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北海道型鉄道模型を楽しむ

北海道の鉄道大好きな車両掛がノンビリとやってる、夕張鉄道を中心とした鉄道模型製作のブログです。(旧 夕張炭鉱鉄道の建設)

機関庫内にて

2012-01-14 01:19:25 | レイアウト

写真データを整理していたら、数年前に撮影した写真が出てきましたので、アップします。

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機関庫の内部を作ると、こういう遊びもできるわけです。いいでしょう~

この写真を見て、機械油のにおいを感じるのは、きっと自己満足の類です。

この機関庫はすでにTMSに発表している修繕機関庫です。

しかし、ここまで来たら、内部にもっと工具やら、機械やらおいて、もっと雑然として生き生きとした機関庫内の雰囲気も表現したいところです。

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これは機関庫の外観

写し方によっては、レールのわきに油が浮いているように見えます。こんな写真も油のにおいを感じるのです。

石炭のにおい、油のにおい、草のにおい、そして立ち食いそばのにおい…

そんなにおいを感じるレイアウトを作りたいものです。

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鉄道模型か?模型鉄道か?

2012-01-06 00:37:19 | レイアウト

あれこれ拡張工事について、検討しています。

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とにかく、建設用地をどう確保するのか、これに一工夫必要なのですが、あれこれ図面をこねくり回しているうちに、何とかなりそうだと思えてきています。

もう少し計画が固まったら、報告しますね。

最終的にはレイアウト化するのが目標なので、まだ、はるかに建設途上です。手にしたのはセクションにすぎませんので、でかいこと言いたくないのですが、鉄道模型のレイアウトについて、つらつら考えていました。

最近は、車両を作っている時より、レイアウトを作っているほうが、何となく楽しいのです。

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もちろん、こんな細かいところを作り上げていくのは、本当に楽しいのですが、それ以上に、レイアウトが楽しいのです。

まあ、もともと水平や垂直を出すのが苦手で、部品取りしても、カチッと組めたことがない程度の工作力しかないのです。ですから、元来、正確な加工技術が必要とされる車両工作は向いていないのです。それはとっくの昔から知っていました。

それでも、スクラッチやってでも車両を作り続けていたのはなぜだったのか?

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これは12号が完成した頃の写真です。ウェザリングも施していますが、なんかつまんないのです。

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同じ12号を機関庫の模型の前に置いた写真です。やっぱり違って見える。

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さらにレイアウトにおいてみる。断然違って見えます。この12号、TMSには掲載させていただきましたが、決して水平や垂直はでていません。歪みもあります。でも、そんな工作力でもなんとか見られるのです。これがレイアウトの力なんですね。

それで、気づいたのですが、自分は鉄道車両そのものより、風景の中にある鉄道車両が好きなのではないのか?いや、車両以上に鉄道そのもののあり方が好きなのではないのかということなのです。

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そういえば、Nゲージのレイアウトを必死に作っていたころ、エンドレスは早々に飽きてしまって、あの名著「シィーナリーガイド」の「川正線の1日」に大いに刺激され、そんなレイアウト作りにいそしんだのでした。そのあたりのことは、TMSに書いてしまっているのですが、それでもNゲージのセクションに飽き足りなくなって、16番に移行したのです。

なぜでしょうか?それは、Nゲージは遠景だということに気付いたからなのです。

実物の鉄道写真を撮れば、わかりますが、Nゲージの風景は、山の上か高層マンションの屋上あたりから撮った風景なのです。残念ながら、これでは鉄道は風景の一部に過ぎません。もちろん、そういう方向性が大いにありなのは理解していますが、何か違うのです。最近の一部のNゲージレイアウトに、遠景を承知でシィナリー重視を選んだはずなのに、小さく作りこみすぎて、リアリティを失かけている作品が散見されて、ちょっと心配しています。

私が好きなのは、線路端で見える鉄道です。油のにおいを感じながら眺める車両基地です。

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つまり近景の鉄道を模型化した、模型鉄道です。模型鉄道というとダイヤ運転とか、複数の駅をもつレイアウトとかのことを指すのが一般的かもしれませんが、鉄道のある一場面をスナップする模型もありかなと。プラモデルの世界では、そんなジオラマ製作が一般的です。素晴らしい作品がたくさん生まれていますが、プラモデルはいかんせん、「主人公」が動きません。鉄道模型の利点は、主人公である車両が動くことでしょう。

こうして合点がいきました。工作力がないのに、なぜたくさんの車両を作り続けているのか、なぜ、夕張鉄道に限定して模型製作をしているのか、完成した車両は必ずウエザリングするのか、車両に人形をのせたがるか、などなど…

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今日も完成したセクションの上の、自作の車両を眺めて、ターンテーブル回して、入れ替え運転やって、満足しています。

車両区完成させるぞ!いつの日か!

