北海道型鉄道模型を楽しむ

北海道の鉄道大好きな車両掛がノンビリとやってる、夕張鉄道を中心とした鉄道模型製作のブログです。(旧 夕張炭鉱鉄道の建設)

TMSに記事掲載

2012-01-22 17:40:23 | 四方山話

すでにコメントもいただいていまして、報告が後先になって恐縮ですが、改めてご報告いたします。

昨年、レイアウトコンペで入選にしていただいた「夕張炭鉱鉄道鹿ノ谷車両区」の製作記事が、鉄道模型趣味2012年2月号に掲載されました。前半後半に分かれていて、3月号に残りが載るようです。

昨日、用事から戻って郵便受けをあけると、見覚えのある厚紙封筒。TMSからの献本です。

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「あれ~、何か載ったっけ??」とのんきなこと考えながら、封を開けると、見覚えある写真が表紙を飾っています。

「あっ、出たのか~」と、ようやく気が付いた次第。

なんで、2冊あるのかというと、そのあと、定期購読を頼んでいる「いさみや」さんに、本を取りに行ったからです。いつも、掲載誌は購読用のほかに保存用に複数所持しています。

これまでも、TMSには何度も記事を掲載していただいておりますが、いつ掲載されるかは未定なので、いつも、こんな不意打ちになります。とくに、今回は、コンペ応募の際の写真と説明文がそのまま掲載されているので、編集部とのやり取りがなかったため、さらに不意打ちになってしまいました。といっても、以前にも、一度そういうことがあったので、驚くべきことではないのです。

なんだかんだといっても、うれしいものです。正直に白状しますが、私は仕事上、100篇ほどの学術論文や10冊程度の本を出版しておりますし、現在、毎日新聞と地元の北海道新聞に連載も抱えていますが、それらの出版掲載よりも、TMSに出る方がうれしいのです。

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人生で初めて刊行物に自分の文章が出たのはTMSの1982年6月号です。いま、なんだかんだといっても、「もの書き」を生業としている私としては、TMSは人生の原点ともなる存在なのです。

今回も表紙にしていただいて、おまけにトップ記事にしていただきました。表紙になったのは5回目、トップ記事は2回目なのですが、今回は自分で撮った写真を載せてもらったので、大満足です。(北雪鉄道当川線の掲載号以来です。)

表紙の写真は、バイブル、「機関車の系譜図3」の表紙を意識した写真なのです。

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これこれ!これがやりたくて、ずっと製作を続けていたのです。それを再現した模型の写真が、ついにTMSの表紙を飾ったのです。感慨ひとしお (ToT)(涙…)

もう、模型やめても本望だな~(ウソですよ!!)

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昨日から何回も、自分の文章を読み返しています。まったく子供の様です。


25号の製作 その7

2012-01-15 23:39:40 | 蒸気機関車

今日は少し進めました。

しかし、とても気を使う部分なので、これだけのことに約2時間(-_-;)

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前回作ったシリンダーケースの前後の板と中央のメンバー板をつなげる作業です。

極力、水平と直角を出さないと、ロッドがスムーズに動かなくなります。

サンゴのキットにはアルミ製の治具が入っているのですが、もう一つ使いにくい気がして使ったことはありません。今回も検討してみましたが、やっぱり、我流のやり方に切り替えました。

それは、組み終わった台枠を治具代わりにすることです。

まず、写真のようにシリンダーケースが乗るところにマジックで黒く塗っておきます。

これは、ハンダが回ってシリンダーが台枠についてしまうのを防ぐためです。

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メンバー板をねじ止めし、そこにまず後ろ板をはめ込み固定します。

垂直、水平は台枠を基準にして確かめます。

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ハンダを軽く流して、次は前板をはめ込みます。

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水平や垂直をチェックし、シリンダー全体が長方形の箱になるように、慎重に位置決め。

こちらも軽くハンダを流します。

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ねじを外して、クレンザーでマジックを落として一応完成です。

ここで、シリンダーカバーをつけたいところですが、ロッドの動きと位置関係を確認するため、一時我慢です。次は、モーションプレートですね。頑張る!<(`^´)>

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そういえば、ディアゴスティーニのD51買いました。う~ん、ネジだらけですね。いきなりナンバープレートを煙室扉につけちゃったら塗装できませんよね。しばらく検討してから作ることにします。スタートするときは報告しますね。(*^_^*) (いつになるやら~(-_-;))


機関庫内にて

2012-01-14 01:19:25 | レイアウト

写真データを整理していたら、数年前に撮影した写真が出てきましたので、アップします。

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機関庫の内部を作ると、こういう遊びもできるわけです。いいでしょう~

この写真を見て、機械油のにおいを感じるのは、きっと自己満足の類です。

この機関庫はすでにTMSに発表している修繕機関庫です。

しかし、ここまで来たら、内部にもっと工具やら、機械やらおいて、もっと雑然として生き生きとした機関庫内の雰囲気も表現したいところです。

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これは機関庫の外観

写し方によっては、レールのわきに油が浮いているように見えます。こんな写真も油のにおいを感じるのです。

石炭のにおい、油のにおい、草のにおい、そして立ち食いそばのにおい…

そんなにおいを感じるレイアウトを作りたいものです。

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鉄道模型か?模型鉄道か?

