北海道型鉄道模型を楽しむ

北海道の鉄道大好きな車両掛がノンビリとやってる、夕張鉄道を中心とした鉄道模型製作のブログです。(旧 夕張炭鉱鉄道の建設)

線路のアクセサリー

2010-09-22 21:19:01 | レイアウト

地面の仕上げ塗装を行う前に、線路にアクセサリーを付けます。

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給炭塔前のアシュピットにステップをつけます。このステップをトントンとおりてアシュピットにたまった灰を掻きだす作業は、昔の機関区でよく見られました。

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ターンテーブル周りの線路には脱線防止のガードレールをつけます。100番のレールを使うと、ゴッツ過ぎるので、Nゲージのフレキ線路から引き抜いたレールを使います。

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給炭塔側の向かって左の線路は、短く、ターンテーブルからの逆進防止のためにある線路です。そのためか、ここにはガードレールがありません。

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機関区構内の表現で、意外と効いてくるのが、チョックの設置です。チョックは線路の曲線部分やポイント分岐部に設置し、車両の車輪の横圧でレールの位置がずれるのを防ぐための装置です。最近のチョックはPC枕木の上に乗る金属製の立派なものですが、木製枕木が普通だった時代は、やはり木製で作られていました。チョックのパーツはホワイトメタル製のものが、「いさみや」から出ています。当地のいさみやさんから大量に仕入れていたチョックがいよいよ出番です。

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これは、奥に位置する機関庫の前の線路です。ここはなだらかなカーブを描くので、チョックが敷設されています。

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こちらから写すと、こんな感じ…

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給炭塔前の線路も、石炭上屋のあたりで緩やかにカーブしているのでチョックを敷設します。

ここで、品切れ。ポイントのあたりにもいるので、後日仕入れて敷設します。

ところで、先の連休にドライブに出ました。で、ついでに何年振りかで夕張鉄道25号に会ってきました。

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ご覧のように見るも無残に、ボロボロ…

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以前から腐食していたサンドドームは、風前の灯です。

町に予算がないのでしょうが、これはひどい。なんとかならないのでしょうか?

まわりのパークゴルフの芝がきれいな分目立ちますね~

やはり、愛する25号の姿を、今一度、模型として残すことにしましょうか。

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ストラクチャーやレイアウトの工作が数年続いていますが、そろそろ車両もやりましょうかね。


バラスト撒き、線路の表現

2010-09-19 00:06:16 | レイアウト

今回は、バラストは一部にしか撒きません。機関区構内の線路は土に埋もれて、バラストがほとんど見えなくなっているからです。

具体的には、機関庫の出入り口付近とターンテーブル周り、そして給炭塔より右側の石炭上屋あたりの線路にはバラストを撒きました。使ったのはウッドランドシーニックのミディアムです。機関区構内には黒いバラストを使い、右側一番手前の線路は、機関区から遠い引き込み線なので、茶色(つまりさび色)を使いました。

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固着は、ボンドバラスト法。バラストを盛ってから、中性洗剤を霧吹きで吹いて、水に溶いたリキテックスのマットメディウムを水に溶いてスポイトで垂らしました。マットメディウムは乾燥すると艶消しになるボンドの様なものですが、通常の木工用ボンドより接着力が若干弱く、乾燥後に少しばらばらと取れてしまいました。でも妙なテカりが出ませんし、機関区構内はバラストの盛りが少ないので、これで良しとします。

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機関庫前の入庫線の線路はバラストが土に埋まっているので、石粉粘土で枕木を埋めてしまいます。機関庫の出入り口のあたりの線路はバラストを撒いてから粘土で埋めて表現します。ターンテーブルに近いところはバラストのままですが、そこから次第に埋まって行く感じに仕上げました。粘土は、タミヤの情景テクスチャーペイントで下地塗りしておきます。

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機関庫出入り口付近は、とくに煤や石炭屑、機械油などが強く付着しているので、まず、古いのですが、グンゼのウェザリングカラーのスート(煤汚れ)を薄めずに塗りつけておきます。このままではオーバーな感じですが、後で、周りも真っ黒くなる予定ですので、ご心配なく。

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給炭塔のピット付近も石炭で汚れていますので、同じように着色しておきます。

ところで、今日の昼にお仕事。若干遠出です。

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で、15時半ごろ、帰りの列車を待ちながら、これを撮影。もうどこだかばれてしまいましたね。

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で、手前の引き込み線もパチリ。レールと枕木とバラストの基本色調がよくわかります。この色調を基本にして、黒くしたり、ほこりっぽくしたり、さびを強めたりすれば、実感が出てきます。

