https://chiik.jp/gc9og/ からお借りします・・・
あやめは、ユリ目アヤメ科アヤメ属の植物。漢字では「文目」「綾目」と書き、菖蒲とするのは本当なら間違いです
草原や乾燥地で育ち、水の多い湿地では咲きません
しょうぶの花として私たちが目にしているものは、正しくは「ハナショウブ」です。ハナショウブはユリ目アヤメ科アヤメ属に属し、漢字では花菖蒲と書きます。
観賞のためのしょうぶはハナショウブのことで、ハナショウブはアヤメ科だと先述しました。菖蒲湯や薬草として使うしょうぶは、サトイモ科に属します(近年の研究ではサトイモ科ともまた異なるとも言われています)。
あやめとハナショウブがユリ目であるのに対し、カキツバタは、キジカクシ目アヤメ科アヤメ属に属します。漢字では「杜若」や「燕子花」と記し、開花時期は5月中旬~5月下旬です。
この3種類の見分け方のポイントは「花びらの付け根」にあります。
【アヤメ】花弁の根元が白と黄色、網目模様がある
【ハナショウブ】花弁の根元が白と黄色、模様なし
【カキツバタ】花弁の根元が白一色で模様なし
・・・ここまで・・・
これは 花菖蒲か杜若(かきつばた)か? 水辺に咲いていました
悩ましい花の世界
文目の傍に居たのは 蒲公英の種 綿毛
たんぽぽの綿毛! 南北の違いを感じます。こちらはまだ、たんぽぽはあまり咲いていないかと。因みに、札幌の初夏、中心部で白い綿毛が飛び、雪のように積もるのはポプラです。
アヤメ・カキツバタ・ショウブ。難しいですね。だいたいアヤメ科アヤメ属が、ユリ目とキジカクシ目の両方にあるって、ナニ!? と思ったら、これは学説によるのかな? Wikiだと、全部キジカクシ目になっていましたが、これはAPG体系という考え方で、これより古いのも新しいのも、分類の仕方が違うようです。
学者も意見が分かれるくらい、似た種類ではあるのでしょうね。カキツバタが水辺というのは、『伊勢物語』の三河の国八つ橋の沢に咲いていた、というエピソードで知られますが、「水辺」といっても相対的なものだろうし。
花びらの付け根で確認って、粗忽な人間には難しい。日記「今日、アヤメかカキツバタかハナショウブを見つけました。三通りで呼んでみたけれど返事をしないので、アカハナと名付けました。紫なのに、とむくれたみたいです。」
たんぽぽも綿毛になっちゃってます。
札幌の初夏はポプラの綿毛、お掃除が大変! 同じ綿毛でもスケールが違うと感心している場合しゃないですよね。
鳥も分類が変わったりするそうですが、花もそうなんですね。
難しすぎます。
この公園では、陸地と水辺に分かれて植えてあるので、今度行ったら花の付け根も観察して見ます。分かるかなぁ~。
アカハナと名付けてむくれる紫の花、源氏物語に出てきそうで
ぬかったさんが書いてくださると格調が高くなります。
「徒然日記」じゃなくて「つれづれ婆日記」と名付けたい!
昔 あるところに 婆の住まいけり
つれづれなるままに カメラを持ちて その日暮らし… よしなしごとを書き継ぐれば
どうでしょう。盗作だけど
「赤鼻=末摘花」と紫の上を並べたみたいでした。すごいわ、つれづれさんの一言で源氏の世界です。
このブログは、草じゃなくて「つれづれ花」さん。「つれづれ鳥」さんの方が多いかも~だけど、日暮らしカメラに写りゆく、心に映り行く「よきこと」満載ですね。
因みに兼好法師なら、「花は盛りに、月は隈無きをのみ見るものかは」だもの、逃がした鳥の鳥無し写真を「鳥は来る前と去った後が、風情満点!」とUPすると思います。「心の目で見ろ!」……いや、鳥はやっぱり撮らないと。(私は取り逃がしの兼好タイプ)
戦い済んで日が暮れて・・・日は高いけど鳥が居なくて早々に引き上げました。でも、3時になっちゃいました。
源氏の世界にも匹敵するようなつれづれ花の世界を目指したいです!ナンチャッテ。
鳥を心の目で見ようと思いますが、できたら現実に見たい、写したいですよね。
今日はジュウイチがでましたが、心の目で探しても全く見えませんでした。
葉っぱが邪魔をしていたようで。
盛りを過ぎた姥桜、鳥も見えず目も遠く、足は重けり・・・なんのこっちゃ? 兼好さんに怒られそう。