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そして悲報は届いた…(29日)

2008-12-01 17:56:23 | Tigers DEN β
 歴史的な≪失速≫で優勝を逃し、今度はFA(フリーエージェント)で“ハマの番長”を逃した阪神タイガース。踏んだり蹴ったり、というよりも(“巨人”の大足に)踏まれたり(番長に)蹴られた、2008年シーズンだった(悲惨…)。こうなったら、次は「憲伸」(川上憲伸=中日ドラゴンズ)だそうだが、「売らんかな」のマスコミ(主にデイリースポーツ)に踊らされている気がする。 

 それにしても、三浦大輔(横浜ベイスターズ)。今さら「横浜が好きだから」とか、「強いところを倒したい」と発言(釈明?)。タイガースに来て、イチバン強いところ=読売ジャイアンツ(ムチャクチャなチーム)を倒すことに何ら「論理矛盾」は発生しない、と思うが……(取り繕った)言い訳にしか聞こえない。
 しかし「V逸」と(今回の)三浦の獲得失敗は≪連動≫しているような気もする。三浦と親交の深い岡田彰布(前)監督が残留していたら、違う結果が出ていたかもしれない。所詮、三浦にとって真弓明信(新)監督は「知らない人」。「残留」を決断する材料に使われた。やっぱり諸悪の根源は「読売ジャイアンツ」。これを叩かなければならない。

 結局、昨シーズンオフにFAを「決断」できた新井貴浩(当時・広島東洋カープ)は、チーム内に(4番ファーストを任せられる)栗原健太という後継者が育ってきていたから(記者会見で)涙を流しながらも、心置きなく、チームを去ることが出来た。
 一方、三浦にはチーム内に「エース」を任せられる人材が払底していたのだろう。そこが新井と三浦の大きな「違い」。カープは今シーズン、その栗原の活躍もあって、CS(クライマックス・シリーズ)の3位争いに最後まで食い込んできたが、ベイスターズの場合、三浦が残っても、現状維持が精々だろう。

 そんなことよりも、タイガース。三浦が来なかった≪穴≫は、福原忍の≪復活≫と先発に転向する久保田智之の上乗せ(成功)があれば、埋まる。さらに若手の石川俊介上園啓史、あるいは秋季キャンプで注目された(台頭した)白仁田寛和の成長(飛躍)も見込まれる。
 正確には三浦の≪穴≫ではなく、「あの」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)が抜けた≪穴≫。これが埋まらなくて、タイガースは毎年のように苦労している。FAにも手を出している。若手の成長だけで埋まれば、理想的なのだが。

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川上憲伸―ドラゴンズの星、憲伸の素顔 (別冊トップランナー)川上憲伸―ドラゴンズの星、憲伸の素顔 (別冊トップランナー)