北海道型鉄道模型を楽しむ

北海道の鉄道大好きな車両掛がノンビリとやってる、夕張鉄道を中心とした鉄道模型製作のブログです。(旧 夕張炭鉱鉄道の建設)

木橋の製作(その1)

2010-09-30 01:37:42 | レイアウト

少しだけ工作しました。

Rimg0131

詰所の玄関口から、給炭塔の隣にある乾燥室の脇に向かって、側溝(クリーク)をまたぐ木橋があります。これを作ろうというわけです。

Rimg0138

バルサの1ミリ厚板を切り出して、上に羽目板のように筋をつけます。

Rimg0139

裏には2ミリ角材を渡してあります。実物ではこれが土台になる部分です。

塗装はミスターカラーのウッドブラウンを強く艶消しして塗りました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ

なんか、たくさんのみなさんに見ていただいているようです。感謝感謝です。


セクションの雰囲気

2010-09-28 23:33:45 | レイアウト

セクションの雰囲気を確かめます。

Rimg0130

これは休日の昼に撮った写真です。照明がないので、より自然な色になっているはずですが、うちのデジカメがボロなのか、なんとなく青っぽくなってしまいました。

Rimg0131

給炭塔周りは、このセクションの重要な見せ場です。まだ、ディテールがついていないので、殺風景ですが、ストラクチャーの配置は悪くないようです。

Rimg0132

この辺りは、今後、アッシュピットまわりに灰が広がり、山積みの灰もできます。かなり白っぽくなるでしょう。

Rimg0133

ターンテーブルから機関庫までは、油が地面に浮いていますので、そのあたりの表現が検討課題です。

Rimg0134

Rimg0135

機関庫前に機関車を置きます。昼間なので、部屋の窓からの光がさし込んで、機関庫の窓から庫内に光が入ります。ムム…結構いいかも…

Rimg0137

少し拡大するとこんな感じ。ディテールがないので、やはり殺風景ですが、庫内の窓や柱がつくる影に、枯れた味わいを感じてしまいました。わびさび?庫内にたたずむ古典機なんていいな。やっぱり夕鉄の6号機(B6)を作ろうかな。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ

全体の構成はまずまずと判断して、前に進みます!


丘の植生

2010-09-26 22:31:47 | レイアウト

後の丘に草木を生やします。

Rimg00721

こんな感じの丸坊主の丘に草木を生やします。特別手入れされている様な場所ではなく、雑草や灌木が自由に生えている場所です。実は、こういう人工的な庭ではないような場所の表現が、レイアウトでは一番難しいところです。逆に防風林とか牧草地とかのような人の手が入った場所は整然としているので簡単です。

Rimg0115

下草はウッドランドシーニックのフォーリッジのシートを使いました。木工用ボンドで貼り付けます。色は黄緑が基本です。北海道の植物は基本的に黄緑色です。もっと深い緑の草は天然にはほとんど存在しません。北国だからでしょうか?それだけだと、平面的に単調になるので、そのうえにウッドランドシーニックのコースターフを盛ったり、振りかけたりします。中央部は灌木が多くなっています。

灌木は様々な種類の木が入り乱れています。そこで、2種類の材料を使いました。ごちゃごちゃしているところは、ファインリーフ・フォーリッジを使います。これは、適当に切り取ると灌木の様な枝ぶりになるものです。ただ、これだけだと、葉っぱの感じがややボテッとするので、このうえに、エコーのスーパージオラマツリーを適宜差し込んで枝ぶりの感じを出します。

Rimg0127

色々な材料を使っているの、色調がばらばらです。そこで、仕上げに水性塗料の艶消し緑をコンプレッサーで吹き付けます。これは全体が落ち着くぐらいでいいのです。さて、いかがでしょうか?

Rimg0117

Rimg0124

機関車を前に置いて感じを確かめます。

Rimg0125

機関庫前です。

Rimg0126

機関車をターンテーブルにのっけて、悦に入ります…

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ

次からは、楽しい楽しいディテールアップ!アクセサリーなど自作しながら楽しみます。

もちろん、のんびりと…


ターンテーブルのウェザリング

2010-09-24 23:59:35 | レイアウト

周りの地面に続いて、ターンテーブルのピット内も仕上げます。

Rimg01091

まず、薄く溶いた情景テクスチャー塗料のダークアースをかけます。

それから、うすめ液に黒いパステルを溶いたものを筆で塗り、仕上げます。

Rimg01111

Rimg01121

ターンテーブルの桁もパステル入りうすめ液で汚します。

これで、全体が統一された雰囲気になってきました。

次は、草木ですね。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ

もうかなり楽しくなってきています。レイアウト作りは、ここからがクライマックスですね。

でも、ここまで、凄い時間がかかってます。なにせ丸8年…


地面の表情(機関区構内の表現)

2010-09-23 23:52:31 | レイアウト

情景テクスチャー塗料の上からウェザリングします。

Rimg00961

ちょっと珍しい方法ですが、エコーのウェザリングブラックを短く切った幅広の平筆で刷り込みます。これは、通常、蒸気機関車模型で行う方法ですが、これがまたいい感じになります。とくに、目線を下げたときの感じを気に入っています。

Rimg00971

筆で、これだけの面積を仕上げると、かなり時間がかかります。手も真っ黒になります。でも、あわてず、少しずつ調子を見ながら進めます。

黒は、石炭やばい煙の煤のための色ですから。機関庫周りや給炭塔、石炭上屋付近を中心に行います。

Rimg01011

地面を黒くしてから給炭塔を置くと、俄然、雰囲気が変わってきますね。

Rimg01021

Rimg01041

機関庫も仮置きしますが、こうして手前の地面の具合をみます。目線を低くすると、煤が積もった雰囲気が出てきます。塗装ではこうは行きません!

ウェザリングブラックの筆塗りでは、どうしてもムラが出るので、パステルの黒を水性塗料用のうすめ液で溶いて、ビシャビシャに塗りつけすると、なじんできます。パステルの溶き方は、パステルの粉を1に対してうすめ液3ぐらいでしょうか。”黒っぽいシンナー”という感じです。

なんか、真っ黒でバッチイ感じですが、数日置いてなじんでくると、いい感じになります。

ところで、今日は少し外出。

Rimg0034

蘭越駅です。イヤー、久しぶりに石炭の香り。元気出ますね~

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ

実物の鉄道や車両の眺めると、色々なことに気付きます。これをレイアウトに生かさなければ!!