手始めは台枠の振り替えです。
![Rimg0044 Rimg0044](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/0a/1988a6895bc56d2b868850d064121f98.jpg)
35周年キットまで、ブレーキシリンダーは初期型である横置きで設計されていました。
25号は後期型に属するので、縦置きに変更しなくてはなりません。
旧作のころはそんな知識もなく、そのままで組んでしまいました。すご~く気になっていたことの一つです。なので、是非とも手を入れたいところです。
以前から、鈴木工房から縦置きシリンダー用のコンバージョンセットが出ていたのですが、そのあと、大夕張4号のキットを出した時、縦置きシリンダーに対応した台枠を作りました。そして、その台枠が方南町で別売されたので、ずいぶん前に仕込んでおいたものを引っ張り出します。
![Rimg0045 Rimg0045](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/dc/789929629bb4b729b927f4f6d1a6c40a.jpg)
ヤスリをかけて、プレス打ち抜きのバリを取り、軽く平面を出しておきます。
![Rimg0046 Rimg0046](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ca/0aba406f9b1820bbee95030aeb25b6bf.jpg)
しかし、ここで事件。別売セットにはイコライザーとその支えのボスが入っていないのです。しまった!これから東京へ行くわけにも行かず…仕方なく、使わないことになったキットの台枠から流用することにしました。でも、ボスはすでに台枠にカシメてあります。しばらく考えて、カシメ側をヤスッテから、金床の上において、鉄棒をあてがい、金づちを使ってボスを台枠から打ち抜きました。ご覧のように台枠は曲がってしまいました。これで他への流用はほぼ不可能に…
といっても、何作る当てもないので、たんにジャンク箱で熟成するだけですが…
![Rimg0048 Rimg0048](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d1/65b925870d420baf75998dbe6a7fd3d8.jpg)
さて、台枠の組み立てです。まず、スペーサーを動輪抑え板に軽くネジ止めします。
![Rimg0049 Rimg0049](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/16/8162c92109b8cf620ee541a1026d118e.jpg)
スペーサーは3本あるので、とりあえずこんな感じ。
![Rimg0050 Rimg0050](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/5c/c434fbc745a8fb1c04fb5610ec7969ca.jpg)
片側の台枠の側板と合わせます。スペーサーの取り付け穴が開いていますから、本当に合わせるだけ。
![Rimg0051 Rimg0051](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/35/2e3e142925a7147470ba73812cd034fa.jpg)
反対側もはめ込んで、こうなります。珊瑚のパーツはちゃんと作られているので、はめ込むだけで直角が出てるはずです。
![Rimg0052 Rimg0052](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5a/ca1efa08b1f2a64c19af337b78d1ba88.jpg)
5ミリ角材を軸箱穴に差し込んで、方眼紙の上に置きます。上から覗き込んで、4本の角材の平行を確認。写真を撮ってから微調整しました。
![Rimg0053 Rimg0053](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/b5/9a300163d0a51f43c308ece7fbab09e1.jpg)
スペーサーをカシメます。
![Rimg0054 Rimg0054](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d0/a184b4e7ad0307fbc24e94992c180168.jpg)
もう一度確認。大体いいかな~。(出た!!いつもこれだから、あとで困るのに…)
![Rimg0055 Rimg0055](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b9/d6f4a5de467ea8e88afc5ff59385a4ef.jpg)
サイドロッドが付いた状態の動輪をはめ込み、走りを確認。テールの上に乗せて、レールを手で持って、傾げてスムーズに自走するか、いつもの確認作業。大丈夫です。
![Rimg0056 Rimg0056](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/bc/8572b045fd5cb985d1398797065b0539.jpg)
再び、動輪をはずして、先程ゲットしたイコライザーのボスをはめ込みます。
![Rimg0057 Rimg0057](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f5/0ca1e6d35495baa752eb240aff48fb78.jpg)
改めて、新旧の台枠を比較します。上が横置き用、下が今回の縦置き用です。
![Rimg0058 Rimg0058](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/19/734118b1ff0b5b5baadeb8e225de3a2a.jpg)
ボスはもうカシメられないので、スペーサーも含めてたっぷりハンダを流して固定します。
そのあと、やすりがけをして側板を平滑に仕上げます。
![Rimg0059 Rimg0059](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f6/8cf5aae7ea4d34b4fdfe7d14001e32b8.jpg)
今度は、イコライザーも組み込んで、動輪をはめます。
![Rimg0061 Rimg0061](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/4d/55fd1843997af6537c6cdb78cabe321a.jpg)
スムーズに自走して、合格です。
お気づきののように、ほとんどキットのままです。ギアは第3動輪に入れないとだめだとか、モーターをコアレスにするとか、ギアを入れ替えるとか、そんなこだわりは全くありません。走ればいいので…
![にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ](http://railroad.blogmura.com/railroad_mokei/img/railroad_mokei88_31.gif)
![にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ](http://railroad.blogmura.com/railroad_mokeilayout/img/railroad_mokeilayout88_31.gif)
次は、台枠のディテールをやりましょうか。といっても、あくまでもそれなりに…