機関庫はいつも扉が開いていますので、中が丸見えです。
そこで、床面の表現を考えました。
最近の機関庫なら、コンクリートでガッチリですが、昔はいわゆる土間が多かったようです。なので、あまり平面性はありません。プラ板などを貼り付けるとかえって良くないと考えました。
紙粘土を全面に塗りつける手が考えられますが、今方法では滑らかに仕上げるのに一苦労しそうです。
結局、一計を案じ、車体用のサーフェーサーを吹き付けることにしました。ペーパー車体と同じように、吹き付けてはペーパーがけを繰り返して、ベニヤの表面を消します。もちろん、周りはマスキングして、土間の部分だけです。最後だけは吹きつけだけで終了し、土間のようなザラザラ感を残しました。
こんな感じです。後で地面を塗装、ウエザリングするときに色調も合わせます。
機関庫のピットに加えて、アシュピットや給炭塔の貯炭槽もサフェーサーで固めておきます。
ところで、コメントで。レールの塗装での下地処理の件についてご質問いただいたので、お返事のコメントに書かせていただきましたが、ここでもお答えします。
私は、レールも枕木もプライマーなどの下地処理をしていません。エナメル系塗料はラッカー系より若干、食いつくことと、バラストを撒くのにボンドバラスト法を使うので、そのボンドで表面がおおわれて、はがれなくなるからです。まあ、面倒くさいというのもあるのですが。
また、通電のためにレール上面を、ヤスリやカッターの背で、はがすわけですが、下地処理をして塗装をしてはがしにくかった経験があるもので、それも理由のひとつです。
ブログは怖いものですね。ズボラしてることも、どんどんばれてしまう…
まずいな~