こんにちは。

エルです。
おとなしくしていたい、と思っても日本語が通じない母といると、布団から庭へと連れ出される。
「これ!スズメバチじゃないかしら?あんまり鬱蒼と木を繁らすからよね。あ、そこの枝を折ってちょうだい。そこじゃなくてその上!」
頭痛。
今朝読み終えたのは
滝田愛美『ただしくないひと、桜井さん』
読み終わって先ず頭に浮かんだのは
「あなた方のうちの罪のないものから先ず石を投げよ」というキリストの言葉。
そんな人はいないのだ。
物語は連作短編の形をとっている。
読み進めるうちに、見えていたものには裏側があり、それは別の者には表だったりと、息苦しさをはらんでくる。
誰にでもある小さな秘密が、日常を壊していくのだ。
軽い読みあたりで(飲み物じゃないけど)するする読んでいくと、
だんだんその複雑さ(もしくは人間の単純さ?)に身震いさせられます。
今日の良いこと・頭痛がひどくなる前に母の友人が買い物にはを連れ出してくれました(笑)。
観葉植物代わりと、庭から蔦?を切って。

皆様に幸運を!