
中国四川料理「天悠」 (テンユウ)
場所は駅を背に学芸大学駅西口商店街を進行した左手。
オーナーシェフは嶋典雄 氏。
同氏は「赤坂四川飯店」「天外天」「浅野」などで修業ののちに開業。
本を出版、また料理教室も開催されています。
店頭にも記していますが
化学調味料不使用、自家製の調味料にこだわり、有機野菜を積極的に使う
ヘルシーな中国料理が当店の特長。
入口近くには数台の自転車。このマンションにお住まいの方のものだろうか。
それとも来店客の? 横目に見ながら扉を開ける。
店内は細長い作りで左手にカウンター席、その奥に厨房。
ほかはテーブル席。
内装を見ると丸太にレンガ。中国料理店というより、ステーキハウスのような造り。
老朽化が目立つところにカウンター上には、調味料や皿が無造作に置かれ使用不可。
入店時、「いらっやいませ、こちらにどうぞ」
と声をかけてくれた男性スタッフさんは、その所狭しのカウンターに立ちっぱなしで
腰を曲げながら、春巻きの皮を広げ具を包んでいるのだ。
カウンターの中には女性スタッフ。両人ともにカジュアルな服装。
シェフは厨房と、この日は3人体制。
先客はゼロ。当初、昼時なのに大丈夫かしら?
と思っていましたが、後からお客様が4組来店。安堵。
各卓により違うようですが、私の座った2人掛けテーブル席の卓上には調味料等なし。
手をのばした棚に紙ナプキン、爪楊枝。
着座後、メニューとロゴ入り箸袋に入った割り箸、ティーポット(茶葉なし)、茶杯がセット。
注文をお願いするとメニューはさげられ、氷水をいただけました。
担々麺(ごま風味、ピリ辛麺)@945
受け皿付。 炸醤肉(肉そぼろ)、青菜、刻みネギ。見た目はいい感じです。
麺は細~中ぐらいの太さ。
若干縮れているようにも見え、舌触りもざらつく感じ。
もう少し滑らかな麺が良かったな。
肉そぼろの上には甜麺醤。 中華スパイスの香るスープは層をなしていて
ゴマの風味、辛味、酸味がさらりととした口当たりで融和している。 好きなタイプ。
一口飲むとピリッと。 飲み進めるにしたがい爽やかな辛さが広がり、
いつの間にか小鼻の脇には汗がじんわり。美味しい。
これが945円でいただけるなら、私は大満足♪
経年劣化した店内と、客席から丸見えの散らかりものが、どうも店の運気を下げている
ように思えてならない。もう少し小ざっぱりすると良いのになあ。残念です。
私としては、酸味を感じ取れる好みの担々麺がいただけたので
今度は辛さの段階を選べる麻婆豆腐を試しに再訪してみたいと思っています。
ランチ満足度数は、★★★☆(3.5)
中国四川料理天悠 (テンユウ)
東京都目黒区鷹番3-18-18 ロフティ学芸大1F
TEL 03-3760-5524
営業時間/ランチ: 11:00~14::30 (LO) ディナー:17:30~21:30 (LO)
定休日 木曜日
http://china-tenyou.com/ -店舗情報「HP」より-