ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

空を自由に飛びたい

2007-11-26 16:25:05 | Weblog
先日NHKでモーターグライダーを自在に駆って湖や紅葉の風景をかすめるような低空で滑空しながら撮影した「天空の旅人 紅葉列島を行く」という番組を観た。其の光景は鳥の視点でないと絶対に撮らえられないものだと思えた。
知人にモーターグライダーをしている人がいるけれどあのような低空で飛ぶことはとても無理だ。
私の聞いたところでは最低でも高度を300m位にとって上昇気流を読みながら飛ぶという話だった。
素人考えからしても300m位の高度を保っていなければとても危なくて命が幾らあっても足りないように思えるのだが、この撮影をした多胡光純(たごてるよし)さんは3mから3000mの間を上下しているということだ。
飛翔している彼を通して番組を観る私たちに鳥になったような視野を展開してくれる。
欲をいえばもう少し速度を落として、時には“ふわっ”としたような瞬間の様子を見せてくれれば最高なのだが、彼も鳥ではないのだからとても無理だろう。
それにしても驚異の映像だ。

彼はまだ32才と若いが私の知人は六十七才になるはずだ。
最近は行来が途絶えているのだが、天気のいい日には飛んでいるだろうと思う。
上空で音がすると外へ出て見上げてみることもある。

飛び立つ時の難しさは、見ているとはらはらさせられる。
エンジンや羽を背負って風に向かって走って離陸するのだ。
一度など風の方向が急に変わったのか失速して、あっと、声を上げるようなこともあった。
体力、度胸、冷静さなど私には持ち合わせていないものばかりが必要なスポーツだ。
知人は若い時車のテストドライバーをしていたから、体力も度胸も冷静さも全て持ち合わせている。

彼もカメラを持って飛んでいた。
私のまちのランドマークの100m余のホテルの上空から撮った写真や海峡を跨ぐ大橋の写真など沢山撮って記録している。
私の家も上空から撮影して大きく伸ばしてくれた。

私は座って、テレビの画面や写真を見て、想像の翼で空を飛ぶとするか。

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