Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

揚羽よ~

2021-09-25 10:05:23 | 日記
おはようございます。

エルです。

昨日ふと、庭のスダチの木にアゲハがやって来たのを見ました。

そういうことにすぐ気が付くのは意外に母親。
心のなかに無邪気な部分が多くあるのでしょうね。
ず~っと猫やら鳥やら見知らぬ小学生やら(←?)に懐かれています。

傷付いた羽根でヨロヨロとスダチの木を廻る揚羽。
きつと最期に卵を産みに来たのでしょう。
スダチやキンカン、山椒の木。
揚羽を育てるものは揃っている我が家の庭。しかし鳥も来るので、羽化迄行ける子はどのくらいかな?

羽根の傷付いた揚羽を見ると
小川未明の『島の暮れ方のはなし』という小品を思い出します。

うろ覚えですが、
ある島を訪れた男に、その島の女が
「土塀に妹の小袖の一部があったので、あの子は死んだとわかりました」みたいなことを言う。
帰るときに土塀を見てみると蜘蛛の巣に破れた蝶の羽根が引っ掛かっていた。
というもの。

なんだかこの話は好き。


今日の良いこと・うん、ここはこのところ食べ物の話ばかりですが、山形の梨が瑞々しくて美味しかったです。

朝晩に涼しく感じる秋の風や虫の声
秋をしみじみ感じられる時候ですね。

皆様に幸運を!


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生きる権利とは

2021-09-18 09:31:37 | 読書
おはようございます。

エルです。

明日から仕事なので、このところの慢性的な風邪の引き始め←この表現なんなの?
を、なんとかしなくては。

老いも若きもワクチンが浸透すると、やはり街に人が溢れます。

職場はまんま駅ビルなので祝休日の混雑からは逃れられないなあ。

休日でも必ず7時のオープンにいらっしゃるお客様もいて、近くのマンションなのかな、なんて考えちゃいます。



今日の良いこと・週に一度家の近くに来る果物やさんで買った葡萄が美味しい。


そしてタイトル、
これは中山七里『護られなかった者たちへ』を読んだ感想です。

次々発見される遺体。殺人事件。
どうやら発端は生活保護受給を受けられないで餓死した人物。
警察はひとりの男に目を付けるが…。

生活保護受給のために実際に沢山書類を書くなんて私には無理だなあと思いました。
土地や家があったらアウトで、それらを売らないといけない。
でもボロボロで取り壊しにもお金がかかる家を誰が買うのでしょう?

絶縁されている親類に連絡を取るというのもハードルは高い。

それでも支給されるお金は国民の血税。

辞退して餓死する人間がいるのもまた事実で。

単純な私は国会議員を減らせよ!と思っちゃいますね。

話はおかしな方向に飛ぶかもしれませんが、
罪を犯して刑務所で懲役を喰らう人間は餓死しませんよね。こちらもすべて税金で賄われる。
書類を何枚も書くのは本人の仕事じゃない。

一方でまともに生きてきて仕事にありつけなくて、受給申請も却下される人がいる。
ワケわかんないですね。

昔、廻らない寿司屋でバイト中に、塀の中から出てきたは良いが、行く宛もなく捕まりたくて無銭飲食するおじさんを見ました。

出口のないようなお話は滅入りますが、中山七里は読ませる力があるので、あっという間に読み終えました。

財閥や企業はもっと寄付して良いと思います。
サステイナビリティだとかも大事でしょうが、貧困で進学出来ないとか生活できない人を多く抱える国が先進国のわけはないじゃないですか?

そんな事を考えていました。


皆様に幸運を!






