「ぼくは臨床より、研究が好きでね、神経科学と言う
未知の領域に興味があったんです。研究者になりたかった。
でも、この病気に出会ってから、どうしてもこの病気の患者さんを
治したいと思ったんです。水野先生と同じようにね。」
って、こんなふうに、患者さんのことを考えてくれている
先生ばかりだったら、少しは、救いがありますよね。
こういう先生の情熱のおかげで、治らない!!って
言われた病気も、治療方法が見つかって、
不治の病じゃなくなる!!
[story]
新年を迎え、さらに歩行が難しくなった亜也(沢尻)は、車椅子を
使うことに・・
新学期、亜也は学校から進路希望の提出を課せられ悩む。
一方、学校に呼び出された潮香(薬師丸)は、亜也の病気で
授業が遅れるなど、他の生徒にも影響が出ていると言われ
養護学校への転校を勧められる。
何とか、今のまま進学させたい潮香だが、水野(藤木直人)に
養護学校に行くのも、ひとつの選択肢だと言われ
一人で見学に行く。
そこで、水野に紹介された親子に会う。
中学のときに発症したというあすみは
「病気になったのは、不幸じゃないです。
不便なだけ」 と明るく言う。
そんな中、亜也は相談もなく、バスケ部を辞めてしまったことで
親友のまり(小出)に責められてしまう。
ヘルパーなどの活動をしていて、まだまだ日本は
車椅子の移動などで、不便を感じることが多い。
特に階段はほんとに困る。
「横浜市営地下鉄」の場合、乗るときに、車椅子で乗ると
駅員さんが、スロープを持ってきてくれて、地下鉄に
乗るまで手伝ってくれる。
その際、降りる駅を言っておくと、降りる駅で
また駅員さんが待っていてくれる。
電車と、ホームの間に段差がある場合は、大変心強い。
車椅子を押すときの注意であるが、まず、乗っている人の
手足に注意。
足がちゃんとステップに乗っているか・・(確認)
健常者(普通の人は)足が、地に着いていたら、自分で足をステップに
あげられるでしょ。でも、麻痺の人は、足が地についたままかどうかも
わからないので、そのまま車椅子を押すと、足をからめて
怪我や骨折につながる。
後は手。
手を、ひざの上に置かせる。なぜかというと
車椅子の車輪に指を挟んで、指が無くなった人も居る。
とにかく、健常者では考えられないことが起きるのだ。
だから、注意が必要。
後、止まるときは、必ず、ストッパーをかける。
この前、タクシーで、車椅子の方が、病院で下ろされ、
車椅子に乗せたまではよかったが、ストッパーをかけなかったので
坂道で、少しずつ下がり始めた。
私が気がついて、走っていったから、よかったけど、
あのまま、車椅子が下がって、次に来たタクシーにはねられたらと
思うとぞっとする。
一リットルの涙 第二回
もしも、自分の娘が、たった15歳の愛する娘が・・・
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一リットルの涙 第三回 病気はどうして私をえらんだの・・
15歳の娘に不治の病だと告知したくないという両親。15歳だからこそ
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一リットルの涙 第四回
「もうごめんね、って言うのはやめよう!」
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