BBH2013追加 RS岩本輝(阪神)コナミデジタルエンターテイメント
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金田和之（3年目）が右肘の張りでノースロー。投球再開の目途は立っていないらしい。（個人的には）先発ローテーションの一角に食い込めると観測していただけに、残念だ。その代わりに浮上したのが、5年目の岩本輝（あきら）。8日の読売ジャイアンツ戦で6回4安打（5奪三振）無失点の快投！
圧巻だったのは、【1回表】3番・坂本勇人（9年目）に対して、初球スローカーヴで入って、2球目（142km）3球目（144km）で「2－1」になったが、4球目（146km）でカウントを戻し、最後は142kmをビシッと決めて、見逃し三振！ 全て外角低めに決まる、絶妙のコントロールだった。こんな岩本を見たかった！
こんな岩本は（2年目）2012年シーズンに何度も見られた。こんな岩本を見たから、彼こそ阪神タイガースの将来のエース候補、2013年シーズンは開幕から（当然）先発ローテーションに入れると期待したのだが……
【2回表】は先頭の4番フレデリク・セペダ（34歳）に「0－2」になるが、速球（136km）とスローカーヴ（93km）でファウルを打たせ、最後は左打者の“イン・ロー”に速球（139km）をズバッと決めて、見逃し三振！ この試合、二つ目の圧巻だった。
【3回表】は2-OUT一塁で3番・坂本を迎え、初球（140km）を（右打者の）“アウト・ロー”に決め、2球目（136km）ファウル、3球目（スライダー）の後、4球目に144kmを（アウト・ローに）決めたが、判定は「ボール」。5球目（フォークボール）も外れて、球審の気紛れ（？）でカウントが「3－2」苦しくなったが、最後はスライダーを振らせて、空振り三振！ 成長の跡を見せ付ける。
【5回表】まで「0」に抑えて、【5回表】で降板する予定だったが、中西清起投手コーチは指を一本立てて、【6回表】にもマウンドに上がった岩本。簡単に2-OUTを取って、4番セペダへの初球＝速球（144km）で入り、2球目のカーヴ（111km）と3球目の速球でファウルを打たせ、最後はスローカーヴを振らせて、空振り三振！ 観客席から思わず「おぉ～」という歓声が上がっていた。
背番号は何故か「10」だったが、本来は「59」。2012年シーズンの活躍を見て、翌年にも活躍すれば、背番号「15」に昇格するのではないかと観測していたが、その機会は失われた。今シーズンに活躍すれば……背番号「18」が空いている。
阪神・岩本、巨人相手に６回無失点の好投！ローテ入りアピール（SANSPO.COM）
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