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次は、線路周りのちょっとしたアクセサリーです。


雨宮21号

2010-09-17 22:25:00 | 四方山話

昨日、今日と出張に出てました。行先は紋別です。

昨日はとてもいい天気で、快適なドライブでした。名寄本線健在なら、もちろん列車だったんですけど。

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これはホテルの窓から見えた港の様子。ホタテ漁の船団が帰ってきたところ。なかなかの迫力ですね。

で、今日は一転して雨。

でも帰りがけに、鴻ノ舞の鉱山跡近くに保存されている駅逓の裏に、鉱山で使っていた坑内トロッコが保存されていました。機関車は協三工業、住友マークが燦然と輝きます。

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これは人車

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これは、いかにものトロッコ

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何かしら採掘のための機械の様です。

で、場所を変えて…

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丸瀬布の雨宮21号。今日は運航日ではなかったのですが、特別にお願いして機関庫の中を見学させてもらいました。

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やっぱり、蒸気機関車はいいですね…

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現役の機関庫の雰囲気を味わえて、セクション作りの参考になりました。

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こちらも元気そうでした。

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今度は、動いてるときに来てみたいですね。

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明日も、来週も出張です。今度は鉄道が通じているところ。列車の出張は、結構楽しい…


地面の塗装

2010-09-15 21:19:31 | レイアウト

下地が乾燥したらとりあえずの着色をします。

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塗料はタミヤの情景テクスチャーペイントを使いました。これは水性塗料で、質感を出すセラミック粒子が混ぜ込まれている塗料です。塗りつけるだけで、合板などの下地を隠す効果が得られます。一本でB41枚分と説明書に書いてあったので、たくさん購入したのですが、水性うすめ液を使って、適度にのばしても、セラミック粒子のおかげで遮蔽効果が得られ、たくさん余っています。このセクションで2本ぐらいでいいようです。

色は、機関区構内の土は黒っぽくなるので、「土ダークアース」を、丘の部分はあまり汚れないだろうということで、「土ブラウン」を使いました。

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ターンテーブルのピット内には「路面ダークグレイ」を塗ります。ここの部分はコンクリートで固められていたのですが、古くなって、かなり割れたり崩れたりしていたので、後でその表現はするとして、基礎的な着色をしました。このままだと青っぽくなりすぎていますが、大丈夫です。表面のざらつきが欲しかったので、まずは成功です。

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土の方も適度な凸凹とざらつきが出て、いい感じです。80分の1としては合格でしょう。Nゲージでは少しオーバーな表現になるかもしれません。

あまり期待していなくて、ためしに塗ってみて、おかしければ、また表面を作り直すつもりでしたが、その必要はないようです。お勧めかもしれません。

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どちらにしても、まだとりあえずの着色。ここからが辛抱強い作業が必要になります。

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次は、バラスト撒き、と線路周りの表現です。


庫内床面とピットの表現

2010-09-12 20:56:35 | ストラクチャー

機関庫はいつも扉が開いていますので、中が丸見えです。

そこで、床面の表現を考えました。

最近の機関庫なら、コンクリートでガッチリですが、昔はいわゆる土間が多かったようです。なので、あまり平面性はありません。プラ板などを貼り付けるとかえって良くないと考えました。

紙粘土を全面に塗りつける手が考えられますが、今方法では滑らかに仕上げるのに一苦労しそうです。

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結局、一計を案じ、車体用のサーフェーサーを吹き付けることにしました。ペーパー車体と同じように、吹き付けてはペーパーがけを繰り返して、ベニヤの表面を消します。もちろん、周りはマスキングして、土間の部分だけです。最後だけは吹きつけだけで終了し、土間のようなザラザラ感を残しました。

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こんな感じです。後で地面を塗装、ウエザリングするときに色調も合わせます。

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機関庫のピットに加えて、アシュピットや給炭塔の貯炭槽もサフェーサーで固めておきます。

ところで、コメントで。レールの塗装での下地処理の件についてご質問いただいたので、お返事のコメントに書かせていただきましたが、ここでもお答えします。

私は、レールも枕木もプライマーなどの下地処理をしていません。エナメル系塗料はラッカー系より若干、食いつくことと、バラストを撒くのにボンドバラスト法を使うので、そのボンドで表面がおおわれて、はがれなくなるからです。まあ、面倒くさいというのもあるのですが。

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また、通電のためにレール上面を、ヤスリやカッターの背で、はがすわけですが、下地処理をして塗装をしてはがしにくかった経験があるもので、それも理由のひとつです。

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ブログは怖いものですね。ズボラしてることも、どんどんばれてしまう…

まずいな~