情景テクスチャー塗料の上からウェザリングします。
ちょっと珍しい方法ですが、エコーのウェザリングブラックを短く切った幅広の平筆で刷り込みます。これは、通常、蒸気機関車模型で行う方法ですが、これがまたいい感じになります。とくに、目線を下げたときの感じを気に入っています。
筆で、これだけの面積を仕上げると、かなり時間がかかります。手も真っ黒になります。でも、あわてず、少しずつ調子を見ながら進めます。
黒は、石炭やばい煙の煤のための色ですから。機関庫周りや給炭塔、石炭上屋付近を中心に行います。
地面を黒くしてから給炭塔を置くと、俄然、雰囲気が変わってきますね。
機関庫も仮置きしますが、こうして手前の地面の具合をみます。目線を低くすると、煤が積もった雰囲気が出てきます。塗装ではこうは行きません!
ウェザリングブラックの筆塗りでは、どうしてもムラが出るので、パステルの黒を水性塗料用のうすめ液で溶いて、ビシャビシャに塗りつけすると、なじんできます。パステルの溶き方は、パステルの粉を1に対してうすめ液3ぐらいでしょうか。”黒っぽいシンナー”という感じです。
なんか、真っ黒でバッチイ感じですが、数日置いてなじんでくると、いい感じになります。
ところで、今日は少し外出。
蘭越駅です。イヤー、久しぶりに石炭の香り。元気出ますね~
実物の鉄道や車両の眺めると、色々なことに気付きます。これをレイアウトに生かさなければ!!