詰まらせて、ピッチャーゴロ。4番・小田も速球(140㎞)で詰まらせて、レフトフライ。連続3者凡退。予定の4イニングスを投げ終えて、1安打、5奪三振。お見事! 【4回裏】もう一人の助っ人、シェーン・スペンサーのバットが火を噴き、三塁線を痛烈に破るタイムリー・ツーベースで、「2対0」。
このまま逃げ切るかと思われたが、【6回表】で3番手の「出遅れていた」桟原将司が2失点を喫し、「2対2」の同点。ボールが悉く高い。この調子では開幕一軍は「OUT」だろう。【8回表】にも、4番手の左腕・吉野誠が「左の」小田に油断したのか、バックスクリーンに飛び込む一発を食らい、「3対2」。そして【8回裏】1アウト満塁で関本が三振に倒れた後、ベテラン、代打・片岡篤史が左中間を深々と破る、走者一掃のツーベース! “代打の神様”八木裕の後継者は、この片岡になりそうだ。
【9回表】はセットアッパー藤川球児が「クローザー」の役を務めた。この藤川の安定感に較べ、ファイターズのクローザー横山の不安定ぶりは「……」。タイガースはセットアッパーでさえ、充分「クローザー」が務まる。彼我の戦力差は「明らか」。前日(9日)の楽天イーグルス同様、パシフィック・リーグとのシーズン中の交流戦は、タイガースにとって、「貯金シリーズ」になりそうだ。怖いのは、ソフトバンク・ホークスと「日本一」西武ライオンズだけか?
タイガースの先発は、ジェイミー・ブラウンだった。【1回表】1番・石本努に初球141㎞の速球でストライクを取り、2球目のチェンジアップ(131㎞)で、サード・ファウルフライ。2番・坪井智哉には、初球チェンジアップ(130㎞)でストライク。2球目も同じ球でファウルを打たせ、3球目、4球目が外れて、「2-2」。5球目ファウル。6球目にスライダー(133㎞)を落として、空振り三振! 見事なピッチング、だ。切れ味鋭いスライダー、だ。
3番「大物」小笠原道大にも初球チェンジアップ(114㎞)でストライク。2球目にスライダー(136㎞)が曲がりすぎ、3球目、4球目も外れて、「さすがに」小笠原の貫禄に威圧されたか、「1-3」になるが、5球目のスライダー(137㎞)を打たせて、ファウル。まるでタイミングが合っていない。バッティングをさせてもらえない「大物」。6球目も同じ球(137㎞)を打たされて、セカンドゴロ。この1イニングで、ブラウンに対する評価を改めなければ、と感じた。
【2回表】も4番に入っている小田智之を「空振り三振」! 初球、落ちるスライダー(124㎞)で空振りを取り、2球目は速球(141㎞)で空振り。3球目(133㎞)にファウルを打たせ、4球目はスライダー(133㎞)が曲がりすぎ。5球目(130㎞)、6球目(129㎞)、7球目(135㎞)をファウル。8球目「得意の」スライダー(137㎞)を見送られ、ならば、と投げ込んだ、9球目のチェンジアップ(123㎞)で仕留めた。
5番・木元邦之にはセンター前ヒットを許す。初球のチェンジアップ(114㎞)を狙われた。6番・エリック・アルモンテには、初球スライダー(124㎞)でストライク。2球目のチェンジアップ(130㎞)が外れ、3球目もボール「1-2」。4球目のスライダー(129㎞)も落ちすぎて、見送られ、「1-3」。ここで一塁塁審から「ボーク」を宣告される。セットの際、静止していなかったようだ。思わず、塁審に毒づく、ブラウン。クイックモーションを意識する余り、動作が連続してしまったようだ。
動揺するブラウン、5球目にスライダー(128㎞)で給金、「2-2」。6球目のスライダー(132㎞)は見送られ、「2-3」。7球目も「得意の」スライダーで勝負に行ったが、外角に際どく外れて、フォアボール。1アウトで一・二塁にチャンスを拡げられるが、8番・山田勝彦の3球目に、二塁ランナー木元が走って、三塁寸前でアウト! キャッチャー浅井がチャンスの芽を潰して、山田を「得意の」スライダー(130㎞)で見送り三振!
【3回表】は8番・奈良原浩、9番・紺田敏正を連続三振! 奈良原は「2-2」に追い込み、スライダー(131㎞)で空振り。紺田も「2-1」から左バッターの外に逃げるシュート(127㎞)で空振り。1番・石本には3球目のスライダーを打たせて、セカンドゴロ。安定感抜群! このピッチングなら、先発ローテの大きな柱になりそうだ。【3回裏】には「期待の若手」桜井広大に特大の一発が飛び出し、「1対0」で先制。
【4回表】も2番・坪井に「2-3」と粘られるが、シュート(139㎞)を打たせて、レフトフライ。レフト、その桜井が処理して、1アウト。3番・小笠原もスライダー(131㎞)で詰まらせて、ピッチャーゴロ。4番・小田も速球(140㎞)で詰まらせて、レフトフライ。連続3者凡退。予定の4イニングスを投げ終えて、1安打、5奪三振。お見事! 【4回裏】もう一人の助っ人、シェーン・スペンサーのバットが火を噴き、三塁線を痛烈に破るタイムリー・ツーベースで、「2対0」。
このまま逃げ切るかと思われたが、【6回表】で3番手の「出遅れていた」桟原将司が2失点を喫し、「2対2」の同点。ボールが悉く高い。この調子では開幕一軍は「OUT」だろう。【8回表】にも、4番手の左腕・吉野誠が「左の」小田に油断したのか、バックスクリーンに飛び込む一発を食らい、「3対2」。そして【8回裏】1アウト満塁で関本が三振に倒れた後、ベテラン、代打・片岡篤史が左中間を深々と破る、走者一掃のツーベース! “代打の神様”八木裕の後継者は、この片岡になりそうだ。
【9回表】はセットアッパー藤川球児が「クローザー」の役を務めた。この藤川の安定感に較べ、ファイターズのクローザー横山の不安定ぶりは「……」。タイガースはセットアッパーでさえ、充分「クローザー」が務まる。彼我の戦力差は「明らか」。前日(9日)の楽天イーグルス同様、パシフィック・リーグとのシーズン中の交流戦は、タイガースにとって、「貯金シリーズ」になりそうだ。怖いのは、ソフトバンク・ホークスと「日本一」西武ライオンズだけか?