「2対2」同点で迎えた【6回裏】福岡ソフトバンクホークスの攻撃。阪神タイガースのマウンドには、39歳(16年目)引退が決まっている安藤優也(28試合、0勝0敗、防御率4.10)が上がった。先頭(左)打者に初球(137km)でストライク! 場内には空気を読まない(読めない)女児の「かっ、とば、せー!」の声が鳴り響いている。2球目(123km)ファウル! 3球目(137km)空振り三振!
続く(左)打者もカウント「1-2」に追い込んで、7球目(113km)を打たせて、ショートゴロに打ち取ったが、ショートの北條史也(23歳)が送球ミスして、1-OUT一塁。3人目の(右)打者には2球目(133km)を打たせて、センターフライに打ち取ったが、なぜか「ボーク」を宣告されて、1-OUT二塁。「空気を読まない」人間(球審)が此処にも……打ち直しの3球目(138km)を打たせて、ピッチャーゴロに打ち取ったが、安藤が三塁に送球して「セーフ」フィルダースチョイス(野選)。
1-OUT一三塁のピンチを迎えて、右打席には(出身地・大分の後輩)内川聖一(17年目)。初球(137km)外角低めに決めて、2球目(136km)ファウル! 3球目(135km)を止めたバットでファーストゴロ。5人目の(右)打者にはカウント「2-0」からフォークボールを振らせて、5球目(136km)6球目(スライダー)ファウルの後、最後はフォークで空振り三振! 握手で迎えられる16年目のベテラン。……地元・九州で最後のマウンド。
安藤優也選手が現役引退を発表(阪神タイガース公式サイト)
2017年9月24日(日) 対ソフトバンク 30回戦 タマスタ筑後