ジジババは2階の子供の空き部屋を寝室にして別々の部屋で就寝時間を気にすることもなく好き勝手にしていた。ところが正月明けにバアサンが帰省した子供達の接待疲れでダウンした。すると2階で寝るのが出来なくなった。そこで前々から言っていた寝室を1階の6畳の和室へ移す事にした。業者に頼むと簡単なのだが今までのDIY歴から簡単に出来ると思ったので着工した。
先ず和風の繊維壁を白色に変えようとローラーで塗り始めたがとてもじゃないが上手くいかない。諦めてシートに変えて挑戦したが繊維壁の凹凸に難渋した。それでも何とかやり終えて畳の上に板状の木目のシートを敷いた。カーテンとLEDのペンダントライトも新調して暗かった部屋が明るい洋間になった。難関はセミダブルのベットを2階から下ろす作業だった。マットにロープを掛けて階段の両サイドにもたし掛けてずるずると下ろした、予想していたよりは上手くいった。しかしジジのベットはもう少し重そうなので、業者に頼む事にした。83のジジババには限界だった。子供が心配するのでこれからは業者に任そうと思った。本当に大変だった。それでも完成の達成感はいつもながら、ヤッタゼ!と腕を振り上げたくなるような気持ちになった。