おはようございます。
エルです。
島本理生『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』読了。
買う前にレビューを見たら、
「病んでる感じが無かった」
と、あったので少し安心して読み始めました。
連作短編になっています。
最初の方は主人公の、深刻に思える恋愛と美味しいものを食べる話。
後半からは主人公の友人たち、我が儘にしかみえない妹の話が出てくる。
食べ物も飲み物も美味しそうに表現出来ると、こんなにも伝わるものなのか。
出てくる料理何でも食べてみたくなりました。
身勝手だよなあとついつい思ってしまう妹も、思い込みが強すぎるのかと考えたり
当たり前だけど紙に描いた薄っぺらな人間なんて何処にも居やしない。
考えさせられる部分は多い物語。
それにしても文章が美しいなあと
それを久しぶりに思いました。
今日の良いこと・昨日よりはメンタル落ち着いてきました。
それと、
花って無条件で美しさを見せてくれることに感動しました。
ちっちゃな花も椿の木も皆有り難うね。
皆様に幸運を!