阪神タイガースの先発ローテーション候補（5～6人目）が次々と脱落（？）していく中、昨日の左腕・岩田稔（33歳）も5回4失点。岩田よ、オマエもか？ と思ったが、試合をよく観てみると……
【3回裏】1-OUTランナーなしで、センター前の打球を（センターの）中谷将大（24歳）が“蹴って”しまい、1-OUT二塁。続く打者が（同じく）センターに大飛球を打ち上げて、2-OUT三塁。
3番（DH）井口資仁（42歳）にカウント「0-2」から3球目（140km）を内角低めに決めて、岩田はマウンドを降りかけたが、判定は「ボール」。打者も球審（中村稔）も虚を突かれたのだろう。まさか（ベテラン井口相手に）3球勝負で来るとは……
審判の協力でカウントを「2-2」に整えた井口。6球目（142km）を打たされて、平凡なサードゴロ。その瞬間、タイガースファンと思われる子供が思わず「イェ～イ！」と叫んだが、三塁手は鳥谷敬（35歳）。正面の打球を「待って」捕って、一塁へ悪送球！ 一塁手が捕球できずに三塁ランナーが生還！ こんな選手を三塁手で使ったら、投手は堪ったものではない。
【佐野慈紀のピッカリ診断】阪神・鳥谷、一塁の距離感取れていないのでは（SANSPO.COM）