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瀬尾まいこ沼

2021-09-12 19:47:19 | 読書
こんにちは。

エルです。


どうも風邪っ気が抜けないです。←いつものことですね。
肩が物凄く凝ってます。

さて、このところ1週間で6冊以上読んでしまったという
瀬尾まいこの本。

本屋大賞を取ったとか、それが映画化されるとかは知っていましたが、
以前、同い年の友が
「面白いから読んでみ!『図書館の神様』がオススメだよ~!」
などと言っていて、まあ天の邪鬼というか、何かしら気に入らなかったんでしょうね(オイオイ)放置していて

それが読み始めたらやめられない止まらないという、えびせん状態です。

こういうのを昨今では沼っていうんでしょうか?

図書館にあるのは片っ端からかりて、無いのはAmazonしてます。

主にYA(ヤングアダルト)の書架にあるので学生向けなんですね。

まあ主人公も小学生から社会人まで幅広いです。

そしてミステリーでもないのに結構人が死にます。
なんの前触れもないので
(ドラマだと、~そんな日々が続いて行くのだと信じていた~なんて前フリがありますが)
親兄弟でも、親友でも恋人でもイキナリ死にます。
それが自然なのかも知れませんが
とにかく前フリもなく、平和な文章なのでビックリします。

まあ、死だけでなく、別れも突然です。

瀬尾まいこさんは国語の教員だったかと思いましたが、

人生は一期一会なんでしょうかね?

いや、それを言いたいわけでもないでしょうが。

最初の三行が秀逸だと解説で誰かが言っていました。これは確かです。
情報が詰まっているので、もうそのまま読むしかなくなります。

後ろの手を離されたのがなんとなく分かってるんだけど、怖くて振り返れないまま漕ぐ自転車の練習みたいに読んでしまいます。

悔しいことに(?)
『図書館の神様』凄く好きです!

やる気もなくぼーっと高校の講師に来て、文芸部の顧問になってしまったヒロインは読書嫌い。唯一の文芸部員に薦められて本を読むようになったり、不倫してたり、それを弟にも知られていたり
何やってんだもう!

まだ未読の本が3冊くらいあるのでもうちょっと走ります。


今日の良いこと・休み明けはいつもドキドキでこわごわ職場にいくのですが、今日は気心の知れたメンバーにイジラレながら何とか仕事をこなせました。
皆さん有り難うです!



皆様に幸運を!


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重陽の節句

2021-09-09 14:31:16 | 日記
こんにちは。

エルです。


今日、9月9日は重陽の節句。

前の日から菊の花に綿を載せて(これが着せ綿)
朝、その綿で身体を拭いて健康長寿を祈ったそうな。

菊の花びらをお酒に浮かべて飲むというのもあるそうですが、
哀しいことに、数年前に突如下戸になった私には無関係。

ということで、探したら
働いているテナントの入ったビルの和菓子屋さんで発見。
その名も「着せ綿」。

家に帰っても誰も反応しなかったので
ひとりお茶タイム。



お茶を全く嗜んでいないのは我が家ではエルだけ。で、まあ抹茶を上手く点てられず。

そういえば電通を早期退職した女性が抹茶のカフェを開いたとか、テレビで見ましたら、電動の泡立て器を使っていました。
泡泡してるのが美味しいんですよね。



今日の良いこと・やっと木曜日。ふう。
病院に行かない日はまったりと大型書店で過ごします。早く帰ったりしないの。
家も疲れるから。

ここのところずっと仕事でつまづいており、
果ては朝、ビルに到着しただけでドキドキするので頓服を飲んでおりました。

昨日も、コーヒーマシンが豆殻だらけになるのは私のせいっぽい空気になり、
まあ、マシンの構造を知らないというのも弱点ですし、他の人の時は変にならないらしいのでやっぱオレ?(カフェだけに~)
納得がいかないとか言って仲の良い社員さんに睨まれたりしました。

朝も、電車が着いてからビル内を走って事務所までいくのだけど、それも遅いと言われます。
トイレに寄らなきゃ良いのだろうけど、何でも出来る他の人達のように仕事が始まってから
「ちょっとトイレいってくるね!」なんて言えませんからね。

おお、愚痴が多くなった!
スミマセン。
この次は本の話題で~。


皆様に幸運を!





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