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自己満足話ですみません m(_ _)m


近況報告

2011-07-23 23:43:39 | レイアウト

暑いですね。仕事が減らないので、模型を全くやれていません。

先日、カミカゼ出張で東京へ行って来たのですが、わずかな時間を縫って、模型屋さんを覗いたぐらいが、最近の鉄分ですね。

当地は雑誌の発売が遅れる辺境の地でありますが、今日、仕事帰り(土曜日なのに…)にいつもの模型屋さんに寄って、予約している月刊誌を受け取ってきました。

で、すでに皆さんご存知だと思いますが、コンペで賞をいただくことになりました。

うれしいですね。模型屋の社長さんにも、大いに祝福していただきました。社長さんにほめてもらうなんて、滅多にないことです。これは本当にうれしかった。

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何年もかかったものですが、このブログを開設してから、ご覧のみなさんに、ご意見やご指摘、励ましをいただいたおかげで完成したのは間違いありません。改めて、感謝の意を表したいと思います。昔から、模型がある程度出来上がると、コンペに送って、評価してもらうことを続けて来ました。でもまあ、佳作どまりで、自分ではそれはそれで、誇らしくうれしかったのですが、今回はもう一つ上の評価で、大げさですが、今までの趣味生活を評価してもらったような気分になって、年甲斐もなく有頂天です。

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セクションは、現在、予定通り、居間の棚に収まっています。

なんか、ほめてもらうと、この先をやろうかと思ってしまいますね。

今回のコンペはB部門の入賞が多いみたいですね。まあ、こういうのはタマタマなのでしょうけど。でも、鉄道模型趣味(雑誌の名前でなくて…)の究極の目標はA部門、すなわち「レイアウト」ですよね。「走ってなんぼの鉄道模型」というのは、永遠の真実だと信じているのです。

というわけで、今回も、最低限、「車両が走って、ターンテーブルが動く」という状態にしたわけです。

いずれはA部門で応募してみたいと思っているのですが、一昔前のNゲージのセクション以来、レイアウトはできてません…

どうせ、しばらくはできないのだから、仕事の合間にじっくり構想を練ることにします。

しかし、ブログの更新だけはなんとかしなくちゃな~

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やっぱり、蒸機作ろうかな~


ターンテーブルの動作

2011-06-07 00:29:00 | レイアウト

いろいろ調整の結果、何とか見られる?感じになったのでアップします。

現在、「酒のおつまみ」になっています。

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YouTube: 23号の帰庫

ぎこちないですね~ レイアウトの運転を始めると、車両のスローの動作が気になります。

今後は、ギミックにも気をつけなきゃな~ 大体、ジージー、うるさいですね。

しきりと、スイッチングでモタモタしていますね。いい映像を撮るためには、稽古が必要です。

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YouTube: 23号の出庫

でも、回っていると、いつまでも見ていたいような…

「ウッウッ、いい~」なんて、怪しい独り言をつぶやいています。

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YouTube: 21号の帰庫

車両を変えて。本当にウォルサーズのターンテーブルモーターは素晴らしい。かなりスローが効くでしょう!実はもっと遅く回すことも可能です。

目見当で合わせていますが、ご覧のように、ちゃんとやれば脱線しません。(いい気持になってくると、たまに脱線事故ですが…)

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これを、「オヤジの遊び」というのでしょうか。


運炭鉄道車両めぐり 「夕張炭鉱鉄道」 その5

2011-06-05 22:06:53 | レイアウト

機関庫の背後には小高い丘があります。そこに小さな通路があるのに気づきました。

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助役さんに頼み込んで、許可をもらい、上ってみます。丘の上の変電設備への通路で、今は使っていないそうです。「足場が悪いから、気ぃつけてな。」 助役さんは言いました。

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ある程度上ったところから機関庫を眺めると、いや、絶景です!

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いつのまにか、たくさんの機関車が帰ってきていました。そういえば、もう夕方です。11形やキューロクがひしめき合う様子は、壮観です。

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向こうの機関庫の屋根様子も手に取るようにわかります。こうしてみると、大きな屋根です。

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新たに帰ってきたのは、パイプ煙突の22号でした。パイプ煙突の様子も手に取るようにわかります。勉強になりますね。向こうには25号も見えます。

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もう一度、機関庫前に降りてきました。

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油倉庫の前で取材中。

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給炭塔の傍らの砂乾燥室を見学します。中は、砂が山積みになっていました。

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給炭塔裏の貯炭槽と上屋です。ベルトコンベアも見えます。

裏の構造もよくわかりました。なるほど~いずれ模型化だな!

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車両区事務室の裏手です。物干しがありますね。

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石炭上屋の裏手です。トイレのようですが、どうやって開けたらいいのかわかりません。なにせ、取っ手が見あたらないので。

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表側に出てきました。24号が止まっていました。そろそろ形式写真撮ろうかな。

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かっこいいですね~

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今度は23号です。唯一のSキャブのキューロク。考えたら、これが一番古い機関車なんですが、健康元気そうです。

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今度は、14号がターンテーブルに進入してきました。おおっ!しびれる光景~

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この機関車はスノープロウ昇降装置と連結器遠隔解放コテの両方がついています。じっくり観察…

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22号機も出庫です。やっぱりパイプ煙突、目立ちますね。

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そこへ、エンジンのうなりを上げて、気動車庫へキハ201が帰ってきました。

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この気動車は、機械式の香りがのこる、アンティークな車両。「the夕鉄」といえる車両ですね。

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かわりに、キハ251が出て行きます。これは北海道初の液体式気動車。国鉄に貸し出しまでしています。

あっ!、これが、鹿ノ谷発、野幌行きの列車になる車です。これに乗らないと、札幌へ帰れません。あわてて、助役さんに御礼を述べて、鹿ノ谷駅のホームへ走りました。

「また、遊びにこいやー」

助役さんが、走る私の背中に声をかけてくれました。

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(これで、フィクションは終わります。

  って、模型だからブログ自体フィクションみたいなものか…)