鎌倉鶴岡八幡宮の崇敬者大祭が昨日行われ、拝殿における神事、直会、そして「やぶさめ」が行われましたので参拝しました。
崇敬者の会「槐(えんじゅ)の会」では、国際交流活動の一端として、在日各国公館などの人たちに日本文化を知ってもらうために
「やぶさめ」で国際交流席を設けたり、「やぶさめ」の中の役目を外国人の子供たちに分担してもらう等の活動が展開されています。
今回の「やぶさめ」は、小笠原流による「やぶさめ」が行われましたが、小笠原流では今年6月にはフィンランドとの
修好95周年を記念してフィンランドで「やぶさめ」の儀式が執り行われたそうです。
そのような経緯からと思われますが、最初に馬場に現れたのは武者姿の「フィンランド大使」で、
それに続いて小笠原流の関係者の皆さんが入場し、6頭の馬によるやぶさめが3回行われました。
的は、1の的、2の的、3の的があり、射手が打ち終わると場内放送で、その結果が報告されます。
今回の写真は「1の的」の近くで撮ったものです。
(左)馬場上~馬場下 間で安全を確認して、最初の射手がスタートします。 (右)射手は扇でスタートの合図をして、走り出します。
最初の射手は、「扇」を上方へ投げ上げると同時にスタートします。
外国人の子供たちも「やぶさめ」の中のいろいろな役目を担って、一生懸命演じていました。
射手が矢を打ち込む姿。(シャッタースピード 1/1000秒)
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