メタボスパイラル

肥っているから運動不足+深夜の過食→肥る →運動不足→深夜の過食 どこまで行くんだ!メタボスパイラル!!

ルー・サロメ 善悪の彼岸 ノーカット版

2006-02-25 09:25:16 | 映画
ルー・サロメという女性が知りたくて見ました。
イメージとしては男心を惑わせる妖艶な才女

がっかりでした。
サロメ演じるドミニク・サンダは美人ですが妖艶さに欠ける  
男性陣も心を奪われる様な魅力がない 

特に38歳という設定の、かの哲学者ニーチェは
えー、なにー、お爺さんじゃん、て感じでした 

サロメは一流の知識人と交流し、多くの著書を残しました
一方で、その自由奔放さ加減はハンパじゃありません。
「結婚は甘い牢獄」と言い放ち、ふたりの男性との暮らしを望む。
それが哲学者のレーとニーチェでした。
男性達は嫉妬に苦しみ発狂したり非業の死を遂げたり・・

サロメは生涯誰にも縛られず世界中を旅し 
多くの男性達と浮名を流す・・

現代の自由な女性達の先駆者だったんですね 

ルー・サロメがどんな女性であったかの好奇心は満たされましが
どうして彼女があの様な思想を持ったのか・・
もう少し突っ込んで描いて欲しかったです。

監督は人間の本性と性の問題に焦点を当てたそうですが、
過激な性描写には辟易、気分が悪くなりました 

音楽はすばらしいです。
マーラー・シューマン・モーツアルト、グノー・・

男性たちはこの作品をどお御覧になるのかしら。

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5 コメント

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はずれだった・・ (ソフィ)
2006-02-25 10:14:23
他のレビュー見ても、あまりよくなかったみたいね。 私も写真見たけど、あまり魅力を感じなかったわ。
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コメント、TB有難うございます (キュブ零)
2006-02-25 12:16:33
あんさん、こんにちは!やはり、ノーカット場面はえげつなかったようで。自分も大体わかっていたので、あえてイタリア語版映画館に観には行かなかったです。今じゃ、目立たない作品ではありますが、自分が昔観たときはすごいカルチャーショックでした。

そう、ドミニク・サンダが、綺麗だと思っていただける作品、ルキノ・ビスコンティの『家族の肖像』昔の映画ですが、抵抗なかったらDVDまたはビデオで観てください。19世紀のデカダンスと言ったらビスコンティが究極ですから。またおじいさんのエルランド・ヨセフソンは故アンドレイ・タルコフスキー監督の『ノスタルジア』『サクリファイス』がお薦めです。監督の作品、人によって好き嫌いはあるけど、単館系マニアの間では未だに根強い人気ですので・・・。
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ソフィーさんへ (あん)
2006-02-25 12:27:38
もっとサロメについて知りたかったんだけど、監督と意見が合わなかったみたい(^O^)
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コメント&TBありがとうございました (MANAMI)
2006-02-25 12:48:51
もっと丁寧な人物描写があれば、もっと見応えのある作品になっていたのではないかと思うのですが...。ルー・サロメという題材そのものが面白そうなだけに残念でした。



性描写も、もう少し綺麗にできたでしょうに、何故?という印象が拭えませんでした。
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Unknown (マヤ)
2006-02-27 11:17:24
TBありがとうございます。

ディレクターズカット版や完全版がかならずしも素晴らしいかというとそうでもない、いい見本の映画でしたね。ご指摘どおり音楽はよかったです。
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