ヒットを打っても、バントを決められなきゃ「2番」失格！（6日・ナゴヤドーム）

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　初回にセンター前ヒットを放った2番≪抜擢≫の大和。前日（5日）も唯一の2安打も放って、バッティング好調だが、【2回表】0-OUT二塁のチャンスで送り（犠牲）バントを失敗！　（二盗してチャンスを拡げていた）平野恵一が三塁で封殺された。2番打者なのだから、送りバントを確実に決められるようにならなければ……ファームで3年間、何をしていたのだろう？　と思う。

　前任者の関本賢太郎は「長距離砲」の期待をされながら、当時の岡田彰布二軍監督の指導の下（地道に）バントの練習に励み、一軍で「2番打者」としての地位を確立させた。関本の代わりに2番に入る以上、その関本と比較されることになる。関本「以上」とは言わないが、そのレヴェルに近付くバントの名手にならなければ……

　そう思っていたら、昨日（7日）広島東洋カープ戦の【9回表】1-OUT三塁に（見事に！）スクイズを決めて見せた。これで6日のバント・ミスは帳消し、とまではいかないが、バントは「下手」（出来ない？）という≪烙印≫は押されずに済んだ。これからも（2番に座る以上）ずっと注目されることになるだろう。

　それにしてもタイガースは後半戦「7勝3敗」。借金は未だ「10」あるが、カープに代わって「4位」に浮上している。「3位」東京ヤクルトスワローズとは「10.5」差あって、未だ背中は遠いが……
　やはり（絶不調男）新井貴浩が打ち始めると、4番・金本知憲まで「元気」になる（4回表に三盗！）。相乗効果で打線が「普通」（上向き）の状態に戻ってきた。後は先発投手陣。今日（8日）先発（予定）の金村暁と明日（9日）予定の下柳剛が復調すれば、タイガースは「万全」だ。

“ミスターＫ”能見６勝！風格８回０封（デイリースポーツ）

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