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Hanshin Tigers Series 2024

檻の中の阪神タイガース(オリの中の虎)

2009-12-19 18:12:25 | Stove League
オリの中の虎―愛するタイガースへ最後に吼える (ベースボール・マガジン社新書)オリの中の虎―愛するタイガースへ最後に吼える (ベースボール・マガジン社新書)
著者:岡田 彰布
販売元:ベースボールマガジン社
発売日:2009-11
おすすめ度:4.0
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おれがいたら、三浦は阪神に来ていた」と著者。著者を(高校時代から)応援する「岡田会」のメンバーの中に、横浜ベイスターズの三浦大輔投手の“お父さん”もいた。≪当然≫タイガースファンで、子供の頃から家族ぐるみの付き合いだったらしい。

 2008年のオフ、監督を辞任した著者に「長い間のユニフォーム生活、本当にお疲れ様でした」と労いの言葉が……そして「実は、FA宣言しようと思ってます」と報告。その時点で“彼”はタイガースに「行く」気だった。
 しかし球団は交渉の場にトップの球団社長も真弓明信(新)監督も出席させず、それが本人の決断を鈍らせた、と著者の分析。(移籍を前提とした)FAを宣言しながら(結果的には)「残留」するという前代未聞の決着となった。……“彼”が来ていれば。

BBH1 SP三浦 大輔(横浜)BBH1 SP三浦 大輔(横浜)
販売元:コナミ
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 1998年、著者が“出向先”のオリックス・ブルーウェーヴ(当時)から戻り、二軍打撃コーチに就任したとき、当時の二軍監督は(試合中)サインを一切出さなかった、らしい。「三塁コーチが勝手にサイン出してるんや」。呆れた著者は「ほなら、おれがベンチからサイン出しますわ」と宣言し、それからチームは10何年ぶりの≪優勝≫(ウエスタン・リーグ)。

 その後、著者が二軍監督に就任して、それから5年間、ファームは2位が一回だけで、ずっと優勝した。2003年と2005年の一軍の≪優勝≫の基礎は、この5年間に作られていたのだと言える。……こんな優秀な人材を手放して、これからタイガースはどうなる? 再び≪暗黒時代≫に(徐々に)戻るではないか、と心配している。……そこに著者=岡田彰布が「いない」から。

オリ・岡田監督、赤星引退にしみじみ… (SANSPO.COM)

2005阪神タイガース公式優勝記念DVD ~70th Tigers新しい伝説の始まり~2005阪神タイガース公式優勝記念DVD ~70th Tigers新しい伝説の始まり~
販売元:メディアファクトリー
発売日:2005-10-27
おすすめ度:5.0
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