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ヤクルトの球団社長が導いた、53年ぶり!(1日・ナゴヤドーム)

2007-11-02 19:06:40 | Nippon Series
 昨シーズンのオフは一時、東京ヤクルト・スワローズが、中村紀洋の獲得に乗り出していたのに、球団社長(多菊善和)の“鶴の一声”で獲得を断念。獲得できていれば、古田敦也監督の「辞任」も無かったかもしれない。その代わりに獲得したのが、中日ドラゴンズ。しかも育成選手として(背番号205)。

 このニュースを聞いたとき、タイガースファンとしては嫌な予感がした。すんなりスワローズに入っていれば、メジャーリーグに移籍した岩村明憲(タンパベイ・デヴィルレイズ)の穴を埋めて、プラス・マイナス「0」に過ぎないが、ドラゴンズに移籍したとなれば、プラス「α」しかない。
 しかしタイガースの岡田彰布監督は「オレ竜ノリで分裂するぞ」と発言して、寧ろドラゴンズにとっては「マイナス」に作用すると予言して見せたが、まんまと外れた。落合博満監督は見事に「問題児」中村紀をチームに中和させることに成功した。

 これはもはや監督の力量の「差」としか言いようがない。岡田監督は自分に当て嵌め、中村紀のような「問題児」をチームに溶け込ませる自信が無かったのだろう。
 我々はこの「他人事」の日本シリーズで改めて落合監督の「将」としての「器」の大きさを思い知らされた。この落合監督に勝てなければ、タイガースの覇権奪回は成功しない。岡田監督で大丈夫か? 岡田監督も「もう一段上」の監督としてのステップを踏まなければ、落合監督には「勝てない」。

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