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Hanshin Tigers Series 2024

頭に死球を喰らったのに、次の打席で本塁打!(7日・東京ドーム)

2008-05-08 20:39:50 | Tokyo Giants
 初回に先発の下柳剛が(4番)アレックス・ラミレスに先制2ランを喰らったが、【2回表】にすかさず6番・鳥谷敬の2ランで同点に追いついて、7番・矢野輝弘のソロで勝ち越し! ジャイアンツに(ホンの)少しでもリードを許さない「首位」タイガース。
 しかし【3回表】テレビ中継がCSから地上波に橋渡しされる寸前、4番・金本知憲の後頭部にデッドボール! ……タイガースファンが凍りついた。

 その金本が【6回表】に2点差に突き放すソロホームラン(第5号)を放って、本来ならこれで逃げ切らなければならなかったが、【7回裏】から登板した左腕・能見篤史が同点に追いつかれて、“能見神話”の崩壊……しかしラミレスの左中間へのホームラン性の打球はレフトスタンドのタイガースファンが身を挺して(?)阻止! その行為は褒められてものではないが、しかし、あの金本の後頭部への死球が、タイガースファンを≪火の玉≫に変えた。その波及効果で、タイガースOBの塁審(真鍋勝己)の判定も微妙に影響されたか? 

 そして【8回表】『月間MVP』(打者部門)新井貴浩と金本が作ったチャンスに、5番・葛城育郎がライト前ヒットで応えて、ガッツポーズ! オリックス・ブルーウェーヴ時代からその素質が評価されながら、レギュラーを獲り切れなかった男が、新天地で遂にレギュラーの座を(半ば)奪取した。「5対4」! 
【8回裏】は「新・勝利の方程式」左腕・江草仁貴が3者連続三振に抑えて、【9回裏】は≪守護神≫藤川球児が打たせて取るピッチング(久々のセーヴ)で3連勝! 

ジェフ 状態よし…9日に1軍復帰へ (デイリースポーツ)

月刊 GIANTS (ジャイアンツ) 2008年 04月号 [雑誌]