
横浜中華街、市場通りの「華錦飯店」 (カキンハンテン)
当店のオープンは2014年12月。
隣接する鮮魚店が母体となり営む中国料理店である。
2月にはTVでも紹介され、いま中華街でも注目のお店で人気上昇中。
海鮮好きの私もここはぜひとも訪問してみたい。
某平日、友人とのランチで向かうが、まずは魚屋さんチェック。
情報によると、ここに並ぶ魚介から選び、隣の店で調理してもらうことも可能のようだが、
ざっと眺め、初回はお店のメニューからお願いしてみることにした。
タッチ式の自動ドアを開け入店する。まだ新しさの伝わる店内には中華系BGMが流れ、
ピークタイムを外したつもりだけれど、見ると先客も数組いて、なかなかの繁盛ぶりだ。
1階は6名用のテーブルが3卓との片側ソファのテーブル席というレイアウト。
ぐるなびによると、総席数は80席ということで、階上には円卓を有する個室もあるようだ。
私達に気が付いた店員のお姉さん(中国人)から声掛けを受け、
利用したのは1階、左手の片側ソファのテーブル席。
卓上には、醤油、酢、辣油、黒胡椒、ミニパックのからし、紙ナプキン、爪楊枝。
中国茶はステンレスポットを置いてくれるのでセルフで。
着座後にランチメニューのほか、グランドメニューをもらう。
平日のランチタイム、周りのお客様はリーズナブルな海鮮ランチから選ばれる方々が
ほとんどだが、せっかく中華街まで来たのだからと、私達は単品チョイス。
本日の注文は4品。グランドメニューから検討。
うち食べたいと思ったマテ貝を店員さんに聞くと、入荷がなかったのだろうか、
この日は提供不可とのこと。
まあ、仕方ないな。他にも魅力的な海鮮料理はあるから、一つずつ攻略しよう。
料理が出来上がるまでの間にどうぞ、とサーブされたのは、野菜の甘酸っぱい漬物。
同行の友人は夜の予定があるため、お酒は控え目に。
私は美味い海鮮をつまみに、一人飲みを決意する ( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
紹興酒はいくつか種類もあったが、最もお手頃なもので済ます。
常温、2合@800。徳利で登場した。
椒塩禾魷魚(ヤリイカの塩胡椒揚げ)@1,200
衣をつけ綺麗に揚げたヤリイカは、食欲をそそる色味で油切れもよく、そのままでも
柔らかいヤリイカの旨味と香ばしさを楽しめるわけだが、ここに風味豊かな
ピーマン(赤・青)、青唐辛子、かりかりの揚げネギチップ(油葱酥)がかかることで
さらに香りと食感がアップ。おつまみ力が倍増した。
(ノブロー) 鮮度の良いイカだで、うめえ。で、軟骨があるな。
豆鼓蛤仔(あさりの黒豆ソース炒め)@1,500
ニンニク、生姜を効かせ、あさりは小さめだけれど、喜ばしいのはふんだんに使われた
豆鼓に塩辛さがないことだ。コク深く、味がまろやかに仕上がっている。
(レンタロー) こん店、海鮮好きな管理人のツボをつく料理がたんとあるで。豆鼓炒めもうめえ。
蒜蓉北寄貝(活ホッキ貝のニンニクソース蒸し)@1,000
「温かいうちにどうぞ」
言葉を添えて、たっぷりのネギが嬉しいニンニクソース蒸しがサーブ。
活ホッキ貝は身もふっくらぷりぷり。
ニンニクの分量も丁度よく、ソースにしっくりと馴染み、主役のホッキ貝を引き立てている。
もちろん、ソースも完飲だ。美味しい!
葱絲牛百葉(センマイの自家製ソース掛け)@1,000
前菜でチョイスした料理がラストで登場。
下処理の完璧なセンマイの上には、たっぷりのもやし、ネギ、ニラ、赤ピーマンなど。
これも美味い。当店の自家製ソースは、円やかな中に旨味があって、好みの味。
野菜もたくさん食べれるし、さばっとご飯にかけて食べたいなあ。
美味しいので最後でもOKです。
お会計は、酒代を差引と、1人当たり2,000円(千円未満四捨五入)
※酒の追加があるため含むと自身は4,000円。
海鮮料理好きには、朗報の鮮魚直営店。
次の一人飯のときには、リーズナブルな築地直送の海鮮ランチを食べようっと。
華錦飯店 (カキンハンテン)
神奈川県横浜市中区山下町126-22
TEL 045-212-3853
営業時間/ 11:00~ラストオーダー23:00
定休日 無休
※横浜中華街満足度数は、4.3~5.0