大阪環状線用の新型車両の
３２３系
が登場し、２０１６年１２月２４日より営業運転を開始しました。大阪環状線では１０３系と２０１系が活躍していますが、老朽化が進んでいるのと大阪環状線改造プロジェクトにより、新型車両の投入となった形です。その３２３系に乗車してきましたので、レポートします。
３２３系は２２３系や２２７系等と同じ車体構造で、
３扉
となった事が大きなポイントです。１０３系と２０１系は４扉ですが、環状線では既に３扉の２２１・２２３・２２５系が多数投入されている事や試験的に３扉車を多く投入し、問題ない事が確認で来た事から３扉の採用に至ったようです。
オール電動車など機器構成は基本的に２２５系等に準じているようですね・・・。
３２３系は大阪環状線用である事から大阪環状線のカラーであるオレンジを中心に配置し、ドアには位置が分かるようにアクセントを付けている事が大きなポイントです。それだけでなく、大阪環状線改造プロジェクトのロゴマークが先頭部および側面にデザインされています。それだけに３２３系は大阪環状線改造プロジェクトの大目玉である事が伺えますね・・・。
車いすスペースやフリースペースがある部分には大きなマークが付いています。サイズももちろん大きめで、外から見てすぐわかるかのような感じになっています。
パンタグラフにはモハ３２３形にシングルアーム式パンタグラフを搭載していますが、その中でも基本番台には予備用パンタグラフを装備しています。予備パンタグラフの搭載は２２５系１００番台及び５１００番台から始まっていますが、３２３系もこれに倣っています。
４号車のモハ３２２形では女性専用車に指定されている事から、デザインをやや変えてドアの横にはアクセントカラーであるピンク色を配置しています。すぐに女性専用車である事がわかりますね・・・。女性専用車は一般的にはステッカを貼るだけなので、こういう形で目立ったものにするのはあまり例が無いのでしょうね・・・。
側面行先表示です。２２７系より採用されたフルカラーＬＥＤが採用されています。
車内です。通勤型車両という位置づけから、
オールロングシート
となっている事がポイントです。座席はどちらかといえば、２０７系更新車に近い感じです。扉間の座席は１０人掛けで、３人、４人、３人で区切り、その区切りには仕切りやポールを配置しています。そして、ドア横の仕切り部分には乗客の肩を逃すために仕切りの配置を斜めにした事が大きなポイントです。なので、肩が仕切り板につかえることなく、座る事が出来ます。単にロングシートである事だけでなく、様々な場所において工夫がなされていますね・・・。
車端部です。車いすスペース兼フリースペースと優先座席が設けられています。特に優先座席には個別に肘掛けを備え、立ち上がる際の補助として使用できるようにしている事がポイントです。そういえば、近鉄のシリーズ２１でこういう座席ありましたね・・・。尚、車いすスペース兼フリースペースは各号車に設けられています。
こちらは８号車の車内です。８号車は最も混む事が予想されるため、ドア周辺において
立ちスペースの拡大
が行われています。扉間の座席を８人掛けとし、立ちスペースの拡大がなされています。その部分にはクッションが設けられ、もたれやすくしています。扉の数が減った分、混雑緩和のために様々な工夫がなされている事がわかりますね・・・。
ドアの上にはＬＣＤ式の車内案内表示器が設置されています。ＪＲ西日本のＬＣＤ表示はドアと垂直方向に設けられていたので、ドア上に設置されるのは３２３系が初めてとなります。そして、ＬＣＤ表示器自体も各ドア上に設けられている事もポイントです。
そして、表示内容も２２５系と３２１系と比べて情報量が増えた事もポイントです。各停車駅などだけでなく、各駅の出入口や階段などの位置表示もなされています。こういう表示はＪＲ西日本にとっては初めてとなりますね・・・。
車内案内表示はドア上だけでなく、車端部にも設けられています。配置も何かＥ２３５系と似ていますね・・・。
３２３系では１２月２４日と１２月２５日の２日間限定で行先表示器の種別表示部分において、クリスマスツリーの表示が行われていました。ＬＥＤ表示ならでのサービスでしょうか・・・。
３２３系が走り始めたわけですが、さまざまな新機軸が導入されており、乗っても楽しそうな感じですね・・・。大阪環状線も大きく変わりつつあります。
