ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

江戸幕府の感染症対策を読んだ!

2020-12-10 22:22:00 | Weblog
江戸幕府の感染症対策、なぜ都市崩壊を免れたのか、安藤優一郎著を読んだ。偶々図書館の新刊書コーナーに展示されていた。新型コロナウイルスのパンデミックに合わせて書かれたのだろう。
それにしてもあまりにも現在の状態に似ている。麻疹、疱瘡、コレラなどの治療、給付金、米の支給などが遅滞なくされていた事には驚いた。種痘を広める努力を幕府や大名が率先して家族に受けさせて普及に努めていたなど考えたこともなかった。罹患者の皮を元に次々と感染させるやり方は現在のワクチンと同じだ。江戸幕府も今の政府も同じように感染対策と景気回復を同時にしたい、と言うジレンマに悩まされていた。お金とお米の支給の限界。当時の感染症もオランダなどから持ち込まれたりしていた。それにしてもウイルスは平安時代にもあった。その後幾たびもくりかえされている。これからも感染症は続くのだ。数日で80才になる自分はマスクと手洗い励行で従前通りの生活をしている。ただ松山のジュンク堂へ行きたいのを我慢しているのが、、、辛いです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