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Hanshin Tigers Series 2024

さらば、片岡!(12日・甲子園)

2006-10-12 21:56:57 | Koushien Stadium
 今日12日(甲子園)が≪最終決戦≫だと意気込んでいたが、10日(東京ドーム)に中日ドラゴンズの≪優勝≫が決まって、今日は消化試合になった。阪神タイガースの奇蹟は≪不発≫に終わった。SHINJO(北海道日本ハムファイターズ)はさぞガッカリしている、ことだろう。彼の最後のプレーを甲子園で見たかった。今日サヨナラで勝って、日本シリーズ進出を決めたSHINJO(新庄剛志)。最後の舞台は名古屋か札幌か……

【2回裏】先頭の浜中治がレフト前ヒットを放って出塁! 2-OUT後、8番スタメン浅井良がレフト前に2塁打を放って、2,3塁。9番のピッチャー安藤優也がライト前にヒットを落として、先制点! 1番・赤星憲広も三遊間を抜いて、「2対0」! ……それにしても、内野スタンドはガラガラで寂しい入り、だった。これぞ消化試合。しかしタイガースだけは≪本気≫モードが漂っている。何故か? 

【5回裏】5番・浜中が左中間を破って出塁(3打数3安打!!)6番に入った、この日が≪引退試合≫片岡篤史がピッチャーの足元、センター前に抜ける、タイムリーヒット! 「3対0」。タイガースは、この男の為に今日は≪本気≫だ。そして甲子園(今シーズン)最終戦……観客の為にも≪勝つ≫と決めている、ようだ。

【6回裏】2-OUTから赤星がフォアボール(四球)を選んで、お約束の盗塁! 今シーズンは6年連続盗塁王を逃してしまったが、来シーズンこそは不調だったバッティングも含めて≪復活≫を期すシーズンになる。とにかく今シーズンはキャンプ中に眼の病気になって、出遅れたのが痛かった。
 2番「久しぶりにセカンドを守った」関本健太郎が3塁線を抜いて、“猛打賞”(3安打)これで打率3割浮上! 「4対0」! 3番(途中出場)林威助がセンターオーヴァー! フェンス直撃のスリーベース(3塁打)を放って、「5対0」! 来シーズンこそレギュラーを獲りたい林。せめて代打の“切り札”には成長してもらいたいものだ。

 先発の安藤は【7回裏】に一発を浴びたものの、1失点で降板。【8回裏】をジェフ・ウィリアムス【9回裏】を藤川球児に繋いで、恐らく今シーズン最後の<JF>リレー。来シーズンには<K>(久保田智之)の≪復活≫が待たれる。今シーズンは久保田で≪一等賞≫を獲り逃した、と言っても過言ではない。来シーズンは久保田で≪一等賞≫を取り返す! 

完全燃焼できた…さらば片岡が引退 (デイリースポーツ)