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さらば、浜中、と言いたくない…(26日)

2007-11-26 20:56:42 | Tigers DEN β
 川越英隆との「1対1」のトレードかと思ったら、(交換)相手は、平野恵一(内野手)と阿部健太(投手)。平野の獲得は「良い」判断だと思う。今シーズンは(本当に)関本健太郎には≪ガッカリ≫させられた。今シーズンこそ、レギュラーの地位を「不動」のものにする勝負の年だったのに、打率.243。昨年の契約更改のあの涙は何だったのか? 結局、球団の見方(査定)が正しかったことになる。

 関本の刺激剤として今シーズンは、坂克彦も途中加入したが、力及ばなかった。バッティングの「良い」平野なら、その期待に応えてくれるだろう。そうなると益々、藤本敦士の存在感が薄れるが……広島東洋カープへの人的補償でも(確実に)<プロテクト>されないだろう。
 阿部は、元近鉄バファローズ時代に指導していた久保康生ピッチングコーチの「引き」だそうだが、高校生ルーキーだった2003年にいきなり2勝して以来、0勝。今シーズンは一度も1軍のマウンドを踏めなかった。伸び悩んでいる投手の典型だが、果たして久保コーチの指導で再生なるか? 阿部の再生に失敗したら、久保コーチも「そろそろ」(?)だろう。

 そして「阪神もプラス投手検討」(@今朝の日刊スポーツ)。もう一人は誰か、固唾を飲んで見守っていたが、左腕・吉野誠。最近は毎年のように、トレード要員に挙げられていたが、遂にか……浜中治にしろ吉野にしろ、2003年≪優勝≫の立役者。あれから4年経って、そろそろ血の入れ替えの時期に差し掛かっているのかもしれない。

 それにしても、浜中。来シーズンから浜中のタテジマが見られなくなるのか……タイガースの将来を背負って立つ存在だったのに、このトレード。右肩の重大な怪我もあったが、大器の素質を≪開花≫させたバッティングの≪師匠≫である田淵幸一(チーフ)バッティングコーチとの(早すぎた)別れが、浜中の≪運命≫を狂わせたように思えてならない。……さらば、とは言いたくない。

浜中&吉野トレード…これからが勝負 (デイリースポーツ)

新猛虎伝説


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