2012-01-06 00:37:19 | レイアウト

あれこれ拡張工事について、検討しています。

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とにかく、建設用地をどう確保するのか、これに一工夫必要なのですが、あれこれ図面をこねくり回しているうちに、何とかなりそうだと思えてきています。

もう少し計画が固まったら、報告しますね。

最終的にはレイアウト化するのが目標なので、まだ、はるかに建設途上です。手にしたのはセクションにすぎませんので、でかいこと言いたくないのですが、鉄道模型のレイアウトについて、つらつら考えていました。

最近は、車両を作っている時より、レイアウトを作っているほうが、何となく楽しいのです。

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もちろん、こんな細かいところを作り上げていくのは、本当に楽しいのですが、それ以上に、レイアウトが楽しいのです。

まあ、もともと水平や垂直を出すのが苦手で、部品取りしても、カチッと組めたことがない程度の工作力しかないのです。ですから、元来、正確な加工技術が必要とされる車両工作は向いていないのです。それはとっくの昔から知っていました。

それでも、スクラッチやってでも車両を作り続けていたのはなぜだったのか?

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これは12号が完成した頃の写真です。ウェザリングも施していますが、なんかつまんないのです。

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同じ12号を機関庫の模型の前に置いた写真です。やっぱり違って見える。

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さらにレイアウトにおいてみる。断然違って見えます。この12号、TMSには掲載させていただきましたが、決して水平や垂直はでていません。歪みもあります。でも、そんな工作力でもなんとか見られるのです。これがレイアウトの力なんですね。

それで、気づいたのですが、自分は鉄道車両そのものより、風景の中にある鉄道車両が好きなのではないのか?いや、車両以上に鉄道そのもののあり方が好きなのではないのかということなのです。

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そういえば、Nゲージのレイアウトを必死に作っていたころ、エンドレスは早々に飽きてしまって、あの名著「シィーナリーガイド」の「川正線の1日」に大いに刺激され、そんなレイアウト作りにいそしんだのでした。そのあたりのことは、TMSに書いてしまっているのですが、それでもNゲージのセクションに飽き足りなくなって、16番に移行したのです。

なぜでしょうか?それは、Nゲージは遠景だということに気付いたからなのです。

実物の鉄道写真を撮れば、わかりますが、Nゲージの風景は、山の上か高層マンションの屋上あたりから撮った風景なのです。残念ながら、これでは鉄道は風景の一部に過ぎません。もちろん、そういう方向性が大いにありなのは理解していますが、何か違うのです。最近の一部のNゲージレイアウトに、遠景を承知でシィナリー重視を選んだはずなのに、小さく作りこみすぎて、リアリティを失かけている作品が散見されて、ちょっと心配しています。

私が好きなのは、線路端で見える鉄道です。油のにおいを感じながら眺める車両基地です。

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つまり近景の鉄道を模型化した、模型鉄道です。模型鉄道というとダイヤ運転とか、複数の駅をもつレイアウトとかのことを指すのが一般的かもしれませんが、鉄道のある一場面をスナップする模型もありかなと。プラモデルの世界では、そんなジオラマ製作が一般的です。素晴らしい作品がたくさん生まれていますが、プラモデルはいかんせん、「主人公」が動きません。鉄道模型の利点は、主人公である車両が動くことでしょう。

こうして合点がいきました。工作力がないのに、なぜたくさんの車両を作り続けているのか、なぜ、夕張鉄道に限定して模型製作をしているのか、完成した車両は必ずウエザリングするのか、車両に人形をのせたがるか、などなど…

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今日も完成したセクションの上の、自作の車両を眺めて、ターンテーブル回して、入れ替え運転やって、満足しています。

車両区完成させるぞ!いつの日か!

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自己満足話ですみません m(_ _)m


25号の製作 その6

2012-01-04 20:10:14 | 蒸気機関車

お正月休みに久しぶりの模型工作です。

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早く完成させて、こいつを引退させてあげないと…

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実は、前回作っていた膨張缶受け(ボイラー支え)が不満で、結局、作り直しました。

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このリベットが大きすぎたのが気になっていたのでした。今回は0.4ミリ線に切り替えました。まあ、見られるでしょう?

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次は、ブレーキシリンダーとてこ装置です。シリンダーはキットの純正部品ですが、ロッドの形状が気に食わないのと、てこの復元用スプリングがないので、てこだけは鈴木工房のブレーキシリンダーセットから流用することにしました。シリンダーは取り付け用のボスがついていて位置決めしやすいので、キットの部品にしたわけです。

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まず、シリンダーのてこを切り落として、先をフォーク状に仕上げてから取り付けます。同時にブレーキロッド受けも取り付けます。

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ロッドを合わせてみます。少し長いようなので、切り落として修正します。

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修正終わり。ハンダ付けします。

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非公式側には復元用のスプリングが付きます。

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ここで前部のシリンダーボックスを作ります。シリンダーカバーとバルブカバーはもう入手不可能なニワのロストパーツにします。しこたま仕入れてあるので、まだ10両分はあります…

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なんだかんだで、悪戦苦闘してここまで来ました。純正部品ではないので、位置決めが難しく、すべてがハンダのイモ付け状態だからなのです。それにしても、失敗ばかり。下手になったな~

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なので、キサゲ仕上げに手間取りました。とりあえずここまで。ロッドケーシングとバルブスピンドルの作用ロッドは、あとで長さを合わせるため、長めのままにしてあります。

ここまでで、結構疲れました。ウム~年かな?今日はこれくらいで。

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