おはようございます。
エルです。
小川糸『ツバキ文具店』読了。
もう、読み終えるのが勿体ないと思うのにページを繰る指が止まらない。
鎌倉の古い仕舞屋に住み、祖母が遺した文具店を営みながら、代書屋という仕事をする鳩子。
20代後半の彼女は幼い時から先代(祖母)に厳しく字を書く練習をさせられていて・・・。
もっと色々あるのですが、
キーワードは依頼を受けて手紙を書く「代書屋」という仕事。
その依頼の内容によって、便箋も切手もそしてペンも全て変わります。
ここが文具好きにはこたえられない!
羊皮紙や蜜蝋での封かん、万年筆やボールペンの名前、硝子ペン、羽根ペン、
手紙を書く様式、
知ってると思っていた事がいい加減だったり
(私は気のおけない友達にしか手紙を書かないし、それ以外は前略で始まって草々で終わればいいと思ってました)。
そして「鎌倉」もキーワードでしょう。
神社、自然、美味しい匂いがしそうなお店。
物語がしっかりしているのに加え、
ちりばめられた要素が素敵すぎる。
続編の『キラキラ共和国』を買っておいて良かった~。
今日の良いこと・昨晩ちょっと湯冷めしてしまって(笑)、今朝は喉がいがいが。
緊急事態宣言の緩和が今日発表されることで、仕事再開の目処がたちますが、とりあえず今日はあったかくして寝ていられることです。
皆様に幸運を!