今シーズンから先発に復帰予定の左腕・岩崎優(26歳)。昨日の東京ヤクルトスワローズとのオープン戦【1回裏】に前メジャーリーガーと対決! 3球目(136km)で詰まらせて、ファーストゴロ。【2回裏】には先頭打者をカウント「3-2」からチェンジアップでタイミングを狂わせて、ライトへのフライに打ち取ったが、これがライト線にポトンと落ちて、ライトの例の背番号「9」が打球を後逸して、二塁打に。続く5番打者にもカウント「3-2」になったが、高めの釣り球(132km)で空振り三振! 6番(左)打者はスライダーで空振り三振に打ち取って、7番打者にも「3-2」になったが、直球(134km)でセカンドゴロに打ち取って、3-OUTチェンジ!
【3回裏】は1-OUTから(なぜか)9番打者にストレートの四球を出して、1番の前メジャーリーガーとの二度目の対決! ……だったが、「1-2」に追い込んで(またしても)高めの釣り球(136km)で空振り三振! 打者には150km台の速球に見えるのか? 続く2番打者の2球目に一塁ランナーが走ったが、阪神タイガースの捕手(梅野隆太郎)が送球で刺して、3-OUTチェンジ!
【4回裏】も簡単に2-OUTを取ったが、4番打者=バレンティン(33歳)が2球目(135km)を捉えて、左中間スタンドにホームラン! 外角低め、捕手の構えたところに投じた。悪い球ではなかった。相手=バレンティンが上だった。
この春季キャンプに訪れた評論家が「岩崎は先発向き」と言っていたが、この人は昨年のキャンプでは「リリーフに向いている」と言っていた。別の人は「球種が少ないから、先発は厳しい」とも言っていた。どちらが正しいのか? 証明するのは本人だ。
岩崎、先発もいける OP戦“開幕投手”で4回1失点 見せた青木斬り!(デイリースポーツ)