夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

じゆうななもじ君句集 2023年春

2023年02月04日 16時56分57秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
2023年春

    春立ちて白き春満月は
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じゆうななもじ君句集 2022・23年冬

2022年11月07日 16時37分08秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
2022・23年 冬

     球根に春を思う手立冬の陽
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じゆうななもじ君句集 2022年夏

2022年05月12日 14時50分22秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
     2022年 夏

     足止めて青葉若葉の通り雨
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じゆうななもじ君句集 2022年春

2022年02月05日 12時48分21秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
     2022年 春

       薄日さす菫のつぼみうつむきて New
       朝焼け珈琲の湯気に寒明ける
       
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じゆうななもじ君句集 2021年冬

2021年12月12日 16時37分20秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
     2021年 冬

     ぼんやりと冬至も近き夜明けかな
     山眠る銘菓の味や青き空
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じゆうななもじ君句集 2021年秋

2021年09月12日 15時48分16秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
     2021年 秋

        薄日さす公園静か鶺鴒鳴
        蜩や窓の灯早しレジ袋
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じゆうななもじ君句集 2021年夏

2021年05月07日 18時30分27秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
     2021年 夏

      夜も明けて満天星躑躅青葉雨 New
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じゆうななもじ君句集 2021年春

2021年04月25日 08時25分01秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
    2021年 春

     ゆで卵ペロンと剥けて夏近し New    
     薄墨の花のつぼみや雨やまず      
     春の鴨一声ほどに水面揺れ
     ゴミ出しの袋は軽ろし寒明けぬ
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じゆうななもじ君句集 2020年冬

2020年11月07日 15時19分53秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
      2020年 冬

     立冬やとりあえずの句ひねりおり New
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じゆうななもじ君句集 2020年秋

2020年10月03日 19時39分31秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
      2020年 秋

      十六夜の吹く風温し気もそぞろ New
      遅き月蝉一匹涼風至
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じゆうななもじ君句集 2020年夏

2020年06月30日 12時04分07秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
       2020年 夏

       梅雨明けず重たき空や伊勢うどん New
       コロナ禍や筍茹でし灰汁の色

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じゆうななもじ君句集 2020年春

2020年04月26日 12時43分22秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
       2020年 春

     夏近し卵の殻もツルリンと New
     緊急事態下の春満月
     月出でて花は静まり猫の恋
     午後の薄日に初めて蜂飛ぶ
     鳥鳴きて朝寝の窓や白みゆく
     ゴミ出しの袋を置いて鳥交る
     紙の雛折りて飾りし雨水かな
     唐突に満月登り冴え返る
     寒開けの朝日登りて鳥の声


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じゆうななもじ君句集 2019年冬

2020年01月30日 21時07分27秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
       2019年 冬

     布団干し頬杖ついて春を待つ New
     心定まらぬ霙の夜は
     さえずりをはじめて聞きて春近し
     風花の一つふたつと裏通り
     野良猫の姿も見えず寒の内
     一時の初雪空に舞い散る
     電気つけ乱れし炬燵夕まぐれ
     懐手流れる川に杭は立ち
     小正月夜明けの雨にけぶる街
     残り柚子ぼちゃんと入れて湯気立ちぬ
     日の出や雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
     冷酒に煮しめつまんで晦日蕎麦
     街の灯に冬至の雨はそれらしく
     雲きれて陽だまりの中冬木立
     星空に街は静まり干し布団
     薄日射し子らの声すぎ木の葉散る
     冬至の夜厠の電気薄暗し


 
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じゆうななもじ君句集 2019年秋

2019年10月31日 22時08分08秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
       2019年 秋

       窓を開けリンゴジャムの酸味かな New
       雨はやみ外灯暗し秋の夕
       忙しき心休めて秋彼岸
       目を落とすさみしき花壇秋の蝶
       十五夜の月は見えずにそぞろかな
       コンビニや秋雨前線幟旗
       葉の先のシオカラトンボ弱き風
       天気雨深き睡魔や残り蝉
       風呂あがり窓を開ければ処暑の風
       満月の夜空に向かい秋の蝉
       送り火を振り返りつつ通り雨
       雨はやみお盆の月は満ちにけり
       静けさに残暑の午後や風はなく
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じゆうななもじ君句集 2019年夏

2019年07月31日 22時14分08秒 | 「じゆうななもじ君 句集」
2019年 夏
                
        熱帯夜テレビの音や路地裏に New
        家の蜘蛛コバエも捕らずや飼っており
        甜瓜母の言葉の訛りかな
        蝸牛葉を這うごとき睡魔かな
        後半戦いかに暮らすか半夏生
        月も無くテレビ遠くに夕涼み
        雨やみて梅雨空光り鳥の声
        昼顔のはびこる街路土埃
        雨を呼び威張り立つや鬼薊 
        父の日やうわさもなきに夕まぐれ
        朝の風梅雨の晴れ間や湿る土
        紫陽花の雫は光り薄日さす
        琵琶の汁腕を伝いて窓の雨
        心太黙りてすする雨の夕
        梅雨入りや街灯暗し雨の音
        立ち尽くす夜明けの雨や梅雨葵
        十薬の暗き雨降る静けさや
        紫陽花や世間話に空曇り
        夏服の疲れし肩や午後の陽
        孑孑の文字を眺めて窓の風
        朝の風ニチニチソウの苗は揺れ
        蛞蝓や枯れしビオラの残り花
        蟻を見て内弁慶やあとずさり
        雨に濡れ濡れても薄し樟若葉
        雲母虫トイレの紙も好き好きか
        無造作に鋏を入れし初夏の庭
        赤紫蘇の束を重ねし八百屋過ぎ
        飯食えば鳥はさえずり初夏の朝
        日は暑し花屋の棚や衣替え
        小虫湧く初夏の風花風もなく
        薄日さす若葉は影も柔らかし
        サンダル履きのゴミ出しに朝の風
        起き掛けに素足さらりと雲眺め
        霧雨に満天星躑躅夏に入る
        アジサイの花芽のごとき雨の粒
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