迷子でございます。

人生のやり直し。楽しく頑張ります。

再会

2016-01-23 13:13:42 | 日記
さっきのことです。
ドラッグストアーで中学生の時の同級生の男の子を見かけました。

前にもドラッグストアーで見かけたんですが・・・


私は自分に自信と言うものが1ミリもありませんでした。

自分は価値のない人間で、何の役にも立たない・・
生きている意味がわからないって・・ずっと思っていたんです

かん黙だけが原因なのかはわかりませんが・・
全てが恐くて何も出来ない・・

なので・・
「何かボランティアでもしたら、人の役に立てたら~
自分にも自信が持てるのでは

そう思って、点字や手話を習いに行ったりしてたんです。


点字を習ってしばらくした頃のことです。

目の不自由なかたのされるスポーツ大会の様なものがあり、
参加をすることになりました。


そこで、中学生の同級生に似た人がいたんです。
そして、そのスポーツをしていました。

「何でいるんだろう~

彼はボランティアをするようなタイプの人ではなかったんです。
偏見かもしれませんが・・

なので、不思議に思っていました。


しばらくして、同級生のお友達にばったり会って、彼がボランティアに来ていた事を話しました。


すると・・
「あぁ~N君やろ
N君って・・なんか知らんねんけど病気らしいわ。今は大丈夫やけど、将来失明するねんて。
そやし、そういう学校に行って針とか按摩とか習ってて、今開業してるねん。」


私は本当にショックでした

中学時代の彼は本当に明るくて、野球部に入って一生懸命部活をしていました。

そんな彼に・・そんな現実があるなんて

同級生の人たちが今どんな人生を生きているのか・・見当もつきません。
全ての人がそうではないだろうとはわかってはいましたが・・

みんな幸せであって欲しいって・・
どこかでそう願っていました。


彼が不幸かどうかなんてわかりません。
きっと・・奥さんもいらっしゃるみたいだし、子供さんもいるかもしれません。
私なんかよりも幸せなのだとおもうんです。

でも・・
どんなにつらかったのだろうって。

想像すらできませんでした。


その彼にドラッグストアーで再会しました。

彼は杖をついて、全盲になられているようでした。



「自分だけが一番不幸だと思ってたらだめですよ」

知りあいの尼さんに言われた言葉です。

ずっと心に響きつづけているんです。



コメント (2)
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