終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

詮ずるところ

2013-09-07 20:14:17 | 亡国
詮ずるところ・
上品の一闡提人になりぬれば、
順次生に必ず無間地獄に堕つべきゆへに現罰なし、
例せば夏の桀(王)殷の紂(王)の世には天変なし・
重科有つて必ず世ほろぶべきゆへか・
又守護神・此国をすつるゆへに現罰なきか・

謗法の世をば守護神すて去り・諸天まほるべからず、

かるがゆへに正法を行ずるものにしるしなし・
還つて大難に値うべし

金光明経に云く
「善業を修する者は日日に衰減す 」等云々、

悪国・悪時これなり。
具には立正安国論にかんがへたるがごとし


   (開目抄 下)



誰此くの如き一闡提の輩を除きて其の余に施さば、
一切賛嘆すべし


   (一代五時図)


日本国中の諸人は仏法を行ずるに似て仏法を行ぜず。

適(たまたま)仏法を知る智者は国の人に捨てられ・
守護の善神は法味をなめざる故に威光を失ひ、
利生を止め・此の国をすて他方に去り給ひ、
悪鬼は便りを得て国中に入り替はり、
大地を動かし悪風を興し、一天を悩まし五穀を損ず。

故に飢渇出来し、人の五根には鬼神入りて精気を奪ふ。
是を疫病と名づく。

   
    (唱法華題目抄)


世皆正に背き人悉く悪に帰す。
故に善神は国を捨てて相去り・聖人所を辞して還らず。
是を以って魔来たり鬼来たり災起こり難起る。


言はずんばあるべからず、
恐れずんばあるべからず。


   (立正安国論)



問うて云く、
末代悪世の凡夫は何物を以って本尊と定むべきや。
答へて云く、
法華経の題目を以って本尊とすべし。



上に挙ぐるところの経釈を見給へ。私の義にはあらず。

釈尊と天台とは法華経を本尊と定め給へり。
末代今の日蓮も仏と天台との如く、
法華経を以って本尊とするなり。


其の故は、法華経は釈尊の父母・諸仏の眼目なり。
釈迦・大日総じて十方の諸仏は法華経より出生し給へり。


  (本尊問答抄)



今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて
利生得益有るべき時なり。
されば此の題目には余事を交へば僻事なるべし。

此の妙法の大曼荼羅を・
身に持ち・心に念じ・口に唱へ奉るべき時なり。


  (御講聞書)



日蓮をこいしくをはせば・
常に出づる日・ゆうべにいづる月ををがませ給へ。
いつとなく日月にかげをうかぶる身なり。
また後生には霊山浄土にまいり、
あひまいらせん


  (国府尼御前御書)


      日蓮

 

 
 
 








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