おはようございます。
「仕事と家の往復だけなんてツマンネエ人生だな!」
と、高校のクラス会で地理の先生(担任じゃなかったのになぜ居た?)に言われたのが
今でも記憶に残っているエルです。
ええ、もちろんその後はクラス会なるものには参加しておりません。
今は仕事も家もちょっとしんどい低空飛行状態。元気に往復出来ていた頃が懐かしいぜ!
ま、本来的な症状ですかね←?
さて、タイトル。
珍しく(初めて?)怪談の紹介です。
同郷のよしみなのか、時々読んでしまう
郷内心瞳の怪談。
今回は『拝み屋備忘録 ゆきこの化け物』。
著者は拝み屋を生業としており、お祓い等を対面や出張で行っているそう。
私が中学生の頃はまだ近所に拝み屋さんがいて、(私自身はそこの場所も顔も知らないのですが)
姉が金縛りと悪夢を毎晩繰り返した時に
お祓いをしてもらったらしい。
今思えば、小さい頃から
「この世にお化けなんて無いんだ!」と言っていた父が、拝み屋を依頼することに良く納得したなと思います。
昔の人にとっては日常の範囲内だったのかも。
拝み屋とは違うのかもしれませんが、社会人になってから、恋人との問題に悩んだ同僚が、良く当たると聞いて車を走らせた所では、
沢山順番待ちの人がいて、順番が来ると、襖が開き、向こう側に座っていたお婆さんに、こちらが何も言わないうちにズバズバ当てられて、将来の事も言われて、あっという間に襖が(お付きの人によって)閉められたそう。
なんとなく気になってその話を憶えていたら、彼女が結婚した後にしっかり答え合わせが出来てしまい、ちょっと怖かったです。
閑話休題。
「ゆきこの化け物」は、とっても悲しかった。
何を書いてもネタバレになりそうですが、愚鈍なくらい純粋に男の人に尽くしてしまう女性のお話です。
著者の元に集まってきた実話怪談の中に紛れて
最後に「えっ?」となります。
怖さで言ったら怖くない怪談。
でもとても哀しい怪談でした。
今日の良いこと・土曜日(笑)。
ひたすら寝て終わってしまう日でもありますが、色々しんどいので有りがたい。
昨日は診察日でしたが、胃の痛みを訴えたら胃薬も出して貰えました。
ずっと市販薬に頼って効き目がイマイチだったので助かりました。
さて、今日は涼しくしてお家にいましょう。本も沢山注文して、届いているし(今月の請求マジ怖いですわ)。
暑さとコロナにお気を付けて。
皆様に幸運を!