夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

池に浮かぶ月29【1月29日】

2018年01月29日 19時40分49秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はブログを書いていなかったようです。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「1月29日という日」

【2017年】ツイッターつぶやき(記事なし)≪過去の記事≫【2004年】なんだか毎日いろいろな詐欺や事件のニュースが絶えません。もう、社会全体が変になっています。精神......

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年 1月29日(月)2「ちょうどよい関係(2)」

2018年01月29日 12時09分21秒 | 「東京日記」
椅子に座り本を読みながらランチを食べていた
途中でトイレに立った
レストランの通路を進むと
その通路に椅子に座った女がいた
テーブルから1メートル30センチ5ミリ椅子を引いて座っているのである
はて?テーブルにはホットコーヒーが置かれていた
トイレを済ましまたランチと本に集中しようとしたが
あの女が気になって仕方がない
相変わらず背筋を伸ばし、足をきちんとそろえて座っている
はて?あのホットコーヒーと女はどこで接点をもてるのか
食い入るように見てしまった
しかし女は微動だにしない
見るのも飽きて本に目を移そうとしたときである
手がのびた。。。。
手がコーヒーにのびて飲んだと言うことではない
まさに腕が伸びたのである1メートル30センチ5ミリまで
はて?どうして口元まで持ってくることやら
しかし心配は要らなかった
首も1メートル30センチ5ミリ伸びてきちんとテーブルの上で飲んだのである
ふと見るとテーブルの向かいには男がいた
微妙な二人の関係の空気が店内を漂い始めた

【2005年ごろホームページに書いたものですが、ちょっと思い出して・・・・】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年 1月29日(月)「ちょうどよい関係」

2018年01月29日 11時29分21秒 | 「東京日記」
朝、ゴミを出し終えて花壇の花の様子見ていたら、時々すれ違う茶色に縞模様のある大きな猫がやってきた。この界隈では、この猫と黒猫が縄張りを持っているようで心の中でいつも挨拶をさせていただいている。
やってきた猫は僕から1メートルも離れないところの日差しの中にきれいに前足を曲げて座り込んだ。
横目で見ながら独り言のように「おはよ」と言ってみた。
猫はニャ~ともいわずに薄目になって僕を見ている。
寒いから花も元気がないよ・・・・と、また独り言。
もちろん猫は薄目のままたたずんでいる。
煙草に火をつけて吸いはじめても猫はたたずんでいる。
花殻を摘んでいるとかすかにひげを動かしたがニャ~ともいわない。
名前はないんだろうなぁ・・・・・
一瞬名前を付けてしまおうと思ったが、この1メートルほどの距離間でじっと僕の独り言を聞いていてくれる距離がちょうどよい距離感なんだなと思った。
ちょうどよい距離感。。。。。その点では猫が一番の動物ではないかな。
漱石の「吾輩は猫である」の猫には名前がなかったという。
クシャミ先生もこのちょうどよい距離感が好きだったのかもしれない。
煙草も吸い終わったし帰ろうと思い立ちあがったが、今度は独り言のような挨拶も言わずに帰ってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする