下地が乾燥したらとりあえずの着色をします。
塗料はタミヤの情景テクスチャーペイントを使いました。これは水性塗料で、質感を出すセラミック粒子が混ぜ込まれている塗料です。塗りつけるだけで、合板などの下地を隠す効果が得られます。一本でB41枚分と説明書に書いてあったので、たくさん購入したのですが、水性うすめ液を使って、適度にのばしても、セラミック粒子のおかげで遮蔽効果が得られ、たくさん余っています。このセクションで2本ぐらいでいいようです。
色は、機関区構内の土は黒っぽくなるので、「土ダークアース」を、丘の部分はあまり汚れないだろうということで、「土ブラウン」を使いました。
ターンテーブルのピット内には「路面ダークグレイ」を塗ります。ここの部分はコンクリートで固められていたのですが、古くなって、かなり割れたり崩れたりしていたので、後でその表現はするとして、基礎的な着色をしました。このままだと青っぽくなりすぎていますが、大丈夫です。表面のざらつきが欲しかったので、まずは成功です。
土の方も適度な凸凹とざらつきが出て、いい感じです。80分の1としては合格でしょう。Nゲージでは少しオーバーな表現になるかもしれません。
あまり期待していなくて、ためしに塗ってみて、おかしければ、また表面を作り直すつもりでしたが、その必要はないようです。お勧めかもしれません。
どちらにしても、まだとりあえずの着色。ここからが辛抱強い作業が必要になります。
次は、バラスト撒き、と線路周りの表現です。