以上です。
３２３系
が登場し、２０１６年１２月２４日より営業運転を開始しました。大阪環状線では１０３系と２０１系が活躍していますが、老朽化が進んでいるのと大阪環状線改造プロジェクトにより、新型車両の投入となった形です。その３２３系に乗車してきましたので、レポートします。
３２３系は２２３系や２２７系等と同じ車体構造で、
３扉
となった事が大きなポイントです。１０３系と２０１系は４扉ですが、環状線では既に３扉の２２１・２２３・２２５系が多数投入されている事や試験的に３扉車を多く投入し、問題ない事が確認で来た事から３扉の採用に至ったようです。
オール電動車など機器構成は基本的に２２５系等に準じているようですね・・・。
３２３系は大阪環状線用である事から大阪環状線のカラーであるオレンジを中心に配置し、ドアには位置が分かるようにアクセントを付けている事が大きなポイントです。それだけでなく、大阪環状線改造プロジェクトのロゴマークが先頭部および側面にデザインされています。それだけに３２３系は大阪環状線改造プロジェクトの大目玉である事が伺えますね・・・。
車いすスペースやフリースペースがある部分には大きなマークが付いています。サイズももちろん大きめで、外から見てすぐわかるかのような感じになっています。
パンタグラフにはモハ３２３形にシングルアーム式パンタグラフを搭載していますが、その中でも基本番台には予備用パンタグラフを装備しています。予備パンタグラフの搭載は２２５系１００番台及び５１００番台から始まっていますが、３２３系もこれに倣っています。
４号車のモハ３２２形では女性専用車に指定されている事から、デザインをやや変えてドアの横にはアクセントカラーであるピンク色を配置しています。すぐに女性専用車である事がわかりますね・・・。女性専用車は一般的にはステッカを貼るだけなので、こういう形で目立ったものにするのはあまり例が無いのでしょうね・・・。
側面行先表示です。２２７系より採用されたフルカラーＬＥＤが採用されています。
車内です。通勤型車両という位置づけから、
オールロングシート
となっている事がポイントです。座席はどちらかといえば、２０７系更新車に近い感じです。扉間の座席は１０人掛けで、３人、４人、３人で区切り、その区切りには仕切りやポールを配置しています。そして、ドア横の仕切り部分には乗客の肩を逃すために仕切りの配置を斜めにした事が大きなポイントです。なので、肩が仕切り板につかえることなく、座る事が出来ます。単にロングシートである事だけでなく、様々な場所において工夫がなされていますね・・・。
車端部です。車いすスペース兼フリースペースと優先座席が設けられています。特に優先座席には個別に肘掛けを備え、立ち上がる際の補助として使用できるようにしている事がポイントです。そういえば、近鉄のシリーズ２１でこういう座席ありましたね・・・。尚、車いすスペース兼フリースペースは各号車に設けられています。
こちらは８号車の車内です。８号車は最も混む事が予想されるため、ドア周辺において
立ちスペースの拡大
が行われています。扉間の座席を８人掛けとし、立ちスペースの拡大がなされています。その部分にはクッションが設けられ、もたれやすくしています。扉の数が減った分、混雑緩和のために様々な工夫がなされている事がわかりますね・・・。
ドアの上にはＬＣＤ式の車内案内表示器が設置されています。ＪＲ西日本のＬＣＤ表示はドアと垂直方向に設けられていたので、ドア上に設置されるのは３２３系が初めてとなります。そして、ＬＣＤ表示器自体も各ドア上に設けられている事もポイントです。
そして、表示内容も２２５系と３２１系と比べて情報量が増えた事もポイントです。各停車駅などだけでなく、各駅の出入口や階段などの位置表示もなされています。こういう表示はＪＲ西日本にとっては初めてとなりますね・・・。
車内案内表示はドア上だけでなく、車端部にも設けられています。配置も何かＥ２３５系と似ていますね・・・。
３２３系では１２月２４日と１２月２５日の２日間限定で行先表示器の種別表示部分において、クリスマスツリーの表示が行われていました。ＬＥＤ表示ならでのサービスでしょうか・・・。
３２３系が走り始めたわけですが、さまざまな新機軸が導入されており、乗っても楽しそうな感じですね・・・。大阪環状線も大きく変わりつつあります。
以上です。
